松坂投手がメジャーリーグ日本人最多となる17勝目をマーク、イチローも8年連続200本安打まで4本に迫りました。今年はツキがなかった黒田も9勝目をマークしました。日本では、横浜・村田と西武・中村が40本塁打をマークしました。複数の日本人選手が40本台で本塁打争いとするのは、珍しいことです。パシフィック・リーグでは、上位争いが過熱しています。セントラル・リーグも、広島が3位に上がりました。このままでいけば、久しく優勝から遠ざかっている広島が優勝するチャンスだってあるということです。
本来なら大いに盛り上がってしかるべきところです。が、しかしです。なぜか盛り上がりに欠けるように感じるのは、露出が少ないからでしょうか。それとも、華ですかねえ。長嶋・王は特別な存在でしたが、そのまわりにいた江夏・星野・松岡・平松など他球団のエースもONにより輝いていました。打者も、田淵・大杉・山本・松原などON追いつけとばかりに頑張っていました。その後も、江川・西本・定岡、斎藤・槙原・桑田の三本柱や、野茂、上原、松坂など投手の華や、掛布、落合、清原、イチロー、中村、松井など打者の華を咲かせていました。華ってなんだよということですが、やはりファンを引きつけてやまないオーラ、雰囲気なのではないかと思います。こればかりは、数値化したり、客観的に評価することが難しいわけですが、乱暴な言い方をすれば、選手が持つ魅力とファンの観る目の相乗効果で、華を生み出すのだろうと思います。そういう意味では、巨人偏重がいいことだとは思いませんが、巨人人気の低迷が全体としてファンの観る目(の数)の減少を招いていることは否めません。それぞれの球団が努力して、プロ野球への関心を高めないと、華のある選手は出てこないでしょうからね。
本来なら大いに盛り上がってしかるべきところです。が、しかしです。なぜか盛り上がりに欠けるように感じるのは、露出が少ないからでしょうか。それとも、華ですかねえ。長嶋・王は特別な存在でしたが、そのまわりにいた江夏・星野・松岡・平松など他球団のエースもONにより輝いていました。打者も、田淵・大杉・山本・松原などON追いつけとばかりに頑張っていました。その後も、江川・西本・定岡、斎藤・槙原・桑田の三本柱や、野茂、上原、松坂など投手の華や、掛布、落合、清原、イチロー、中村、松井など打者の華を咲かせていました。華ってなんだよということですが、やはりファンを引きつけてやまないオーラ、雰囲気なのではないかと思います。こればかりは、数値化したり、客観的に評価することが難しいわけですが、乱暴な言い方をすれば、選手が持つ魅力とファンの観る目の相乗効果で、華を生み出すのだろうと思います。そういう意味では、巨人偏重がいいことだとは思いませんが、巨人人気の低迷が全体としてファンの観る目(の数)の減少を招いていることは否めません。それぞれの球団が努力して、プロ野球への関心を高めないと、華のある選手は出てこないでしょうからね。