「運転者」(喜多川泰著 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン 2019.3.30 第1刷 239ページ)
著者は読ませるエンターテイナーだ。運転者は「運を転ずる」人。
報われない努力なんてない。運は〈いい〉か〈悪い〉で表現するものじゃないんですよ。〈使う〉〈貯める〉で表現するものなんです。先に〈貯める〉があって、ある程度貯まったら〈使う〉ができる。
運は後払いです。何もしていないのにいいことが起こったりしないんです。周囲から〈運がいい〉と思われている人は、貯まったから使っただけです。
機嫌が悪いと運が逃げる。上機嫌でないと運の転機を感じることはできません。「誰かのために自分の時間を使うんです」
すべては人の心がけしだいだ。