シーティングシステム研究会

良いシーティングを普及させる目的で年に5回の研究会を開催、また基礎コースを開いています。

89回準備中。基礎コース9月20日土曜日です。

2008-08-26 | Weblog
夏も終わりが近づいてきました。リハ工と姿勢保持の講習会と新潟で開催されます。

予定よりも次回の詰がまだです。
89回はリクライニングとチルトの応用編、ダイナミックシーティングに基づいた応用編、制度に乗ったチルトに関連して実際に入手状況は?そのあたりに絞っていきます。自在ボードは事例を木之瀬先生の方で集めているようです。


SIG「姿勢保持」講習会2008 in 新潟

2008-08-13 | Weblog
SIG「姿勢保持」講習会2008 in 新潟
開催のご案内

SIG(Special Interest Group)「姿勢保持」は
1987年から日本リハビリテーション工学協会の分科会として
専門的な教育普及活動を行っています

今年も8月30日(土)~31日(日)に
新潟市北区の新潟医療福祉大学で講習会を開催いたします

本講習会では
特に小児から高齢者を対象とした姿勢保持の基礎的な理論や技術に焦点を当て
「姿勢保持の基礎理論と現場に役立つ知識と技術-障害のある小児・高齢者の姿勢保持を考える-」
をテーマにリハビリテーションの現場や研究機関で活動している専門家が講師となって実施いたします
加えて姿勢保持具を製作する実技講習と企業による姿勢保持関連の機器展示を計画しています

また一人でも多くの方に姿勢保持の基礎を学んでいただけるよう
学生価格を設定しました
医療を学んでいる学生の方は参加費割引の対象となります
これを機会にお誘い合せの上、是非ご参加ください



開催日時
2008年8月30日(土)31日(日)

会 場
新潟医療福祉大学
〒950-3198 新潟市北区島見町1398番地
TEL 025 257-4455 / FAX 025 257-4456
案内地図(WORD553KB)
案内地図(PDF30KB)


協賛予定(順不同)
ライフサポート学会 (社)日本機械学会 日本教育工学学会
ヒューマンインターフェイス学会 バイオメカニズム学会 教育システム情報学会
日本リハビリテーション医学会 (社)日本ロボット学会 (社)計測自動制御学会
日本義肢装具学会 日本義肢装具士協会 (社)日本理学療法士協会
(社)日本作業療法士協会 日本言語聴覚士協会 (社)日本社会福祉士会
日本車いすシーティング協会



プログラム


基礎コース共通 (第2実験実習棟 大講義室)
第1日目 8/30(土) 定員300名

9:00
受付開始

9:45~11:00
「姿勢保持の基礎と実際」
横浜市総合リハビリテーションセンター RE 飯島浩
実際に姿勢保持装置を製作・適合させるために臨床の現場で必要となる情報
(プロセス・視点・種々の姿勢保持装置など)
を提供します

11:00~12:15
「姿勢保持に関する技術的基礎知識」
東洋大学 RE 繁成剛
姿勢を保持することが困難な人を
適切な姿勢でサポートするための
基本的な装置の種類と支援技術について解説します

12:15~13:30
昼休み

12:30~13:20
「展示企業によるプレゼンテーション」
(第3厚生棟 1階食堂)
司会 齋藤芳徳
昼休み時間に
展示企業による最新の姿勢保持関連機器の紹介を行います


*午後の基礎コースⅠと基礎コースⅡは選択制になります

基礎コース選択Ⅰ(第3厚生棟 3階 ⅠA301教室)
第1日目 8/30(土) 定員150名
ある程度の経験があって もう少し具体的な姿勢保持を考えたい方が対象です

13:30~14:45
「姿勢制御システムの発達と諸問題」(選択)
福井県こども療育センター PT 辻清張
胎生期から乳幼児期を経て成人期に至る姿勢の変化と
そのときどきに生じる問題について解説します

15:00~16:15
「製作技術の実際」(選択)
横浜市総合リハビリテーションセンター PO 児玉真一 
技術者だけでなく
医療関係者などの多職種にも役立つ
姿勢保持装置製作に必要な採寸・採型のポイントと手法を解説します


基礎コース選択Ⅱ(第3厚生棟 3階 ⅠA302教室)
第1日目 8/30(土) 定員150名
これから姿勢保持を試してみたい方が対象です

13:30~14:45
「姿勢保持に関する医学的基礎知識」(選択)
行岡リハビリテーション専門学校 PT 加原牧子
姿勢保持を理解するために知っておきたい
解剖学・運動学・生理学などの基礎を解説します
特別支援教育や介護現場に携わっておられる方々を対象とした内容です

15:00~16:15
「教育現場での取り組み」(選択)
京都府立与謝の海養護学校 教員 篠原勇
教育現場における姿勢保持具等の自主製作とその活用について紹介します


以下の「機器トピック」は
第1日目の「基礎コース」に含まれる共通プログラムです

16:20~17:40
「機器トピック」
(第3厚生棟 3階 ⅠA301教室)
  司会 川村義肢株式会社 RE 鈴木聖貴
姿勢保持に関する取り組みや適用例などについて
さまざまな分野の方々に発表していただきます
発表内容はすでに発表されているものでもかまいません
応募者の職種は問いません
商品のみの宣伝はご遠慮ください
応募作が採用された方は講習会参加費が無料になります
尚、採用の審査は
SIG姿勢保持世話人会で行いますのでご了承ください

参加申し込みは下の「機器トピック演題発表申込書」にご記入の上
申込書に記載されている連絡先へ送付ください
機器トピック演題発表申込書(PDF9KB)
機器トピック演題発表申込書(WORD32KB)


18:30~20:30
「懇親会」
1日目の講習会終了後
懇親会を予定しています
会場は新潟駅周辺を予定しています



高齢者・応用編 (第3厚生棟 3階 ⅠA301教室)
第2日目 8/31(日) 定員120名

9:30~11:00
「高齢者における姿勢保持」
東洋大学 RE 繁成剛
標準的な車いすを使用している高齢者の姿勢を改善するための方法について
人間工学的な側面と支援技術の側面から解説します

「高齢者用車いすと座位保持装置」
横浜市総合リハビリテーションセンター RE 飯島浩
高齢者用車いすを考える際の具体的な留意点と
クッションの工夫や生活場面で利用できる座位保持装置について解説します

11:15~12:15
「介護施設現場での姿勢保持の取り組み」
茨城大学 Dr 齋藤芳徳
介護施設での高齢者の姿勢保持の現状と
福祉用具や住環境から問題解決に向けた取り組みについて解説します

13:30~15:00
「ミニクリニック(高齢者)」
司会 RE 繁成剛 PT 加原牧子 RE 鈴木聖貴
車いすを使用している高齢者の姿勢の評価・姿勢保持方法の検討
及び対応パッド製作などの一連を実演します



小児・応用編(第3厚生棟 3階 ⅠA302教室)
第2日目 8/31(日) 定員120名

9:30~10:45
「生活の中での姿勢と姿勢保持用具 ―新潟レポート― 」
新潟医療福祉大学 PT 押木利英子 新潟県はまぐみ小児療育センター PT 佐藤理美
姿勢保持用具を生活に取り入れる考え方を紹介し
新潟事情についても説明します

11:00~12:15
「小児療育での実際」
福井県こども療育センター PT 辻清張
療育施設の現場やフィールドでの余暇活動の支援に役立つ姿勢の援助方法について紹介します

13:30~15:00
「ミニクリニック」
司会 PT 工藤俊輔 PT 辻清張 PO 児玉真一
車いす(座位保持装置)での姿勢改善を希望される児童に対して
その場で相談に応じて
調整方法やシートクッション・パッドの製作などを実演します




実技コース(第5研究棟 2階 204教室)
第2日目 8/31(日) 定員40名
実技コースは8月31日(日)の他のプログラムと同時進行ですので選択式となります
ご注意ください

9:30~12:30
「ウレタンフォームの削りだし実習」
川村義肢株式会社 RE 鈴木聖貴
ウレタンフォームを専用ナイフで削りだして姿勢保持用の各種サポートを製作する実習です

14:00~16:00
「三層強化ダンボールの加工/製作実習」
北九州市立総合療育センター RE 中村詩子
三層強化ダンボールの利用・加工方法を学び、座位保持装置や訓練具などを製作する実習です


以上のプログラムの参加申込要項はこちらです


**** SIG「姿勢保持」講習会2008 in 新潟 現地事務局 ****
株式会社 田村義肢製作所 事務局代表:小柳 栄作
〒950-1145 新潟市中央区久蔵興野173-3
TEL:025-281-0303 / FAX:025-281-0339


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