まにあっく懐パチ・懐スロ

古いパチンコ・パチスロ、思い出のパチンコ店を懐古する
(90年代のパチンコ・パチスロ情報がメイン)

くわまんのパチ☆パチ★パラダイム(2005年12月放映分)

2017-04-20 23:40:31 | 懐かしのパチンコ・パチスロTV番組

ビデオライブラリーの整理中、また興味深い映像が出てきたので紹介したい。
さほど古くはないが、約12年前の2005年に録画しておいたパチンコ番組だ。


残念ながら、デジタル変換用機材が不調の為、映像キャプチャーはできないが、
文章のみでもそれなりの「資料価値」はあるハズ。今後、物好きな方がネット
検索をかけた際に引っかかるよう、備忘録も兼ねて残しておく。


★番組名「くわまんのパチ☆パチ★パラダイム」
(東京MXテレビ系列)⇒関東ローカルだったのかな?他地域の方はご勘弁を…。


★録画時期:2005年(平成17年)12月

⇒正確な放映日時は不明だが、番組終了直後に「東京10K・クリスマスラン2005」
というMXのチャリティーマラソン大会(2005年12月23日開催)のCMが入って
いたので、2005年12月放映分と推測できる。

⇒本番組は東京MX系で「毎週金曜、深夜26:30OA」だったの事(どエラく
深夜だったな…)。司会は、ラッツ&スターの桑野信義氏(くわまん)が担当。


★録画内容(番組途中から録画)

「PS NEWS」というコーナーで、女性レポーターの金子絵里がパチスロ
4号機の新機種発表イベントの模様をリポート(当時はパチにあまり興味なく、
週末の暇潰しにダラダラ見ていただけだが、スロ関連の映像が出て来て、急遽
録画を開始した…という心理状態が推測できる)。主役となった台は、サミー
「アラジン2エボリューション(アラエボ)」(2005年、アラジンシリーズ
最初の液晶搭載機)。来場者が実機遊技する模様の他、記念グッズの紹介も。
筐体型の貯金箱、登場キャラ(アラジン、ローズ、ハミル)のクッションや
ぬいぐるみ、着信時にリールが回って光る筐体型の携帯用アイテム、ライター
(側面スライド式/筐体型/押すとLEDが光るタイプ)。続くスタジオトークで
MCくわまんが「横浜アリーナだぜ!」と興奮していたので、イベント会場は
横浜アリーナだったと思われる(イベ当日、ミュージカルも上演されたとか)。
因みに、スタジオトークのメンバーはMCくわまんの他に、八幡あつこ(当時
グラビアアイドル、後に広島東洋カープの石原捕手と結婚)、金子絵里(上記
イベントレポートを担当。コチラも、当時グラビアアイドル、モデル。現在は
結婚して子供もいるとの事)、BOSS(元パチマガ攻略軍団リーダー、OA当時
攻略誌「パチスロ攻略マニアックス」在籍。今も熱烈なファン多し)、そして
ブリザード中川(テレビ東京「TVチャンピオン」パチンコ選手権で優勝。OA
当時は攻略会社「KO企画」所属)の計5名だった。


⇒レギュラー陣が最新台を打って対決する「VS(バーサス)ニューマシーン」
コーナー。参加者4名(八幡、金子、BOSS、ブリザード)による「ビッグ早当て
対決」。先にビッグを引いた者から勝ち抜けとなり、最後まで引けなかった1名が
罰ゲーム。この日の対決機種は、サミーの「ウルトラマン倶楽部ST」(20インチ
ドーナツビジョンによる美麗な液晶画面を搭載。ウルトラマンやウルトラセブンが
怪獣と対決する演出や、双六のようにリール窓の外周をグルグル回る、ルーレット
演出などが特徴。個人的には新宿駅南口「アラジン」2Fでよく打った)。ロケ地と
なったパチ屋は、JR大森駅の「シンフォニー」。試合展開は、いきなり八幡が対決
演出(「高確率モード中」画面)からイカルス星人を倒してボーナス確定させるも
バケ。その後、ブリザードとBOSSの男性2名が、早々にビッグを引いて勝ち抜け。
女性同士の対決となったが、金子が対決演出無しでいきなりボーナス確定の画面を
出し、青7を3つ揃えてビッグ。結果、八幡えつこが罰ゲームに。このコーナーで、
過去に一度も罰ゲームを食らったことがないという八幡は、激しく落ち込む。続く
スタジオトークでは、罰ゲームを何にするかが話題となって、BOSSから「公称の
スリーサイズが本当か検証したら?」とツッ込まれる場面も。結局、八幡の体重を
抜き打ちで測定する事となり、本人は当初激しく抵抗するも、シブシブ承諾。番組
エンディングで、視聴者に体重公開する事に決まった。


⇒続いて、「教えて!ティーチャー」のコーナー。「ティーチャー伍井」と名乗る
ガタイのよい男性が講師を担当。パチ・スロ初心者のギャルたちにレクチャーする
内容。生徒役は、伊藤あい(当時グラビアアイドル)、田中かおり(同)、そして
まだブレイクする前のはるな愛(もはや説明不要か)の計3名。この日のテーマは、
「パチスロ、良い台を探そうPART1」。パチスロには6段階の設定がある事、皆が
6の台を探して勝とうとしている事、しかし設定は外から見えない以上、立ち回る
知識やコツが必要である事など、基本中の基本を説明。だが、肝心の具体的内容は、
「来週に持ち越し」となってコーナー終了。


⇒ここでCMが入る。番組スポンサーKO企画のイメージCM。OL、学生、主婦、ギャル、
作業員、看護師、板前、おばさんなど、様々な人の顔が次々アップになり、右から左へ
次々と「伝言ゲーム」の要領で何かを伝えていく。そして、少し太川陽介に似た男性が
満面の笑顔でカメラ目線で映った後、「コミュニケーションを大切にするKO企画」の
テロップでCM終了。今となっては「色んな意味で(真意は各自でご理解を…)」貴重な
映像といえよう。


⇒CM明けのスタジオトークでは、視聴者からのハガキを紹介。ブリザードの大ファンと
いう女性から、「思い出の機種はありますか?」の質問が。ブリザードは「大花火」
答える。その理由は、液晶主体の台が増えている中、リーチ目やリール制御や目押し等、
スロ本来の楽しみが詰まっていたから、とのこと。MCくわまんが同じ質問をBOSSに
ぶつけると、「スーパーバニーガール」辺りを挙げると思いきや、「俺、『思い出の
キス(機種⇒キス)はありますか?』って聴こえた」とまさかのボケに走る。すると、
八幡も「そう聴こえた」と同意、二人で妙に盛り上がる。その八幡は思い出の機種を
「ふたごっち」と回答。出演者の大半が「?」の表情を見せる中、BOSSだけ「ああ、
ふたごっちか~、あったね!」と感慨深げに反応、またも両者で盛り上がる。因みに、
ふたごっちは、ニューギンから1997年に登場した3回権利物。先行機「テキーラ」の
再販Ver。BOSSが「確か『たまごっち』から取ったネーミングだったね」というと、
「たまごっちは96年でしたね」とブリザード。約8年前の古い機種を挙げた事に、MC
くわまんが「あなた、今おいくつ?」と冷やかすと、八幡は「私、年をごまかしている
訳じゃないですよ」とキッパリ。確かに、当時の八幡は26歳で、8年前だと18歳。一応、
パチンコしても問題の無い年齢である。因みに、くわまんの思い出の機種は、子供の頃、
友達の親がパチ屋をやっていて、そこで打った手打ち台。機種名までは判らないとの事。


⇒ハガキ募集の告知などの後、エンディング。最後は八幡が控室で体重測定。体重計に
乗る前、「服を着て測るから」「さっき、お腹いっぱい食べたから」などと、あれこれ
言い訳する八幡。そして、測定値が画面に大写しとなり、「〇〇kg(数値は伏せる)」
と表示。自分から見れば、十分痩せている値だと思えたが、本人は「もういいでしょ、
もう終わり~」と、最後まで大焦りであった。


因みに、スタジオトークで盛り上がる出演者の背後には、オブジェ的に実機が何台か
飾られていた。確認できたのは、サミー「獣王」、アルゼ「ガッツだ!!森の石松」、
三洋「CR新海物語M56」、SANKYO「ボンバーパワフル」、アルゼ「アレックス」。
「ガッツだ」は割とお気に入りで、小田急線・町田駅前の「ダイマツ」跡地に出来た
「グランドフォーユー」って新規店でも一時期よく追ったな。評判こそイマイチの店
だったが、奇跡的に(?)勝ちを拾い続けた。あっという間に閉店となり、その後は
オリパサになったんだよな。そのオリパサでは、「南国育ち」のバタフライをアツく
追っていた事を思い出す…。


(「くわまんのパチ☆パチ★パラダイム」の項、了)