継承
2009-02-15 | 追善
昨日に引き続き、今日も暖かい1日でした。
夏に向けて実をつける木々にも綺麗な花が咲いています。
午前中、森下家の追善供養を勤めました。施主の息子さんにはいつも寺の行事等でお世話になっています。
また、本日は昨年誕生した曾孫さんもお孫さん夫婦とともにお参りされました。
健やかな成長をお祈りいたします。
昨日、本日お供えする塔婆に故人の戒名(先代住職が授与)を書き記している際に読み方について漢和辞典を調べていますとまさに故人の生き方そのものであるとの思いを持った次第です。
そしてこの道念が次代にしっかりと継承されていることを深く感じました。
本日もお勤めしたお経の修証義のなかに『発菩提心(ほつぼだいしん)』という言葉があります。
これは「利他行(菩薩行)」の基本となる心の持ち方であり、そして実践へとつながるとても大事な仏教の教えです。
『利他』とは読んで字の如し、他を利すると言う意味です。
森下家の皆様には本日はいろいろと心配りをいただきました。この場を借りて衷心よりお礼を申し上げますとともに皆様の身体堅固、満福多幸を念じます。感謝尽々
明日からまた気温が下がるとのことです。寒暖の激しい時期には風邪をひきやすくなります。
皆様くれぐれもご自愛下さいませ。合掌