ブルースカイⅢのブログ

gooブログを新設し、田舎の自然、風土、日常の出来事を
発信して行きます。今後とも、宜しくお願い致します。

【 石見の桜展 】出展:その2

2019-03-16 08:00:00 | 写真
こんにちは!

今日は、前回紹介した石正美術館で開催される

「石見の桜展」出展:その2を紹介します。


私の地元には、1300年の歴史を持つ

「石州和紙」があります。

この「石州和紙」は、ユネスコ無形文化遺産

にも登録されています。


私は、以前から石州和紙に風景や植物、さらに

石見神楽などをプリントして写真展などで

発表して来ました。


今回、「石見の桜展」でも石州和紙に桜を

プリントしたものを出展しました。

普通、和紙に写真がプリント出来るの・・・?

と、よく言われますが、それがどのような

ものなのか、ご覧頂きたいと思います。


では、どうぞ。




< 宵糸桜(よいいとざくら) > 写真

                「糸桜」とは、枝垂れ桜の別名です。
                撮影場所は、石正美術館の中庭です。
                夕陽が沈んだ宵に糸桜のライトアップ
                が、行われました。

                ブルーモーメントを背景に、糸桜が
                浮かび上がって、なんとも言えない
                美しさでした。






< 宵糸桜(よいいとざくら) > 石州和紙プリント

                 これが、石州和紙にプリントした
                 宵糸桜です。
                 和紙は、写真用紙と違って光りの反射
                 がありません。

                 ですから、和紙の色合いがレトロ感や
                 和やかさを醸し出します。






< 一夜の宴(いちやのうたげ) > 写真

                  この桜は、「佐々木桜」と言います。
                  推定樹齢は、350年でエドヒガン桜
                  の老木です。
                  地元の有志が集まって、一夜限りの
                  ライトアップを行いました。

                  ライトを浴びた桜は、まるで悠久の
                  宴を開いているようでした・・・。






< 一夜の宴(いちやのうたげ) > 石州和紙プリント

                  和紙プリントは、カラーよりモノクロ
                  が映えます。
                  下の写真は、カラーですがモノクロに
                  近い色合いとなっています。
                  写真サイズは、A1で印刷しています。

                  この写真は、和紙の良さがよく表れており、
                  プリントには大変満足しています。





いかがだったでしょうか・・・。

和紙は、写真用紙と違い表面に色んな

コーテングはしてありません。

そのまま、直接和紙にインクを吹き付

けます。

ですから、細かい所まで描写することが

出来ます。


実際、目の前で和紙プリントの写真を

ご覧頂きたいのですが・・・。


この「石見の桜展」は、3月26日から

4月12日まで「石正美術館」にて開催

されます。

お近くの方は、是非お越しください。


それでは、今日はここまでです。

Good bye !