シーティングシステム研究会

良いシーティングを普及させる目的で年に5回の研究会を開催、また基礎コースを開いています。

円背がある方に向けての注意追加

2009-06-17 | Weblog

※ 円背がある方の採寸が難しいと思います。セラピーベンチなど平らなものを壁につけます。ユーザー様の背を壁につけて座っていただき、骨盤を採寸者の両手で支え、コントロールしながら「これくらい起こせそう、これくらいなら長く座れそう」という所でベンチに接している臀部最後端までを測って下さい。(二人で採寸しないとちょっと無理かも)
※ 参考のために臀部最後端から壁までの距離も記入してください。(これが座りやすい椅子の座背角度の参考値となります。)

27日の集合時間

27日の集合時間は午後9時半から始まります。受付は午前9時からです。準備の関係でそれ以前は会場にはいれますが、お待ちいただくことになるかお手伝いいただくことになります。よろしくお願いします。


【0921B001】 座を考える -車いすといす- のご紹介

2009-06-16 | Weblog
直接に研究会の案内ではありませんが、以下の講座を予定しています。
皆様のご参加をお待ちしています。
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/course/detail/0921B001/
【0921B001】 座を考える -車いすといす-


実施日 2009/07/13 ~ 2009/08/03 曜日 月
時間 18:30~20:00 定員 30名
キャンパス 飯田橋キャンパス 教室
受講料
7,300円 単位 1 単位

講座の説明
人は立位歩行を獲得して手を自由に使えるようになりましたが、自由な肩甲骨の動きを獲得し、左右対称的な下肢の骨格となり、腰椎は前彎して腰仙部に大きな負担がかかるようになりました。そのため休息が必要になり、人は座位をとります。座位は、下半身を休息させながら、作業や食事も可能な姿勢ですが、骨盤は後傾し、脊柱は後彎して立位に比べると上半身の負担は大きくなります。歩けない人は車いす座位をとり続けざるを得ません。これに伴い下半身は単純に体重を座面(シート)と背もたれ(バックサポート)や床を通じて体重を伝達する役割となってしまい、左右の非対称、脊柱や骨盤の変形など問題が起こってきます。これを解消するため。シーティングという座位姿勢調整を行います。身体運動の専門、工業デザインの専門家からのシーティング講座です。

*2・3回目は、いすや車いすの実物を使ってご説明します。

講座スケジュール
回 実施日 講座内容 担当講師
1 2009/07/13(月) 歩行で発達した骨格・様々ないすと座<大津> 大津 慶子
2 2009/07/27(月) 車いすとデザイン<光野> 光野 有次
3 2009/08/03(月) 車いすの適合とクッション<大津> 大津 慶子

対象者
一般向け、専門家向け(作業療法士、理学療法士、看護、介護、ケアマネジャーなど)

講師
大津 慶子(おおつ けいこ)

【プロフィール】
本学准教授、理学療法士。
本学健康福祉学部理学療法学科准教授、理学療法士、姿勢と生活環境をテーマに研究。シーティングシステム研究会を日本医療科学大学木之瀬教授と主宰。
光野 有次(みつの ゆうじ)

【プロフィール】
工業デザイナー、パンティーラジャパン株式会社 代表取締役。
障害児・者のための道具つくり、でく工房を友人たちと創立。1983年長崎県のs重症心身障害児施設みさかえの園むつみの家「機器開発室」勤務。1985年スエーデンにて福祉用具と社会福祉システムの調査研究、その後無限工房を開設、2003年より現職。

93回参加者の方に

2009-06-09 | Weblog
いよいよ二週間あまりになりました。今回Bコースはレーサーの座席を作っている方の参加もあります。

現在使われている車椅子と寸法値にあった安定した座面と背もたれの製作とカッターを使って身近な材料での取り組みへの一歩といった

寸法値によい子供から高齢者まで製作可能です。できるだけ何方か実際に対象を決めて作成をされると良いかと思います。

今日か明日にはFAXまたは添付で資料を送ります。現在最終やり取り中です。大津

93回締め切りました。

2009-06-03 | Weblog
こんにちは 大津です。93回の申し込みまだ受け付けていましたが、最終確定をしました。ご質問のある方はfaxにて03-3819-1406へ入れてください。メールの方はohtsu@hs.tmu.ac.jpまでお願いします。