日本国家の歩み 


 外史氏曰

   すばらしき若者たち
 
   祖国日本の行く末

  

ものすごい先生たちー62  ( 清河八郎  ・水戸から仙台へ、お蓮の死 )

2008-08-12 17:59:43 | 幕末維新
【 吉田松陰 ・田中河内介 ・真木和泉守 】    すごい先生たち-62  田中河内介・その61    (寺田屋事件ー50)                                                  【 清河八郎の事ー6 】         八郎の脳中からつねに離れることのない苦悩は、獄中にある同志のことであった。  かくて八郎は、幕府を動かして 罪を国事に得た志士たちを 大赦せしめねばならぬと考え、松平春嶽に上書した。 八郎が上書を書き始めた 閏八月の上旬、八郎の最愛の妻 お蓮が庄内藩の牢中で死んだ(毒殺されたといわれる)。二十四歳であった。 八郎の無礼人斬りに連座して、無実の罪で牢中に囚われていた蓮のことを思うと 八郎の心は張り裂けんばかりであった。 . . . 本文を読む