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故事成語「羹に懲りて膾を吹く」

2016-02-15 09:55:33 | 故事成語

皆さんこんにちは!

今回紹介する言葉は「羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりて なますをふく)」。

意味は「失敗に懲りて、用心しすぎること」。

熱いものを食べて火傷をしたものが、それに懲りて冷たいものまで冷ましてから食べるようになったことから、

今回の故事成語が生まれたそうです。

言葉の中にある羹というのは、野菜や魚肉を入れて作る熱い吸い物の事、

膾というのは、獣や魚に肉を細かく切った肉のことを指すようです。


ちなみに、膾のことを「獣肉や魚肉を細かく切ったもの」と説明しましたが、

現在では酢などで味付けした冷たい和え物のことなんだそうです。


また、基本的にはそこまで用心すること無いのに、みたいに使われるそうですが、

中国戦国時代の詩集「楚辞(そじ)」の九章には、「羹に懲りて膾を吹くように、用心深く身の安否を顧みよ」

と、用心するようにも使われています。


自分が何かを失敗すると、次は失敗しないように気を付けるものですが、

中には失敗を怖がるあまり、する必要のない心配までしてしまう人もいますね。

私がその一人です(笑)

心配するにしても、適度にバランスよく、を心掛けたいものです。


それでは今回はここまで!ではでは!


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