さて、消費者は限られた予算で効用を最大化するよう行動します。
グラフで説明すると、無差別曲線と予算制約線の接点となります。この点を最適消費点と呼びます。
また、この点では無差別曲線の傾きと予算制約線の傾きが等しくなっています。数式で表現すると次のようになります。
MUx/MUy=Px/Py
以下のようにも表現でき、こちらのほうが理解しやすいと思います。
MUx:MUy = Px:Py 限界効用比=価格比(価格が高ければ当然効用も高いはずです)
MUx/Px = MUy/Py 一円あたりの限界効用は同じ
一円あたりの限界効用に差があれば、小さいほうの消費を減らし、大きいほうの消費を増やすことで効用は増加します。
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