長期滞米研究者ネットワーク

管理人たちの日記

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グラント書き

2004年07月30日 | SE の日記
ようやくグラント申請書書きに当てる時間ができました。とは言っても、自分の実験をしながら、研究助手と院生の実験の指導をしながら、論文の校正しながら、その合間に少しずつ書いている状態ですが。(以上、日記がかけなかった言い訳です。)

空いた時間はどこにいても極力グラント申請書の構成を考えるようにしています。以前に読んだ本に「よいアイディアは徹底的に左脳を使って論理的に考えた後、ふとリラックスして右脳が活性化したときに出ることが多い。」というようなことが書いてありました。確かにコンピュータの前で思考が行き詰ったときに何かの用事で席を離れて歩いているときに良い考えが浮かぶような気がします。

なかなか助成金のページをアップする余裕がないですが、いくつかグラント申請指南書を読みながら申請書を書いているので仕事がひと段落したらまとめようと思います。


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Catch 22 ?

2004年07月29日 | SE の日記
日本語で言うと「堂々巡り」ということになるのでしょうか。例えば、運転免許をとるには教習所まで自分で運転していかなくてはいけないけど、そのためには免許が必要みたいな状況をさして catch twenty two と言うそうです。でも、辞書を調べても該当する表現が出てきません。なぜそういう表現をするのか今度友人に聞いてみますね。もちろんこの日記上で結果報告します。ご存知の方がいたらコメント欄でお教えください。

それから今日学んだ熟語を一つ。chip up。仕事等を「少しずつこなしている」と言いたいときに I'm chipping it up. と使うようです。これまた辞書に載ってません。。。

追記:「Catch twenty two」はJoseph Heller という人の書いた小説の題名からきているそうです。Babylon には載っていました。→「どちらに転んでも勝機のない不合理な状況」。




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PDF

2004年07月20日 | SE の日記
6月11日の日記に複数の PDF ファイルのテキストを複数の単語の組み合わせでサーチができたら便利だろうな、と書いたのですが、Adobe Acrobat であっさりできました。Edit/Search を選択し、サーチの範囲を All PDF Documents in/Browse for location でPDFファイルをまとめたフォルダに絞込みサーチしたい単語・文をテキストボックスに入力するだけです。こんな簡単にできるとは。。。

それから辞書ソフト Babylon で PDF 上の単語がうまく認識できないと以前の日記に書きましたが、それも Babylon の BabylonRPI.api を Adobe Acrobat の plug_ins フォルダに放り込むだけで解決するようです。

自分などが気がつくようなことはソフト開発者はとっくにお見通し、ということですね。


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出張 ~平常心~

2004年07月19日 | SE の日記
もう先週の出張から1週間が経ってしまいましたが、農務省でのプレゼンは肩の力が抜けていたせいかとてもうまくいきました。何かが憑依したかのように英語もスラスラ出てくるし、質問にも余裕を持って答えられるし、ジョークをはさむ余裕もあるし。やはり平常心が大事ですね。「売り込んでやろう。」なんて下心があると力を出し切れないようです。


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そを聞く話

2004年07月17日 | ばみら日記
停車場にそを聞きにいく、といったのは石川啄木であったろうか。ふるさとの日本語なつかし、というわけではないが、たまにテレビのニュースなどで 日本が話題になり、日本のニュースの吹き替えや街頭インタビューのシーンで、ちらっと日本語が流れることがある。料理の鉄人もアイロンシェフというタイトルで(そのままやんけ)アメリカでは人気番組となっており、これも冒頭で日本語がちょっとだけ聞こえる。ああ、もうちょっと聞きたいと思うばかりである。それでも日本テレビ文化の浸透やら、インターネットの発達やらで、日本語への欲求はそこそこ満たされてしまうところが21世紀なのであろうか。渡米直後、国際電話が通じるまで、日本語を一言すら話したり聞いたりすることのない3週間を過ごしたことを思うと隔世の感がある。もっともそれも一昔以上の話となってしまったが。

そんなある日、ローカルネタばかりやっているケーブルをつけてみると日本語が。それもえんえんと続いている。なんだろうとよく見てみると、近くの日本食レストランのCMである。韓国人のアルバイトが多く、韓国式のおじぎで迎えてくれるので微妙な違和感を感じる店である。日本語のナレーションは続き、下に英語でテロップがでる。日本人を対象に作ったのだろうか。でも、この界隈であの店をしらない日本人はおらんと思うのだが。。。カウンターの向こうに船盛り用の台がたくさんおいてあるのにメニューに「船盛り」がないなど開店以来、不思議な店であるのだが、また一つ日本人コミュニティーに話題を提供することになったのであった。


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くじらを食らう話

2004年07月16日 | ばみら日記
週末近くの博物館に足を運んでみた。公立の博物館は無料のところが多い。ワシントンDCのスミソニアン博物館群も(公立かどうかは知らないが)無料である。アメリカのサイエンスの層の厚さはこんなところにも一因があるのかもしれない。夏休みということでいろいろ特集をやっていた。ボランティアのおにーさん、おねーさん、おじさん、おばさんがたくさん出ていて、子供相手にいろいろ実演したり説明したりしてくれている。一般市民にもサイエンスに関心のある人が多い。かつてスキーゲレンデでリフトに乗り合わせた人に問われるままゲノムプロジェクトの3分間レクチャーをしたこともあるし、メキシコへの飛行機で乗り合わせた人にはトランスジェニックマウスの解説を着陸まで続けたこともある。こういう人たちが休日に無償で次世代のために労を惜しまない、アメリカの草の根の底力を思い知る機会でもある。

さて、件の博物館の特集の一つは「くじら」であった。大きな骨格標本が展示されたその脇で「くじらクイズ」が行われていた。「おぼれるくじらもいる」これは正解。「くじらは海の底でねる」これは間違い。そんななかで、「日本ではくじらは食用に盛んに利用されている」、正解、というのがあった。これは間違いである。とんでもないことである。利用されて「いた」ならば正解である。「あんたらの政府が前世紀後半に不当に捕鯨禁止を強要してからは、この答えは間違いが正しいのだ」とボランティアのおねーさんに詰め寄る衝動を抑えるのに必死であった。最後のクイズ「くじらの最大の敵はシャチである」、間違い、それは人間、に至っては、日本人はいまだにくじらを食べ続け、くじらは絶滅の危機に瀕している、という論理的思考へことを運びたいのかと思えるような設定である。だいたい、ペリーが開国をせまったのだって日本をアメリカの捕鯨船団の基地にするためだったのに。自分の都合でよその国の文化をいじりまわすのはここ200年ほどのこの国のお家芸ということになるだろうか。日本に帰れば食べられる、と我慢しているものは多々あるが、あの給食で楽しみだった「鯨のたったあげ」を味わう機会が永遠に失われてしまったことは大変残念である。


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出張 (続)

2004年07月13日 | SE の日記
今日は企業でのプレゼンでした。久しぶりのプレゼンだったので舌がうまく回るか心配でしたが、なんとか無難にこなせたと思います。出席者は主に研究員で発表に興味を示してくれ、3時間に及ぶ会議で有意義なディスカッションが出来ました。今後会社内の他の部局との会議が重ねられ共同研究が成立するか検討されます。数週間後には結果が出るようですが、ここから先はこちらは何も出来ずただひたすら待つのみです。どこまで先に進めるかわかりませんが、特許申請といい企業との交渉といい、よい経験になっているのでそれだけでも良かったと思います。ここがだめならまた他の企業をあたる予定です。

We'll see what's gonna happen...

昼食後インディアナポリスからデトロイト経由でアイオワ州エイムスに移動し、ホテルでこの日記を書いています。明日は農務省でのプレゼンです。こちらはすでに進んでいる共同研究の打ち合わせなのでちょっと気が楽です。


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出張と会議

2004年07月09日 | SE の日記
この週末は某企業と農務省でプレゼンテーションをするための出張に行ってきます。今週はそのプレゼンの準備と泥縄実験に追われていましたが、今になってようやく形になりました。企業でのプレゼンは初体験です。「売り込み」ですのでプレゼンでの言葉の選び方が学術発表とは異なりますしその後の会議での話の進め方など初体験のことも多いので今から緊張気味ですが、せっかくの機会なので大いに楽しんでこようと思います。戻ってきたらその時の様子を報告します。あまりにダメだったらなかったことにしてしまうかもしれませんが、報告がないときはそういうことだったと察してやってください。

それから今週はカリキュラム編成のための会議に出席しました。新しいカリキュラムがどのように作られ実行されていくのか興味津々です。飛び交う会話の中にタイミングよく飛び込むのは至難の業です。逡巡していると自分の発言したい内容から離れていってしまいますし、かといって他の人の話をさえぎるのも新人には思い切りがつきません。ま、そのうち慣れるでしょう。


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長期滞米に必要なもの?

2004年07月07日 | SE の日記
って、大層なタイトルですが、今日美味しいメキシカンレストランを見つけてふと思ったんです。アメリカの食事がどうにも口に合わない人は長期滞米は辛いでしょうね。

アメリカの食事って、素材の味をあますことなく引き出す隠してしまうような味付けが多いですよね。自分は比較的味に無頓着(←渡米直後2ヶ月間ハンバーガーとホットドッグだけで過ごした人)なのでサバイブできますが、日本食へのこだわりが強い人は少しの滞米でも辛いようで、知り合いの研究留学者は町中のレストランを片っ端から食べ歩いて好みに合うところを一生懸命探していました。

自炊しても素材が違うから微妙に味が違っちゃいますしね。南カリフォルニアに居たときは日系スーパーが何件もあって大抵のものは手に入りましたが、テネシーでは厳しいです。こちらの味付けに慣れてしまって味覚が麻痺してしまうのではとちょっと心配になってきました。長期滞米となると味覚だけじゃなく健康面も心配です。一時帰国で日本食の毎日を過ごすと日本人の寿命が長い理由がよく分かる気がします。いろいろな山のもの海のものを旬にあわせて食べるのがいいんですよね。。。

そんな素敵な日本文化に、分厚いビーフにかぶりつきながらジャックダニエルで乾杯。_| ̄|○
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高い買い物

2004年07月03日 | SE の日記
Not quite shipshape (Nature (2004) Vol.429, No6994, Page789) 

統合国際深海掘削計画(IODP)によるライザー掘削船(ship)の運用がうまくいっていない(not shipshape)という記事です。Shipshape って「きちんとした」って意味なんですね、勉強になりました。ちょっと気になって読んでみました。

ライザー掘削船は海上からドリルを伸ばして海底を掘削し、「地球の気候変動史を再構築したり、プレートテクトニクス、火山活動、地震、海水面変動や生命の進化についての理解を深め」るためのもので、その建造には600億円かかり、さらに維持費には年間60億円の費用がかかっているそうです。世界最大、最良の掘削船で今まで重要な業績をあげてきたようですが、問題なのは現在その利用のための研究予算が充分に割り当てられておらず大変な研究費の無駄遣いになっているのではないかという記事でした。記事では日本の研究全体にそのような傾向があると指摘しています。そんなに高い装置を使ったことがないのでわかりませんが、実際のところどうなんでしょうか?

そのすぐ後の記事、PhD-club or history? はデータ捏造が見つかって博士号を剥奪された人の話でなかなか興味深い記事でした。
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