ブルースカイⅢのブログ

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発信して行きます。今後とも、宜しくお願い致します。

【 出力200万kw発電所見学 】

2019-03-15 07:30:00 | イベント
こんにちは!

先日、近くにある中国電力(株)三隅発電所の

見学に行って来ました。


この発電所は、石炭燃料の火力発電所ですが、

発電量は一基で100万kwです。

商業運転開始時は、火力発電所としてはズバリ

日本一でした。


現在、2号機(100万kw)の建設が行われ

ていますが、これが完成すると1号機と合わせ

200万kwの発電を行います。

一ヶ所の発電所で、200万kwはちょっと

他にないかも・・・。(◎_◎;)


この日は、2号機建設に伴う工事経過の説明会

があり、参加して来ました。


では、その時の様子をご覧下さい。





< ① > 中国電力:三隅発電所は、商業運転から
      今年で21年となります。

      現在、1号機のみで運転していますが、
      昨年から2号機の建設が始まりました。







< ② > ここは、発電所正面です。

      右側に入り口が見えますが、ここは
      「ふれあいホール」となっています。

      私は、毎年11月にここで写真展を
      開かせて貰っています。

      使用料は、無料です。
      ホントに有難いことです。







< ③ > 左側の高い建物は、タービン及び
      ボイラー母屋です。

      この母屋の高さは、なんと80m
      もあります。
      これから、屋上に上がって行きます。







< ④ > 母屋内に入って来ました。

      正面に見えるのは、蒸気タービンです。
      高圧及び低圧タービンが運転中ですが、
      音はさほど聞こえません。

      このタービンの後部に発電機が直結され、
      100万kwを発電します。







< ⑤ > 母屋の屋上にやって来ました。

      目の前には、高さ200mの煙突
      や排気ガスの煤煙処理装置などが
      見えます。







< ⑥ > 眼下には、2号機母屋の土台建設
      の様子が見えます。

      現在、地盤強化の為のくい打ち
      が進行中ですが、この日は土曜
      で作業はお休みでした。







< ⑦ > この日は、ちょうど石炭船が着岸中でした。

      オーストラリアから、発電所の燃料に使う
      石炭が陸揚げされていました。

      その手前は、使用済みの灰処分場です。
      ここも一部埋め立てて建設資材置き場
      になる予定です。






この発電所の2号機の完成は、2022年と

なっています。

現在、原発が殆んど停止しておりますので、

火力発電所の稼働が期待されています。


しかし、CO2の温暖化による規制は、パリ

協定でもさらに厳しくなっています。

よって、環境への配慮も一層重要視されます。


住みよい地球の為にも、温暖化はこれ以上

進めてはなりません。

今後は、発電所もかなり厳しい環境対策を

迫られます。


でも、電気は私たちの生活になくてならない

ものです。

各電力会社も大変でしょうが、是非とも頑張

って欲しいものです。


それでは、今日はここまで。

See you again !