入力プログラムの切り替え時における Head Up Display の表示

　今更といえば今更なんですが、最近あらためて「ことえり」の使い方を学んでいます。シフト＋左右矢印キーで変換候補文字の長さが調節できるなんて今頃になって知りました（笑）。例えばこれまでは「おんもらき」を変換しようとしても「尾んもラキ」等になってしまっていたんですが、シフト＋右キーでちゃんと「陰摩羅鬼」が変換されます。っていうか「陰摩羅鬼」が当然のように辞書に入ってるなんてマニアックすぎるぞことえり！！！

　そんなことはさておき本題に。ことえりでは入力プログラムをコマンド＋スペースキーで切り替えることができます。複数の入力プログラム（ATOKやかわせみ）を使用している方やUSキーボードをお使いの方ならお馴染みのショートカットコマンド（？）らしいのですが、JISキーボード万歳派な私は今日までそんなことは全然知りませんでした。で、そのコマンド＋スペースという操作をするとSnow Leopardではこのように↓ポップアップが出て来るんですが…



　（ちなみにこれは Head Up Display（HUD）というそうです。また一つ勉強になりました）

　このポップアップが、私の環境下では何故か出てこなかったんです。コマンド＋スペースを押すとメニューバー右隅の「A」「あ」は切り替わるもののポップアップは出なくて、更に何故か「ア」も出ない。オプション＋コマンド＋スペースではちゃんと三種類が切り替わるのですが、コマンド＋スペースだと二種類しか切り替わらなくて、なぜかポップアップも出ない。

　出ないとなると出したくなるのが人情というヤツで、環境設定の「キーボードショートカット」の項目のチェックをつけたり外したりを繰り返しているうちに何故だか突然フッとポップアップが出て来るようになりました。

　さて、出るようになったらなったで今度は以前のように出るのをやめさせたくなりました（なんてワガママな私…）。ところが今度は表示させない方法がわかりません。あれこれやっているうちに、シフト＋コマンド＋スペースの挙動が以前の挙動に近いことがわかりましたが、以前はシフトを押していた覚えは全くないのです。ターミナルコマンドを打てばHUDの機能をオフに出来るらしいんですが、もちろんそんなことをやった覚えもない。うにゃにゃにゃにゃ。

　結局ポップアップを非表示にする方法はいまだにわかりません。といっても私は「かな」キーと「英数」キーで切り替えるので普段使いには全く差し支えはないんですが（なんせ今まで知らなかったくらいなので）、以前の挙動に戻せないというのはなんとも気持ち悪いんですよねぇ…。

　（更に色々やっていたら、「コマンド＋スペース」を押した後でキーからさっと指を離すと以前の挙動に近い感じになることがわかりました。でも以前は押しっぱなしでもポップアップしてこなかったんだよなぁ…？ 謎です）



＜追記＞
　HUDについてmutaさんに補足して頂きました。ありがとうございます～。