素人以上プロ未満の独り言

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社長の失敗は、蜜の味⁉︎

2017-08-21 21:21:27 | 読書


総合評価「◎」

いろいろの社長さんの失敗談が、ちょうど良い量で書かれており、とても参考になりました。


自分自身のことを自分自身で書いているので、その人の個性もよく出ている文章でした。


特に



南出浩さんのお話は、私が若い頃に起業したいと思った時と同じ状況で起業して苦労されたことがいっぱい書いてありました。



皆さんに共通するのは、人に騙されたり、いろいろな私からすると不幸と思うことも、ポジティブシンキング(前向きな思考)で乗り越えられてきたと言うことでびっくりしました。

本当に、簡単に経営者になれる事は無いことを痛感できる良い本だと思います。


この本も図書館で借りてきました。

これだけは知っておきたいマスコミの大問題

2017-08-19 21:48:11 | 読書


総合評価「○」(限りなく◎に近い)

先日読んだ「ニュースをネットで読むとバカになる」と是非合わせて読むと良いと思います。


ジャパニーズジャーナリズムとは何か?
これについて、森達也さんと池上彰さんが対談形式で本になったものです。


2人が出会ってからの話や池上さん森さんそれぞれの経歴などを、しっかりと話されています。


オウム真理教事件の真相やその他の内戦などの深い話をされていてとても面白い内容でした。
NHKなどの報道する側の内情も、わかりやすく解説されていることと、池上さんが元NHKの方だと言うことで信憑性もかなり高いことが多かったです

ただ難しい内容も多く少し頭が疲れる本だったので、総合評価「○」としました。


いろいろな事の真相やジャーナリズムを深く考えるには良い本ですが、あまり軽い本ではないです。

良い本に出会い、ジャーナリズムへの探究心がより深くなっていく今日この頃です。

図書館から借りた本でした。

ニュースをネットで読むと「バカ」になる(KKベストセラーズ)

2017-08-18 06:10:26 | 読書


総合評価「◎」

ジャーナリズム論を、初めてちゃんと理解した気がします。

ジャーナリズムに大切な
ソース(取材源)
クレジット(引用・参照先)
バイライン(署名)
についての説明を始めてその言葉を見聞きする人にもわかりやすく書いてあります。


特に、バイラインの必要性については、私個人としては初めてその考えに触れたので新鮮でした。

また、103ページの最後から3行は私にとって、日本人を理解する衝撃的な文章でした。

引用すると
「アメリカでは違いがあることが当たり前で、他人と知り合いになれば、共通点を探していきながら仲良くなろうとする。」
「一方で、日本は同じであることを前提として、そこから違うものを探して仲が悪くなっていく文化だ。」

これは本当に、日本人の心理を表している。


オプエド(反対意見)の大切さについても書かれています。
これも共感できる部分です。

そこでオプエドを表明するのであれば…
筆者は、ニューヨークタイムスの記者をしていたことがあるので、アメリカのジャーナリズムに一定の信頼感があるように感じました。
足先の大統領選挙で(アメリカ)アメリカの大手メディアが、予想もしなかったトランプ大統領が当選されました。

アメリカのジャーナリズムにも少し疑問がある私としては全てこの内容を絶賛することができませんでした。

それでも総合評価を「◎」にしたのは、ジャーナリズム論をわかりやすく書いてある点です。


日本の報道に少しでも疑問のあることを読んでみることをお勧めします。

こちらも図書館から借りてきた本でした。


そして誰もマスコミを信じたくなった_共産党化する日本のメディア

2017-08-17 11:56:21 | 読書



総合評価「○」

かなり保守的で右派的な作者(潮匡人さん)の強い志を感じる本でした。


以下は、私の本を読んだ主観です。
賛否両論あると思いますが、読者としての個人的意見と言うことでご理解ください。


共産主義を、左派とするならば

極端に左側にいるのは共産党
作者は極端に右側にいる方だと思います。


私も、この作者の意見に賛同する部分はありますが…
かなり右側に寄った発言なので少し読みにくい部分もありました。



しかし、左派とは違い、いろいろな事実を並べて発言されているので信憑性は高いと思います。


総合評価を◎にしなかった理由は、もう少し中立の立場での発言を読みたかったなぁと思ったからです。


中立から左側にいる人たちは、この本を読むと腹が立つかもしれません。
ただし、事実を見ると言う事はこういう事だと私は思っています。
事実とは、自分の思い通りにならないことが多いです。


その事実を見つめれる強さが必要だと思いました。


この本はその強さが前面に出ていると思います。

作者の出すパワーを、受け取れるだけの器が必要な本でした。


作者には申し訳ないですが少し飛ばしながら読みました。


私にはまだその器が足りなかったかもしれません。

図書館で借りてきた本でした。

「なににもない部屋に暮らしたかった」

2017-08-16 09:52:45 | 読書



総合評価「△」


文章の構成はとてもサクサク読めて、写真をふんだんに使っておりとても気持ちよく読めました。


確かにここまで何もない状態で生活できるということを、目の当たりにできるというのは凄いなぁと思いました。


ただし、何か指南するものではないです。
これを読んだからといって部屋の片付けが上手になるわけではないと思います。

本当の意味での「参考書」


私には真似のできない感じでした。

すべてのものが参考にならないわけではなく、1部は取り上げたいなぁと思うような内容でした。


こちらの本も図書館で借りました。