「歌集 滑走路」(萩原慎一郎著 角川文庫 令和3年4月30日 5版 167ページ)
短歌295首が収められている。残念なことに著者は32歳で逝き、遺作となった。
あとがきに両親の言葉があったが、「優しい穏やかな息子」で、親として著者の生きた証として歌集を出したいと思っていたという。
10代、20代の短歌も良いが、年齢を重ねた著者の短歌も読みたかった。
一万円選書の岩田徹さんは、若者の葛藤や不安、それでも希望をたぐりよせようとする姿が歌われていると「一万円選書」に書いている。
「歌集 滑走路」(萩原慎一郎著 角川文庫 令和3年4月30日 5版 167ページ)
短歌295首が収められている。残念なことに著者は32歳で逝き、遺作となった。
あとがきに両親の言葉があったが、「優しい穏やかな息子」で、親として著者の生きた証として歌集を出したいと思っていたという。
10代、20代の短歌も良いが、年齢を重ねた著者の短歌も読みたかった。
一万円選書の岩田徹さんは、若者の葛藤や不安、それでも希望をたぐりよせようとする姿が歌われていると「一万円選書」に書いている。