住職日記

瀬戸内海の島にある寺の住職の日々の日記です。

仏縁を通じて

2009-03-11 | 追善

 

 本日は午前中丸下家の葬儀を勤めた後、寺に帰り「御詠歌水曜会」の月例会を勤め、その後丸下家の開蓮忌・初七日。納牌を勤めました。

 夜、故人のお孫さんから丁寧なメールを頂戴いたしました。

 行間に故人の曾孫さんたちがこのご縁を通じて成長した面を感じられたとの一文がありました。

 私も同様の経験をしたことがあります。

 「四苦八苦」の一つである「愛別離苦」を経験するとき、そこには悲しみとともに故人との「縁」を深く感じることになります。

 そして、この「縁」を深く感じると「報恩」という新たな思いが生まれてまいります。

 悲しみの中にもお孫さんと曾孫さんの親子関係には故人とのお別れを通じてとても大事なものがきっとお互いに感じられたと思います。

 今日はとても素適な話をお知らせいただき、この場を借りてお礼を申し上げます。

 ありがとうございました。感謝尽々

 丸下家の皆様の身体堅固、諸縁吉祥を念じます。

 

 夜はお経の会を勤めました。昨年9月より味読してます「大悲心陀羅尼」を本日の会をもって無事終えることができました。

 来月から「舎利礼文(しゃりらいもん)」の味読を始めます。

 さて、お経の会では読経、経典の味読を終えて後に会員の皆さんと一緒にお茶をいただきます。

 今日はあるお菓子を皆さんに召し上がっていただきましたが、このお菓子にはいろいろと因縁?があることをお話しさせていただきました。

 この話は皆さんに結構うけたようで・・・

 ある会員さんから、この因縁話をブログに書いたらとの提案がありました。

 ヒントは「山陰銘菓」ということまでにさせていただきます。合掌

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