雑誌「日本」平成22年11月号に投稿した「 天領日田の一風景 」 (広瀬淡窓と咸宜園) を紹介します。
広瀬淡窓は 近世最大の私塾「咸宜園」を起し、多くの優れた門人を育成したが、一方では、「咸宜園」からは、幕末の動乱期に臨んで、国事に奔走する志士の輩出が無かったとも言われている。 ここでは その辺りの事も考慮しつつ 教育者淡窓と咸宜園 について考えてみたい。
今回は このシリーズの最終回で、 『 広瀬淡窓一代の抱負 』 と 『 心情の吐露 』 について考察します。 広瀬淡窓に対しての 新たな見方が生れます。
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