100均リコーダー

・土・日のドライブもそろそろ飽きてきたので、趣向をかえて、リコーダーで二重奏なんぞ、郊外のどこぞでするのも面白からんと思い立つ。で、話題作りに（何の必要があって？？？）、安く済ますことにする。リコーダーも１本１０５円で買える時代だし。

・が、100均リコーダーに対する評価ははなはだ低い。まぁ、この手のお知恵拝借系サイトでは、きちんと検討・検証された情報だけでなく、単純な思い付き・印象評価が垂れ流されがち。評価したリコーダーは、どこでいつ購入したどんな機種なのか。そうした基本的な情報がまったく語られぬまま、イメージ迎合型の情報が流されることも少なくない。

・そうだ。我が手、我が耳による実証こそ、何より優先されねばならぬ。とは申せ、１００円ショップも数々ある。どこの、どんなモデルがよいのか……　一つ一つ買っては試すでもよいが、やはりここは、「プライオリティ」というものを尊重せねば……　たとえば、「心中宵更新」（うっ、やられた！＊）の
こちらとかこちらとか。そして、「現在持っているリコーダの中では、最も性能がいい」というダイソー・スケルトンが載ったこちら。

・近くのダイソーに走れば、スケルトンの最後の１本が下がってたので無事確保。別のお店にふらりといけば、乳白色のものが１０本ほどあり。新しい仕入れのものか。未評価品ゆえ、見送りました。

・で、楽譜を探さないと。いまやマイナーな存在に成り果てたのか、リコーダー曲集なんてないんですね（学校教材にたくさんあるためか）。仕方がないので、オカリーナの曲集を購入。しかし、この曲集、どれだけ幅が広いのか。「イムジン河」「友よ」があるかと思えば、「青い影」「千の風になって」などなど。古いものから新しいものまで取り揃えている。きっとオカリーナを始める人の年齢層と好みに合せているんでしょう。

・しかし抜かったなぁ。オカリーナってＣ調のほかはＧ調なのか。一々の曲の各パートまできちんと目を通すんだったなぁ。

＊もちろん近松門左衛門の「心中宵庚申」を踏まえてのもの。シンジュウじゃなくシンチュウですね。