北海道の四季登山と読了記

週末の休みを利用して登山しています。ときどき本も読みます。

(076-0722) 抜萃のつづりその七十七

2024年07月29日 | 四季の山登り(2024.1.1~2024.12.31)

「抜萃のつづりその七十七」(発行所 株式会社熊平製作所 平成三十年一月二十九日 128ページ)
非売品である。平成27年に発行された。このうちのいくつかは「致知」「文藝春秋」「暮らしの手帖」「みやざき中央新聞(現日本講演新聞)」からの抜萃だ。一度読んだことにも関わらず再読して落涙した。
そのみやざき中央新聞社説「不平不満を言っている暇はない」では、父が失踪し、母が亡くなった3人の子供のその後の話には泣ける。16歳の少女は「あの父親のせいで高校に行けなった」などと悪態をついたり、親のいない不遇を嘆いたりしなかった。そんなことを言っている余裕などなかったのだ。不平や愚痴や文句を言う人は、不平や愚痴や文句を言う暇と余裕のある人なのだ、と少女に教えられた(68ページ)
もうひとつ「人が人を大切にする社会へ」(梅守(うめもり)康之・梅守本店社長)では障がい者に手巻き寿司パーティの楽しさを味わってもらうために寿司づくりの体験教室を開催して、盲学校の生徒に接したときの話も泣ける。

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