プラスアルファ

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不安な思いをウダウダ書き散らす日記

絵日記のような手紙

2016年02月19日 10時53分00秒 | 辛辣うだうだ放題

Mには交換日記をするように文通している友達がいる。

友達……。
友達ってナンダロウ? 
しかも、親友って……?
と、ちょっと前までは考えたりした。
でも今はワカル。

自分の都合良いように利用するのは友達とはいえないし、
自分も、友達だと思っている人を利用しようと思った時に
もうその人は友達ではないと気付くべきだ、と。

心のよりどころになったり、なってもらったり。
いつもそこにいてくれる人が友達。
物理的にではなく……ね。

Mが文通しているのは学生時代からの親友。
お互いの弱い心も、ずるい考えも曝け出せて、
生き方や考え方に共感できる相手。

お互いに好き勝手なことをいうくせに、
小さな言葉の行き違いで相手を責めることはない。
考えてみると、彼女と大きな喧嘩をしたことがない。
たぶん、キャパが広いんだと思う。
……だよね。
彼女はMみたいなものでさえ友達だと言ってくれるくらいだから。

そんな彼女と、年に数回手紙のやりとりをする。
彼女の手紙は面白い。もちろんイラスト入り。
毎回、哲学を感じるような内容だったりする。
もちろん、家族の愚痴や文句の羅列もあるが、
ただの愚痴で終わらない。

彼女からの手紙が届いてから、Mもおもむろに便箋を用意する。
問いかけのような文面にどう返答しようか、
とりあえず、その時思ったことをツラツラ書く。
問いかけに応じながらも、Mの近況を交えるので
1日では仕上がらない。
次の日、また次の日と、ちょっとずつ書いていく。
しかも、イラストも入れながら書くので、
まるで絵日記のようなブ厚い手紙になる。

そして、メールを送る。
「近いうちに発送します」と。

イマドキはメールで済ます人が多いけど、
Mはメールで気持ちを伝えるのは苦手だ。
なので、急ぎの用事はメールで。
それ以外は落ち着いて手紙を書きたい。

彼女からメールの返信がきた。
「楽しみに待ってます」

「待ってます」
そのひと言で1日が楽しくなる。

Mの(くだらない)手紙を待っていてくれるんだ……。

 

 

 



 

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