田端文士村記念館がリニューアルオープンしました。
本学の十条台キャンパスと本部がある東京都北区が運営する田端文士村記念館。そのリニューアルオープンにともなう内覧会のご招待を受け、行って参りました。
芥川龍之介を勉強の対象とする小生にとりましては、大変に大切で重要な文学館であり、これまでに幾度もご助力を賜って参りました。今回の目玉は、戦災で焼失した芥川龍之介の旧居をジオラマで再現すること。館の方々、とりわけ担当学芸員と製作会社（工房panorama）の執念が結実した本当に素晴らしい出来映えでした。芥川龍之介に関心をお持ちの方は是非とも館を訪ね、このジオラマを間近で見ることをお奨めします。できれば、その際には、双眼鏡などを持参されると良いでしょう。細部にまでこだわったそのひたむきなご努力を、そのような方法で触れることによって、私たちは知ることができるでしょう。
もちろん、他の展示物にもさまざまな工夫が施されており、学芸員資格の取得を目指す学生さんたちにも、１度は訪ねてもらいたい文学館であると思っています。
＊写真は、ジオラマを撮影して作成した絵葉書です。館で販売しています。
上の写真には、芥川龍之介と３人の息子さん（比呂志、多加志、也寸志）が写っています。みつかりましたか？
