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長期滞米研究者ネットワーク

管理人たちの日記

ラボ小咄

2004年03月30日 | Miso の日記
私は研究にラットを使っています。
かつてうちのラボはNYの某州立大学に所属していたんですが、そこでは基礎研究棟内ににラボがあり、動物室が建物の地下にありました。
基礎研究棟なので動物といってもせいぜいネズミか猿がいるくらいでした。
あ、あとゼブラフィッシュとか。
それで最近ラボがCAの某州立大学に引っ越したんですが、ここでは同じビルの中に獣医学科のラボがいっぱいあります。
なもんで動物室には鳥から犬からいろいろいます。
まあ動物はセクションで区切られているので、普段ネズミ以外の動物を見ることもなく、特に気にしていませんでした。
ところが、ある日ねずみを持って隣のセクション内にあるPrep roomに行こうとしたところ、そのセクションの入り口のドアのところに、”Cats in play”と張り紙がしてあります。
このprep roomはネズミに注射したりする際にみんなが使っている部屋なので、これは「逃がしたりしたら食べられてまうでー」というジョークに違いないと思い、とにかくドアを開けました。

にゃんこが座ってました。
10匹くらい。

下がって静かにドアを閉めました。

後で聞いたら、定期的に猫を部屋の外に出して広い廊下で遊ばせているんだそうです。しかしネズミを持って猫の群れの中に入るのはなんか嫌だぞ。
それからも時々、猫がにゃーにゃー鳴いている隣でネズミと格闘してます。


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