朝起きれば青空。きっと梅雨明け...と思ったが、やっぱり近畿地方と山口県を除く中国地方は「梅雨明け」していた。用事の帰りに運動公園に寄ってみれば、競技場ではJFA U-15の女子サッカー大会。屋根のある一番上のベンチで、どこのチームか知らぬまま観戦する。3人の応援団を見ると1チームは島根のチームらしい(後でインターネット見たら出雲と広島のチームだった)。生暖かい風が強く吹くが心地良く、日蔭の座席ではささやかな人数の観戦者たちが応援。隣接の県立プールでは中国地区の高校水泳大会。応援の声が遠くまで聞こえていた。今日も捨てネコが2匹、暑さなのか空腹のせいなのか、元気なく歩いていた。アスファルト道は熱いだろうに。
2年前の当ブログに『坊床資料集完成』記事を載せたが、今月やっと手ごたえのコメントあり。資料集は当時よりページを増やして昨年完成した。安来市東比田の坊床で生まれ育ち、小学2年生の時に一家は下山、移住された方からである。坊床が忘れられず資料を探しておられ、やっと私の書いた記事を見つけたたそうで、頭が下がる思いで読ませてもらった。今の坊床は無住の地、他県にも散らばった、かつての入植者はほとんど亡くなり、この地で生まれたお子さんの時代になっているはずだが、その方たちも今では50歳代か60歳代になっていると思う。「忘れがたき故郷ふるさと」である。土地所有者の安来市が何か手を打たないと、再び背丈まで伸びるクマザサの原野に戻ってしまう。