冷え込んできました。
例年に比べれば気温は高いとのことですが、昨日と比較すればかなり寒くなりました。
今日は明日の初寅祭の準備を「洗心閣」において行いました。
通常、こちらの伽藍(建物)は尊宿(寺院関係の賓客)をお迎えする建物ですが、御祈祷を勤める場合はこちらで勤めます。
こちらの本尊は「三宝荒神(中央)」です。檀信徒の方々は通称「鎮守さん」と親しみを込めて呼称されます。
本来初寅は毘沙門天の法要をいいます。勿論、洗心閣には三宝荒神の向かって左側に毘沙門天をおまつりしています。
先々代住職の際に建立され、70代後半の方々の中には受験、運動会等の前にはこちらで心願成就の御祈祷を受けた方も多く、現在でも受験生の合格祈願の御祈祷を勤めることがあります。
明日も皆様の心願成就を祈念し、法要を勤めます。
会場の準備も整いました。
上記の写真は明日導師が読誦する「大般若理趣分」です。訓読となっておりますが、最後まで読誦するのにはかなり早く読んでも1時間余りかかります。
その間にお参りの皆さんは太鼓に合わせて般若心経を繰り返し読誦いたします。
以前、回数を数えた方の話では70回余り繰り返したとのことです。
なお、明日の太鼓は河淵さんにお願いしております。
宜しくお願い申し上げます。
こちらが祈祷札です。法要を勤めた後、1月20日前後に檀信徒の皆様にお送りする予定です。
明日は多くの皆様がお参りいただきますよう、謹んでご案内申し上げます。合掌