2)各地で食べたエチオピア料理
北端の町アクスムの食堂で食べた料理は「ミックス」と呼ばれるもので、インジェラの上にラム肉と数種の野菜がのっていました。栄養バランスのとれたメニュー、これでたったの100円です。
旧都ゴンダールで食べた料理は、小さな土器の鍋に挽いた豆が入っていました。豆はアツアツに煮立っており、 冷めないように少しずつインジェラにかけて食べます。体が温まりました。
・石窟教会の町ラリベラの家庭で夕食をご馳走になりました。インジェラに唐辛子ソースを塗って食べました。
この辺りの家では食卓に肉がのるのは希、通りすがりの外国人に精一杯のもてなしに感激しました。
アジスのレストランは、旅行ガイドにも掲載されている店でエチオピアの民族ダンスを見ながら食べることができます。
この店のインジェラは、外国人にも合うように味付けされてました。天井には装飾が施され、食卓の台もすばらしく、
流石、首都の一流レストランといった趣がありました。
国土の大部分を占めるアビシニア高原は表面を岩盤層が被っており、農業には適さない土地。
痩せた土地でも比較的よく育つテフの栽培が広まり、インジェラを主食とするエチオピア料理が生まれたそうですが、最近、エチオピアの食文化にも変化の兆しが現れてました。
アクスムの町で観光案内をしてくれた三人の子供たちに、食堂で夕食をご馳走したのですが、インジェラよりもパスタを食べたいと言われました。
「パスタ!?この田舎で・・」一瞬我が耳を疑いました。調べてみると、かってイタリア軍がエチオピアを占領しようとして、この地に駐留したことがあり、地元の人にイタリア料理が伝わり、今では店の人気メニューのひとつになっています。
今回はエチオピアの代表料理であるインジェラの紹介をしていただきました。
ご高配に心よりお礼を申し上げます。感謝尽々
次回の便りも楽しみにしています。合掌