刹那主義

ゴールデンウイークとかって、長い連休らしいけど、
Ｍ家は全く関係ない。
皆が休んでいても働かないと、普通の生活ができないもので……

休みに浮かれて、テレビもまったりした娯楽とか、
芸能ニュースとか、衝撃的な事故のニュースとかにも紛れて
国の一番大事なことを忘れる時期だと思うので、
ちょっと蒸し返したいと思う。

人間って、愚かだなぁって思う。
本当に欲張りだし、一度甘えるとどこまでも依存していく。

原発のことでは、日本中で痛い思いをしているはずなのに、
痛みを感じていないというか、
他人事だと思ってる人が、いるっていうことがすごい。

今でも原発を稼働させたがる人は
本当に自分勝手だと、つくづく思った。

自分の今しか考えてない。

「原発がなければ何もない村なんだ」
「現実問題として、原発がなければ俺達どうなるんだ？」

これって、逆切れだよ。

どこまで依存するのさ？

フクシマがあんな大きな事故を起こした時に、
方向転換するのが、まともな人間じゃないかって思ったけど、
そうじゃないんだぁ…と呆れた。

国もおかしい。
迅速に代替エネルギーの策を講じていれば、
そっちに雇用だってまわせるものを、
とっととやらないから、いつまでも原発にしがみつくに決まってる。

それでいて、原発稼働しないと
今年の夏は電力が足りないとか、よくも言えたものだ。
どこまで腐ってるんだろ？　この国の議員と役人は。

てか、前にもＭのブログで書いたけど、
原発マネーに依存してる地域っていうのは、
何もないわけじゃない。
智恵がないだけ。
頭を活性化させないから、地域も活性化しないって思ってる。

本当に原発ｏｎｌｙで、ただ、口開けて原発マネー頼み。
情けなくないの？
逆切れしてる暇じゃない。

フクシマのようになることなど、頭にないんでしょう。
考えたくないことだし、安全だと思い込みたいんだよね。

でも、あんなふうになってしまったら自分だけじゃないって、
分らないの？　そんなわけないよねフクシマを見てるんだから。

原発マネーに頼らずに、
一生懸命やってる近隣の人たちを巻き込むことはどう考えるの？
日本中の人に放射線量を気にさせて、食べるものも心配させて、
挙句に世界中に迷惑かけることは、考えないの？

自分たちのことしか考えないんだ？？
フクシマのことは、なんの教訓にもなってないんだ……
地震大国の日本で、
いつ同じことになるかわからないのに。

何もないっていうその地域の人に聞きたい。
そこには自然もないの？
自然は「ある」とか「ない」じゃなく、
あって当たり前だと思っているから
何もないって思っているんでしょ？

傲慢だよね。
本当にその自然がなくなったとき、初めて有難さを知るのよ。

かけがえのない自然があるというのに、何もないだなんて。

一度原発がどうにかなってしまったら、
唯一あったはずの自然さえなくなるのよ。

あなたの住む場所もなくなるよ。
もちろん、働く場所もね。

それでもいいんだ？
それでも目先のお金が必要なんだ？
子供達の未来も、かけがえのない自然も、
原発依存のお金とひきかえにする気なんだ……

その原発容認という考えは、絶対理解できない。
この期に及んで、まだ原発依存するという考えが理解できない。

なぜ、直視しないの？
簡単に手に入れるお金じゃなくて
智恵を出しあって、出ないなら誰かに借りて
地域を活性化させる方法をなぜ考えないの？


依存すると人間ダメになる典型だ。
すっかり原発の事以外何も考えてないって思った。
今の事だけ。自分の事だけ。

それでいいんだ？

原発は日本のアチコチにある。
原発マネー頼みの町や村があるってことは、
そんな人間が多いってこと？


お金とひきかえに、自然と人がその地域からいなくなることは
何も考えていないのね。
故郷を手放すことになるって、考えてないの？

自分たちだけは大丈夫だと思ってるかもしれないけど、
その後は？　
子供や孫はどうなるの？
老朽化した原発、使用済み燃料などの危険な荷物をおしつけたまま……？

それこそ、今のあなたたちなんかより、
もっと深刻な死活問題になるでしょうね。

それでも今が良ければそれでいいの……？
そんなに刹那的な考えでいいの？

ばらまかれた放射能を回収する手立ても無いのに、
よくも無責任に、これだけのことをしてきたものだと、
Ｍは、日本政府に対して本当に憤りを感じてる。

１８歳はもう大人。

先日の１８歳の無免許居眠り運転での事故、
言葉もない……

起こした事故もさることながら
その後の警察の対応、
学校の対応、
素人さんばかりで、ニュースを見て唖然とするばかり。

なんでいつも、こんなふうになっちゃうんだろ。

公務員、しっかりせぇや。
いつまで寝ぼけてる？？

この事故が、成人の起こした事故ならこんなことなかったのかな。
いや、それでも加害者の親が出て来てたら、同じことが起こり得た。
でもまず、その大きな要因になった
「未成年」ってのが問題なんだよね。

親の監督不行き届き？
でも、１８歳の男の子って難しい。
自分の子供ではあっても、
力ずくでなんとかできるわけじゃないし、
親が何をいったところで、
分る子は分るけど、そうでない子はやらかすんだよね。

でもね、ふと思ったら、
未成年が車の免許を持つって、逆に変だと思う。
成人しているなら「責任とれ」って言えるけど
まだ親の傘の下でヌクヌクしてる子供に
「責任とれ」と言ったところで……
やっぱ親が出るしかないわね。

無免許運転は、話にもならないけど。

だから、
日本も１８歳から成人にしたほうが良いと思った。

まだガキじゃん！　って思うけど、
それは人それぞれ。

だいたい、イイトシしたジジ、ババでさえ
街中でヘンな行動とって、今まで何を学んできたの？　っていう
おかしな人間、沢山いるんだから。
本当にイイトシして何なの？　っていう中高年って沢山いるよ。←きっぱり

世の中甘ったれが多くなったと思う。
無責任がハバを利かせてる。

そんな責任感のなさを引き締めるためにも、
Ｍは１８歳を成人にするべきだと思った。

図体ばかりでかくなって、いつまでも少年法とか言っていられないデショ。

生意気な子に限って、苦労なんかしたこともなく、
親のスネかじって斜め目線で
しまいには何を勘違いしてるのか、上から目線ってのもいるし……

まぁ、それが若者の特権だったけど、
もう時代が違うんだよね。
それじゃあダメなのよ。
１８歳はもう子供じゃない。
ネットで得た情報は、大人より多いかもね。
適切な情報を得ることができるかどうかは、わからないけど。

もう、大人と同じなのよ。
だから声を大にしていいたい。

甘ったれるな！

……って。

１８歳は大人です。
だからもう２０歳じゃなく、１８歳を成人にしたほうがいい！

……なぁ～んてここで言っても、
国会議員のジジババが古い考えを捨てないと
１８歳成人ってのはあり得ないな…

てか、国会議員……これまた厄介だ。
まだ未成年の子のほうが、まともな考えを持ってるよ。

日本の代表が今の状態だから、ホント……情けないんだけどね。
１８歳は成人にしたほうがいい。
そうしないと、どんどん世の中の矛盾が大きくなっていくよ。

アルコールやたばこの問題も出てくるけど、
それだって大人の判断。
１８歳から考えさせなきゃ。

もう、過保護はやめたほうがいい。

６月上旬の天気だそうな

今日は暖かかった。

春っていいわぁ。

暑くも無く、寒くも無く。
ぽ～っとしているＭに丁度いい気候。

しかし、眠い。
空は快晴、
その真っ青な空を見ながら横になってると、
ホント……しあわせぇぇぇ～～～

え～～っと、一応リウマチなもんで、
１時間くらいは横になっていないといけないの。
…なぁ～～んて、都合のいい時だけリウマチを持ち出すＭ。

だって、春だから眠いんだもん……
どこまでも自分に甘い。

いいのだろうか？？　こんなんで……

ところで、明日は雨だそうな……
気温もまた下がりそう。

こんな時って、体調崩すんだよね。
気をつけなきゃ。
でもどうやって気をつけたらいいんだか。

桜はまだ蕾。

久々のハレ

ここんとこずっと、リウマチの痛みについては語らなかったけど、
多かれ少なかれ症状は出ていた。

まぁ、トシもあるんだろうけど…
しかも、あまり動かないから余計なんだろうけど、
めっちゃんこ疲れやすい。

あ……
そういえば、Ｍは若い頃から疲れやすい体質だった。
冷え症だし。

やっぱりこういう人間は、トシをとるとガックリ弱るんだ……
若い時に意識して体力づくりをしないとダメね。
まぁ、今更っすけどぉ。
ここを見てる若いアナタ！　
お気をつけあそばせね。今から体力つけて、食べるものは気をつけて。
若くない皆さま方も、ご自愛くださいましね。

で、金曜日は毎度の注射日で、滞りなくサクサクオワリ、
病院から帰った後に、やけに体中が痛かった。
ヤク、効いてないじゃん……と、ゲッソリ。

てか、フェリーで帰って来てから体調はあまりヨロシクなかった。
Ｍは疲れてたのかも……自覚してないだけで。
気持ちばかり若い気になってるもんでさぁ～～～

ずぅ～～っと、首の右側が痛い。
耳の下あたりから鈍痛。
首を右に曲げようものならア～～タ、そりゃもう大騒ぎさ。

で、調子悪くてどんより……
揉んでもダメ。
…というより、揉めない。
なんせ、両手がイマイチで、力が入らない。
左手で右の首筋を揉むために、左手を右手で添えないとならない。
なんて不便なのぉ？？

…てか、首、肩、背中がカチカチにこってる。
まるで岩盤を背負ってるよう。
白髪を染めに美容室に行くと、必ず肩から背中をマッサージしてくれて言われる。
「Ｍさん、凄いこってますねぇ～～」と。

はい、わかってます……
この首の痛さもコリからきてそう。

そのうち、整体に行こうと思いつつ、先延ばしにしてる。
…だってぇ～…
Ｍはトドのように寝てるだけなのに、
整体師さんは、汗をかいて必死で頑張ってくれてるのよ。
どうにもそれが許せなくて……

なんとか腕を廻したり、アレコレしたりして
こりをほぐそうとするけど、自分でやっても限界がある。

昨夜、たまたまダーの知り合いから貰った湿布を貼ってみた。
病院から処方されてるものだけど、今の病院って必要以上に出すのね。
邪魔だから持っていかない？　と言われ、ダーはホイホイ貰ってきたのだった。

冷たい昔ながらの湿布を想像していて、
裏紙をはがした時、こんなんで効くんかい？　と、半信半疑。
いつもより切なかったので、藁にもすがるカンジで
まぁ、無いよりはマシだ……なんて言いながら貼った。

なんと、それがまた効いたのよさ。
「経皮鎮痛炎症外用薬」って書いてある。

すごぉ～い。
この薄っぺらい紙に、どんな魔法をかけたんだろう？
……と、アホＭはすっかり上機嫌。
また痛くなったら使ってやる。
……と、治るとすぐ上から目線。

それにしても、ヤクを打ってきたのに効果が出ていない。
昨日は両手がヤヴァかったしぃ～～

左手の側面がひりひりして、右手の中指の甲側がめっちゃ腫れてた。
久しぶりのハレを見た。

次の通院日は５月に入ってから。
Ｍの主治医は学会だかなんだかで、２７日から居ない……
ほんでもって、ゴールデンウィークときたもんだ。

２週間もＭをほったらかしにして、良いと思ってんのぉ～～？？　
とは言わなかったが、彼は良いと思ってるらしい…

ま、別にいいんだけどさっ。

しかし、病気になるとイロイロやっかいなことがあるもんだ。
健康な時って、本当にわからないもんね。

思い起こせば、４０代で老人の大変さを知とは……ね。
普通でいられるってことは、ありがたいことなのよぉ～～
何でもそうだけど、無くなって初めて有難さを知るのよね。

そうやって、人間は生きていくのね……
なぁ～んて、たまには殊勝になるＭであった。

初期不良？…それとも……

また、東北の話に戻ることにして…

そう、ちょっとコワい話。

Ｍ家のナビは、目的地を設定しても
素直にそこに辿りつかないことが２～３回あった。

まぁ、札幌市内を走る分にはそれでも良かった。
しかし、
全く土地勘のない場所でそれがあると、大変困る。
めっちゃ困る。
困るなんて言うものじゃない。
迷惑だ。
このガソリン高騰時に、ガソリンは勿体ないわ、時間の無駄だわ。
これって、損害賠償ものじゃね？？　……なんて。

で、またそれがあった。
石巻で。

息子が「ジャスコにいてくれたら、２時には迎えにいけるよ」と言うので
ジャスコを設定して走り始めた。

しかし、いくら行けどもジャスコらしいものがない。
てか、
あぁいう大型店舗は、そこに行くまでの道がしっかりしてるのが普通だ。

それなのに、Ｍ達が通る道はなぜか全部細い。
ナビが案内して右、左と入るたびに、どんどん狭い小路に連れて行かれる。

で、川っぷちの半分砂利道のようなところまで出た。

「このナビ、ぜったいおかしいって！」
Ｍが文句言うと、ダーも怒りまくってる
「そうなんだ！　このナビならふざけやがって！」と。
車を停めようにも、狭い道で対向車も来るし、
後続車がいると停めるわけにもいかない。

仕方なくナビの言う通り走り続けた。
でも、見えるはずのジャスコの看板も見えない。
そのうち対向車がこなくなり、後続車もいなくなったので、
路肩に停めることができた。

そのタイミングでナビが
「目的地周辺につき案内を終了いたします」と告げた。
ぬわにぃぃぃ～～？？

で、見ると目の前に鳥居が……

ここはどこ？　わたしはだぁれ？？

もう、マジでこわかったス。

その鳥居の手前、ちょっと広くなったところでＵターンして、ナビはもう当てにせず
車の往来が激しいところまで出ると、ジャスコの看板が見えてきた。

コワいやらムカつくやら。
前に娘が言ってた、
どこぞで聞いてきた笑えない作り話を思い出した。

海岸線をずっと走っていると、ナビが言った。
『その先を真っすぐ』
運転手はアクセルを踏み込もうとしたが、違和感を覚えてブレーキを踏んだ。
なんと……
目の前は断崖絶壁。
ナビが言った
『死ねばよかったのに』

きぃやぁぁぁ～～～っ！

それに似たような、似てないような、なんというか……

このナビ、初期不良っぽいとは思ってたんだけどね。
音量のボタンを低くする方を押したのに、うるさい音が出るし、
音は割れるし、言うこと聞かないし……

でも、コールセンターというかお客様センターの受付時間が
午前１０時から午後５時まで
土、日、祝はお休み。
ヤル気ねぇ～～～

これじゃ、お客様は相談できないし……
Ｍが電話してもいいけど、毎日ダーが持って出ちゃうから
結局はダーが家にいないときじゃないと電話できない。
で、イザ平日家にいても、
「いいや、面倒だから」って、電話しない。
結局そのまま。

で、昨日はとうとう音声がダメになったらしい。
壊れてからじゃ、相談しても遅いと思うけど……と、不満顔のＭ。

てかね、
後で気仙沼の人に聞いた話なんだけど、
石巻は９時になると通行止めになる道路がある…とのこと。
それは………
亡くなった人が沢山いた場所。

ま……ましゃか……
Ｍ達が連れていかれた場所？？
てか、夜じゃなくて助かったと、しみじみ思ってたＭ達。

いろいろあるのですね。

多分、初期不良だと思うけど……
それにしても、Ｍは寒いデス

最近の間抜けな話

東北の話を書くつもりが、
さっき、国会中継を見ていて
まるでギャグ漫画のネタだよなぁ……なんて思ったら、
思わず描きたくなっちゃった。

ある日のことです。
きたちょうせんというところから、ろけっとがとんできました。
へいわもくてきと言っていましたが、
ほんとうのところはわかりません。

でも……

おっこちた。

あはは……お粗末さま。
…と、笑ってもいられない。
アメリカと韓国は素早い。

とっとと、確認したという発表をした。

で、日本は？？

なにぃ～～？？

８時過ぎあたりに、自分らだけで何だかんだ騒いでいたらしいけど……

なんだろうねこの国は。
よその国のお粗末さを笑っていられなかった……情けねぇ～～
もっとお粗末ジャン。

で、国民に発表したのは８時半だとさ。
ほほぅ……
結局、国民に対する考えがここで分る。
…というか、
これがいっぱいいっぱいなんだろうね。
何をどう言ったところで、どうしようもないんだ。

てか、田中さんが答えるより、官僚に答えさせた方が早いから。
時間の無駄だわ。

ども、お粗末さま。

で、尖閣諸島の話も、
昨日、街頭インタビューしてるの見ていたら
「そんな島なんかより、もっと大事なことあるでしょう」と
中年の女性が答えてた。

メディアはわざわざご丁寧に、中国でも街頭インタビューしてた。
「あの島は中国のものなのに！　勝手なことするな！」
ブツブツ・タラタラ文句言う若い女性。

この差は何だ？
日本人の無関心さってのは、本当に根付いてるのかも。

国益がどこにあるか感心ないんだ……と、ビックリ。

それよっか、メディアはウザい。
相手の顔色ばかり伺った報道してた。
アホだ。
もっと日本を主張せぇ！　あんたは日本のメディアじゃないのかっ？

…と、だんだん腹立たしくなってくる。

てかさ、東京都が去年から持ち主と交渉してたって言ってるのに、
政府が「必要があれば国が買う」ってさ……
どこまで今の政府が腑抜けか、よく分る話だね。
「必要があれば」って何よ？
いやぁ～～、この一言が全てを語ってるでしょ。
本当にゴテゴテの野田ドジョウ内閣。
で、トンビが油揚げをさらうってカンジ？

…というか、都知事はそれを狙ってる気がスル。
思い腰を上げさせるにはそれっきゃないし。
ったく、政府はずるいな。人に交渉させておいてそれアリかい？
…と、グダグダ言って、実は……みたいな。

それよりね、自民党時代にしっかりやらなかったツケだから、
自民党は必死にやらなきゃダメじゃん。
今の政府に任せるだけじゃ無理だからね。

で、ついでにもうイッコ、間抜けな話。

原発が稼働しないと集団自殺もありうるってさ、
どこまで洗脳されちゃってんの？

てか、そんなこと言う前に代替エネルギーは？
そっちのほうの話が進んでないことのほうが変じゃん。
どこまで国民をばかにしてるんだ？　この内閣は。

で、フクシマみたいになって、近隣の市町村に迷惑かけて
日本国中を混乱させて、除染だの何だのってなったとき、
どういう手順で元に戻すの？
そこを明確にしてからの原発再稼働だと思うけど。

てかさ、元になんか戻せないデショ？
それでも稼働させるって、どゆこと？？

やっぱり、国民を見殺しにしようとしてるんだ……
そうとしか思えないし。

お金に目がくらんでしまって、本質が見えなくなってるの。
この国は、本当に危険だと思う。
先に弱いものから死んでいくんだよ。
少子化のなか、せっかく生まれた子供たちがいなくなって、
爺婆も寿命がきていなくなったら、
もうこの国には人がいなくなるジャン。

国民がいなくなっても、日本という国が存続できると思ってるのデショウか～？

 

本来の目的・息子の話

今回、東北に行ったのは、
被災地を見に行くのがメインだったわけじゃないのよさ…

息子が仕事で赴任した先がたまたま気仙沼で、
たまたま被災した場所だった…という……
で、たまたま気仙沼の女性と結婚した。

たまたまの偶然が重なれば、必然とか言うのかちらん……

結婚してから相手の親に会うというのもナンだけどぉ…
ま、今の時代、何でもアリだから、
体調を整えないとならないＭには助かりぃ～でしたわ。

で、
泊ったホテルは、テレビクル―が取材のために利用していたり、
ボランティアや、工事関係者なんかで一杯になるらしく、
一般の人は、なかなか予約が取れないとか言われたんだけど、
なぜかＭはアッサリ予約が取れてしまった。


ホテルの大きな窓から海が見える。この手前は今は空き地だけど
波が建物をさらってしまった……

どこぞのテレビ番組で、お涙ちょうだいで綺麗にまとめるために
「それでも気仙沼の人は海のことを悪く言う人は誰もいませんでした」と、締めくくってたと言って
とても憤慨してた。

海で育って、海しか知らないけど、それでもまだ素直な目で海を見ることはできない。
色んなものを持ち去った海は憎いに決まってる。
でも、この海がなければ自分達もないのさ……と、地元の人は言ってた。

複雑なんだよね。
それをひと言で片付けようなんてさ……
そこ、一番大事なところなのに、端折っちゃうと意味が無くなるし……
メディアは当事者の事よりも、興味本位に見てる人の事しか考えてないもんね。
期待してもダメだけど、あまりにも現実とかけ離れたことしか取材しない。

きっと、東京から出て来るときに、机の前で考えたことを並べ直してるだけなんだろう。
そんな気がした。
まぁ、全部が全部じゃないだろうけど、最近のメディアの横暴ぶりはあまりにも目に余るもので。

…と、また文句たらたら・うだうだ書いたところで、話はやっと本題にはいる。
……と思う。ほんでもって、またすぐ脱線すると思う。

さてさて、
夜に嫁ちゃんの両親に会った時、初めて会った気がしなくて、いきなり意気投合してしまった。
色んな話を聞いた。
息子がどれほど大変な思いをしていたか、一番傍で見ていてくれた人が
詳細的に話をしてくれると、Ｍは最初はなんとかこらえていたんだけど、
不覚にも、こらえきれずにまた涙してしまった。
そんなに大変だったなんて……
想像もできなかった。

もちろん、息子も自分がどれほど大変だったかなんて、言うはずもないから
親はわかるわけもない。

どんなにその地域で仕事をしていても、所詮はヨソ者。
あのような未曾有の災害があった時、避難所に逃げ込んだ後は知った顔を探す。
近所の人、幼なじみ、誰か必ず一人はいるはず。
でも、ヨソ者には決まりきった仕事関係しか知り合いはいない。
住んでいる地域が違えば、仕事の関係者すらいない。

寒い体育館で、新聞紙一枚の上にひとり茫然と座っていたという。
息子にしてみれば、土地勘のないところで、
連絡網が途絶えてしまった今、どうやって生きていこうかと考えていたらしい。
素直に「絶望していた」と、言っていた。
余震はひどいし、帰る場所もない。
これでまた津波がきたら、本当にアウトだと思ったという。

沢山の人がいるのに、話し相手がいないのは何とも切ない。
不安な気持ちを語り合う人がいればまだ救われるのに。可哀想に……

その頃、
「ウチの所長、どうしてるだろう？」と、まだ結婚する前の嫁ちゃんがボソっと言うと
「よし、探しに行こう！」ということで、
嫁ちゃんと母親が二人でアチコチの避難所を探し回ってくれたらしい。
その時、もちろん彼女たちだって、被災しているわけで。
嫁ちゃんの母親の家も壊滅状態で、自分たちも別の避難所にいたのに。

嫁ちゃんの母親が、これまたものすごくおせっかいな女性のようで、
こういう人がいてくれて、息子は本当に助かったと思う。

避難所の駐車場で空を見上げてボォ～っとしてる息子を見て
「あ、ほらあそこにいた」と最初に見つけたのが嫁ちゃんの母親。
で、嫁ちゃんが
「え～？　違うよぉ、所長はもっとピッ！　としてるから絶対違うって」と全面拒否。
しかし、実際近くにいくと息子だった……と。
笑っちゃった。
母親のほうがちゃんと見抜いてる。さすがだ。

てか、それくらい息子はうらぶれていたんだ……

その時息子は、避難所から出て歩いて電波の通じる街まで行こうとしていたらしい。
ちょうど雪が降ってきて空を見上げているところに遭遇したと言う。

この辺一帯は壊滅状態だから、歩いて行ったって、
１０日経っても着かないぞと言って、
通れる道路を探して、嫁ちゃんの父親が車で電波の通るところまで乗せてくれた。

それこそ、街は瓦礫だらけで道路も寸断されていて、
しまいにはスタンドも津波にやられて、ガソリンが不足していた頃だったのに。
話を聞いていると、本当にありがたいやら、
Ｍ達は遠くで心配するだけで何もできずにいたのが情けないやら………

震災後は、ライフラインがまともに動き出すまでは
本当に大変な日々だったという。
３か月目にやっと少しだけホッとできたというけど、
それでもまだ街の中は瓦礫だらけ。

地震から２～３日後には、息子は職員さんの安否を確かめるために
歩いて家まで行ったというが、瓦礫の山を越え谷を越え、
いつもなら車で３０分もあれば行きつくところでも１日がかりで歩いていたという。
帰ってきたら足ががくがくで、しばらく震えがとまらなかったとか。
で、それを教えてくれるのは本人じゃなくて、嫁ちゃんのお母さん。

自分の息子のように見守ってくれていたとは……感謝、感謝デありました。

街の様子はというと……
この先の色の変わった部分は生々しい話なので、嫌な人は避けて通って。

瓦礫の下には遺体が沢山あったし、海には沢山浮いていたという。
警察は手が足りないので、結局は民間人が船を出して回収したそうな。
その後のトラウマはひどいものだったらしい。

道路に散乱していた瓦礫の中から、不意に遺体を見つけたときも、
近くにいた住人が運んでいて、嫁ちゃんの知り合いは
遺体の運搬をするはめになり、強制的に手伝わされてたとか。

遺体といっても、体が五体満足のままで安らかな顔をしているわけではない。
焼け焦げた人もいれば、ちぎれてしまった人もいる。
訓練を受けている人でさえ顔をそむけるのに、
民間人にとっては、まるっきり初めての体験で、
悲惨な遺体を見た人は、暫くは食事がのどを通らなかったとか。

ものすごいトラウマだと思う。

しかも、あの未曾有の地震と津波を体験して、
身内や知り合いが亡くなって、帰る家もなくなって、精神的にかなり弱ってるだろうに、
まだ過酷なことが次々と課題として上ってくるんだから、
どこまで我慢を強いるの？

想像力のない人には、どれほど大変だったかは分らないだろう。
もっとも、Ｍだって一生懸命に想像力を働かせたけど、
……無理だった。分らない。

避難所で、もう飲むしかないっしょ…と、皆で飲んだりもしたらしい。
でも、何日かすると、飲んでるだけじゃ現実は変わらないということで、
奮起し始めたとか。

いきなり目の前の困難に立ち向かおうとしても、無理だよね。
自然の流れなのかもね。
でも、最後まで何もしないで酒におぼれている人も、やはりいるようで……

嫁ちゃんの母親は、息子の事を
「彼はいつも凛としてた」と言ってくれていた。
んまぁ、遠くから来た私達に最大のリップサービスと思ったけど、
お世辞とかそんなんじゃ絶対ないと言われ、
そうなんだ……そんなふうに映っていたのね……と、
少しだけ息子が誇らしかった。

Ｍ達大人は色んなことを涙あり、笑いありで話していると、
孫ちゃんが嬉しそうに歌い出す。
いつのまにかゴマをするための、小さなすりこぎを握りしめて
マイクにして歌ってた。
彼女はチビまる子そのもので、めっちゃひょうきんでＭは大いにウケた。

この小さい体で大きな体験をしたなんて、考えるだけで泣けてくる。
彼女なりにあの凄まじい経験を受け入れているところが、すごいなぁ……と。

その辺の軟弱な大人に爪の垢を煎じてあげたいと思ったですよ。
Ｍも爪の垢をもらいたかったけど、すっかり忘れた……

誰からも好かれる人なつっこい性格は、この先も変わらずにいてほしい。

「こんど、さっぽろにあそびにいっていい？」と聞くので
「当たり前だよぉ。この前来てくれるって言ったのに、あんぱんまんに誘惑されたでしょ」と
恨みがましく言うと、ものすごく照れてた。

そういえば、座席のセッティングをした時、
向かい合わせに嫁ちゃん家族、Ｍ家とセッティングして
最初は子供用の箸を嫁ちゃん側に置いていたという。

嫁ちゃんの母親が気付いた時には
Ｍ家のほうに、小さな箸が置かれていて
「あら、間違えた…」と言って、一度戻したらしいのに
気がつくとまたＭ家側にあった……と。

こっちはＭ家だから、孫ちゃんはコッチだよと言っても
「こっちがいいの」と、またお箸を戻していたという。

息子が４月から気仙沼ではなく、石巻での勤務になったので
社宅が１ＤＫしかなく、仕方なく単身赴任している。
孫ちゃんは、息子が大好きで一時でも長く傍にいたいらしかった。
その健気な行動に、ふと笑みがこぼれる。

父親ってのは、どこの家庭でも相変わらず陰が薄いっすね。
Ｍのブログでも陰が薄いっすね……

嫁ちゃんの父親は、気仙沼で会社経営していて、
ちょっとした名士というか、有名な人なんだけど、
演技ではなく、本当に腰の低い人だった。

今回の津波で会社はなくなったけど、
一番早くに再建したツワモノ。
従業員を路頭に迷わすことはできない……って。

でも、普段はものすごくシャイな人で、
あまりお酒も飲まないし笑った顔も珍しいと言うけど
あの日は最初から最後まで笑いどおしだったし、
よく飲んでいたし、喋ったし、それ以上に人の話をよく聞いている人だった。

嫁ちゃんも、母親も目を丸くしていたのが印象的だった。
それほど、嬉しかったんだと嫁ちゃんの母親は言っていたし、
息子は嫁ちゃんの父親にタイソウな信頼があって、
Ｍにも「息子の事は大丈夫だから、心配しないで」と、言ってくれた。
しみじみ、ありがたいと思ったデスね。

良い人達の中で、息子は本当に幸せ者だと思ったデアリマスよ。
まずは、良かった良かった……
チャン・チャン♪

相変わらず話がまとまらなく長くなっちまったぜぇ……

長々と読んでくれてありがと～～っした。

てかね～～、
ちょっと背筋が寒くなることを体験したんですわぁ。
忘れなければ次回ってことで……

Ｍはね、コワい話は嫌いなのよ……くすん……

４月１１日

ちょっと前に戻るけど…
息子に会いに東北に行って来マシタ。

道中、いくつか写真を撮ってきたので

実際、迷った。
観光気分で撮る写真とは違うので、
興味本位のように写していいのか？　…と。

でも、決してただの興味本位じゃない。
現地に行かない人でも、Ｍのブログに遊びに来てくれる人に
現状を見て貰おうと思った。

仙台港から三陸道を通って、途中から海岸線に出た。
それまではよく見るような、のどかな山の風景が続いていたのに
いきなり目の前の景色が変わった。

鉄道だと思う。トンネル近くでの崩落。

ここから、のどかな風景が一変。

気仙沼方面へ……
どこかの新しい道をつくるための工事で見るような景色だけど、そんな工事現場じゃなくてここら一帯は
住宅地だったと思う…
家の基礎が、ここには建物があったんだと主張しているから……


ずっとカメラを構えて、シャッターを押し続けていて……

言葉もなかった。

１年と１カ月前には、ここで普通に生活していた人がいたのに、
波がさらってしまった……

地元の人は一生懸命に気持ちを奮い立たせようとしている。
この「がんばろう南三陸町」の、のぼりが健気に見えて仕方なかった。

確かに被害の規模は大きい。
未曾有の大災害といいながら、対応はいつも通り四角四面。
Ｍ達の応援は、本当に届いてる？　
そんな疑問ばかりが、頭の中をグルグルまわる。


被災地はひたむきに前進しようという気持ちが見えるのに、
そこから遠く離れたＭ達は、去年の気持ちと比べて温度が下がっているよね。
忘れないって言いながら、本音を言えば実際忘れているほうが多いよね。
でもみんな生活があるから仕方ないし、当たり前だと思う。
思い出したとき、また応援すればいいんじゃないのかな
無理のないように復興するまで見守るつもりで。
でも、政府がここの復興を忘れたふりをするのは許せない。
フクシマの原発だけじゃないデショウが。
やることは沢山あるし、お金の分配だってまだジャン！


ダーが「テレビで見た」と言ったラーメンバス。
建物が何もなくなってしまって、野ざらし状態だったけど、
暖かい場所で食べてほしいために、バスの中にラーメン屋を作ったと店主が言ってたという。
Ｍは見てないので知らなかったけど、やはり素早く動くのは民間で働いている人なんだよね。

本当の苦労は、机に向かって仕事をしているお役人には絶対分らないと思った。
現地を見に来ても、やっぱり他人事らしい。
帰る家のある人はそういうものなのだろうけど、国を背負ってる人がそれじゃダメでしょうが。呆れる。


緑が消えて砂色ばかりの道を暫く走ると、色とりどりの賑やかなものが現われてきた。

困ったときに助けてくれた顔を知らない人に、お礼を言いたい気持ちがヒシヒシと伝わってくる。

お涙ちょうだい的な報道をして、強引に「ありがとう」を言わせるマスコミは異常だと思っていた。
こんなふうに道路のあちこちで感謝の気持ちを伝えているのに、それ以上何を求めているの？
「お互い様」なんです。


そしてまた衝撃的な現実が道路沿いに続いてくる。
鉄筋だけが残された建物とか、しょっちゅうテレビで映されていた光景が目の前に広がる。

骨組みだけが残された建物もあったけど、Ｍには寸断された高架橋が信じられなかった。

その後も、甚大な被害を受けた海岸沿いを走って気仙沼に入った。
気仙沼の海岸通りも、瓦礫こそ撤去されたが閑散としたたたずまいが印象的だった。
小雨が降っていたせいもあって、Ｍの目にはひどく哀しそうに映った。

建物があったはずの場所に、基礎だけが残って寂しげに見えた。
この道は震災当初、車の渋滞がすごくて逃げるに逃げられず、
幼い子を抱いたままの親の遺体が多く見つかったと地元の人が言ってた。

話を聞く度に、泣くつもりはないのに泣いてる。

どんなに大変だったか聞いても、実際にその場所で恐怖に襲われた人の体験は、
Ｍには分らない。
多分、こんなカンジなんだろうな……と、人生で最悪のことを考えても
今回の大震災のような経験をしたことのないＭには分ってあげられなくて、
申し訳ないという気持ちになっていく……
当たり前のことだけど、分ったふりすらできない……

でも、今後のことに関しては、何かほんの少しでも手伝うことはできるはず。
震災から１年と１カ月後に、被災地に行ってそんな気持ちになった。

 

着いたぁ……ホッ

苫小牧に到着。

これから急いで病院へ直行。
なんせ、週１回の通院なもんでスケジュールは病院優先。
多分、Ｍはボロボロ……

ふぅ……


旅の詳細は、後日うｐしますデス。

とりあえず、ただいま……ってことで。

留守中、覗きに来てくれてありがと～～デありました

心残りはないだろう…たぶん。

短い滞在期間だけど……
本日帰路につく予定でアリマス。

息子達にも会ったんで、
宮城県をアチコチ見て回ろうと思ってるＭとダー。

本当はＭの体調を考えると、飛行機でさっと行く予定だったけど、
レンタカーだの、宿泊だのって、予約、予約、予約……が面倒で、
車を持っていこうってことで、フェリーになったのデアリマシタ。

船といえば定番はこれ。
豪華客船だろうが、フェリーだろうた、釣り船だろうが、
一時期、コレをやりたがる人は多かったすよね……

もちろんＭ達はやりませんが。ぷ！

それにしても、ずっと心にひっかかってた東北の現状やら
心配していた息子のことやらを見て
Ｍは多分心残りは無いと思う。
娘も成人したことだしぃ～～


あとは、老後をどう生き抜くか……だな。

キビシイ現実が待ってるぞぉ～～～

さて、そろそろ仙台から苫小牧に向けて出港デアリマス。

ＤＯＫＩ×２の初対面

今頃Ｍは、仙台から石巻に向かっている頃デショウか。

その後、気仙沼に宿泊する予定ス。

実は、息子が３月に彼女と籍を入れたので、
すでに嫁さんになっちゃった彼女のご両親に会いに行くのデありました。

順番が変？……てへぺろ

どきどき……デありますっ

本当はもっと早くに行きたかったんだけど……
Ｍの体調を考えると、どうにも二の足を踏んじゃって。

なんせ、向こうへいっていきなり具合が悪くなったりしたら、
皆に迷惑かけちゃうもんね。
……それも嫌だし。
やっと暖かくなってきたこの時期に、今行かなきゃ……と。

それにしても、気仙沼。
実際に自分の目で見てみないと……ね。

このブログは予約投稿なので、帰ってきたらコメ＆写真をアップします。

では、また明日。

♪しぼったばかりの夕日の赤が～～

吉田拓郎氏の落陽が、先日からぐるぐる頭をまわってるデス。

なぜかといえば
本日、
♪苫小牧発・仙台行きフェリー～～～に乗るからでアリマシタ。


陽が沈む図……いつものチャチャっと５分画。

午後７時じゃ、すでに沈んでるですね。

ほんじゃ、行ってきまぁ～す

恥ずかしぃ～～

朝、テレビを見てたら、東京は桜が満開だとか。

で、花見客がすげぇ～～
ラッシュだぁ

都会の人は毎日、人、人、人……と、
人ばかり見てるのに、よくもまぁ人ごみに突入するもんだ。

で、
どこもかしこも、場所取りのブルーシートの目立つこと。
ビックリ。

桜の木の下にブルーが沢山。

毎年のことながら、すごいなぁ……って思う。

もう何年も前に、札幌で花見のためのさくらシートが発売されたんだけど、
都会の人って、そういうものには興味はないんだぁ……
ファッションとかは、こぞってブランド物を漁る感覚があるけど、
それ以外は無頓着なんだね。

風情が無いのかな……ふ…



…と言ってみたところで、
北海道のひとだってひどいよね。
桜の木の下でジンギスカンしちゃうんだもん。

……ホント、信じられない。

桜は偉い。
春になると人間に拷問されるのに、
健気に咲いてくれるんだもの。

それにしても、テレビで見ていると
ヨッパらって喧嘩して、警察ざたになってたり、
飲み過ぎて急性アルコール中毒になったり、
恥ずかしいなぁ。

てか、
大人だよね？

できれば、酔っぱらって救急車が出動しなきゃならないときは、
高額な料金をとることにすりゃいいのに。
大人の着ぐるみを着た子供の感覚だわ。

見てるほうがなさけないし、恥ずかしい……

「お金が無い」って当たり前のように言うけどさ、Ｍは納得できない。

呆れるばかりで黙ってたけど、あまりにもムカついて……
血圧あがってプッツンする前に、
言いたいこと言っちゃおう。

Ｍはね、ドジョウ・野田が言う「不退転の決意をもって云々」ってのが
まず気にくわなかったね。

だいたいね、なんでいつもこう
シチメンドウな漢字を並べるん？？
僕ちゃんたち、政治家はねぇ……こういう言葉を知らないと、
政治家って言わないんだよぉ～～～
……みたいな？

てかさ、一時期流行った横綱に昇進したときの挨拶を真似てるの？
……ぷ！

政治家なら、分り易い言葉で国民にアピールしなさいよ。
そんな普段使わない言葉使われても伝わらないし。

てかね、誤魔化すためにやってるんでしょ。
いつもの屁理屈こねられるもんね。

まぁ、どちらかといえば、
あまり簡単な言葉を使うと、軽く見られるとか、
自分は何も知らない人間だと思われるって恐れてるんじゃね？
だからって、わざわざ漢字ばかり並べなくてもいいっちゅうの。

ってなことで、そこからして文句の山。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いになりかけてるし。

何にしても、不退転の決意をもつのは勝手だけどさ、
Ｍは納得しないね。


当然のように、日本には金が無いって言ってるけど……
そこ、おかしくね？？？

この国が借金まみれになった根本的な理由はなに？
そこんとこ、明確に説明せよ。

てかね、お金が無いから国民に税金で何とかしてもらおうって言うのは、
本当に政治を知らないＭでもできることだよ。

ドジョウ・野田氏は恥ずかしくないの？？
何十年政治屋やってるの？

この、何十年もの長きにわたって政治屋をやってるという事実。
これこそが、おかしくね？？
その長きにわたって、国の税金で仕事してきたんだよね？

ドジョウ氏に限らず。

何十年も政治屋をやって、税金をたっぷりもらって仕事をしてきて、
今更のように、国にお金が無いって変じゃない？

しかも、
自分らの財産、ケッコウ貯めてるよね。
東京のど真ん中に豪邸もあるし……
どうして？

政治でひと財産を稼げるって、おかしくないですかぁ？

バブル時期のお荷物箱モノ然り、ワケのわからない官僚の天下り先然り、
機密費だのなんだのって、誰にも分らない費用を計上して、
とにかく見えないところで湯水のようにお金を使われてきて、
本当に必要なところには、ほんの少しだけ使う……

もう、本当に贅沢三昧してきたよね。
そんな人達のために、
なぜ国民がツケを払わないとダメなの？

で、当然のように「お金が無い」だと。

Ｍは、そんな政治に嫌気をさして、
いつか政権が代わって、まともになると思ってた。
で、
志のしっかりした人に票を入れても、Ｍが応援する人はいつも落選する。

Ｍが票を入れた人は、国会議員の中にひとりもいない。
だから余計に腹立たしい。

客寄せパンダに票を入れる人はバカだと思ってたけど、
本当にバカだ。

何十年も国政に携わってきて、私腹を肥やした人たちの財産を
全部返してほしいって思う。
こんなに借金があるっていうことは、
まともに仕事をしていなかった証拠じゃないですか。
仕事もしないで報酬だけとるのは、詐欺とか泥棒の類だよね。

まともに国の運営をしていたら、国民にこんな危機感持たせないよ。

ずぅ～っと国会議員という職業についている自民党のお爺ちゃん達、
お金返しなさいよ。
あまりにも無責任すぎる。

で、今度は民主党が、また無責任な方向に進もうとしてるの。

地震多発しているこの時期に原発を稼働させて、
日本を滅ぼそうとしているとしか思えない。

これを政治判断で行うのはテロと変わらないと思った。

この国、何もかもがおかしい。

絶対おかしいって……

責任のとれないことをまだやるつもり？？ てか、責任者はだれ？

原発を稼働させる意味はなに？

知りたい。

普通に知りたい。

電気が足りないなんていう話はもう通じない。

で？
実際、どんな理由があるの？？

エダノさん、原発はいらないみたいな発言してたけど、
寝て起きたら真逆の事言ってる。

一体、キミに何があったんだい？
Ｍは心配したよ。
脅かされたの？　身の危険感じてるの？　……って。
それともただのボケかい？
あれ？　エイプリルフールだったっけ？

暫定的な安全基準って、政府が決めたみたいだけど、
政治家のみなしゃん、原発にお詳しい方々ばかりなんですね。
安全基準まで決められるんだから、学者さん達より原発通なんだぁ。
すっごぉ～～いっ！

……てことは、フクシマの現状ってどゆこと？
その辺、しっかり説明いただきたいんですけどぉぉ～～～…

え？
説明の必要ない？

なんで？？

あ、そっか。
もう、収束したんでしたっけね。

だから他の原発は再起動できるってことか。

なるほど。

……って、誰が納得するのよさっ？

東北の復旧ができないのは、原発事故での放射線が瓦礫についてるからって、
どこも引き取りたがらないのよ。
あの膨大な瓦礫を放っておいて、どう復旧しろっていうのよ？

そこ、おかしいと思わない？

原発を稼働させるためのお金は、
東北復旧のために、放射線のついた瓦礫を処理するためにまわしなさい。
そういうのを原発マネーって言うなら許す。
今まで湯水のように使ってたくせに、その処理するお金はどこから出そうかと、
別な財布を改めて探してる。

今、またどこかの原発で何かあった場合、
原発を誘致した町はもとより、原発マネーのあたらない近隣が迷惑を被って
その街の復旧は、東北と同じように置き去りにされるよ。

日本に住んでる人達は、そこ、本当に分ってるんだろうか？
置き去りにされるのよ。

見たでしょ？　ニュースで嫌っていうほど見たはずよ。
それが自分にも起こりうるのよ。

「大変だね」、「ひどいね」、「でも頑張ってね」、「諦めないでね」
事故から遠いところに住んでいる国民はそう言うけど、現状は見ないふり。
瓦礫だってそのまま。

置き去り。

だから、ものすごく腹立たしい。

Ｍの住む札幌市の対応は、なんだ？？　って言いたくなる。
こりゃ、北海道に大きな地震が起きて
今、国内で１基だけ稼働してる泊原発が爆発したら
札幌は見捨てられたって文句言えないや。

そういうことだ。

苫小牧市の市長が、宮城県に行って自ら放射線量をはかっていた。
いいなぁ……って、Ｍは羨ましかった。
上田さんは国の基準では受け入れられないって言うだけで
宮城に行って線量をはかってたっていう話聞いてないもん。

要するに他人事なんだね。

で？　国の基準云々言うなら、
札幌市の基準はどうすることにしたの？　それさえ伝わってこない。
もう１年過ぎてるのよ。
まだ考え中？
のんびりしたもんだ。

東北の瓦礫は１年前からあるというのに……

北海道の高橋知事だって、国に「対応が遅すぎる」って
エラそーに文句言ってたけど
おめぇもな！　ってＭは思ったよ。
国からアレコレ指示される前に、何でアンタは動かないのよ？
さすが元官僚サマだよね。
まぁ、一応は前向きに検討しているらしいけど。
これも官僚的。
しかも、高橋ハルミンは、北海道のひとじゃないから
お気楽に「受け入れますよん」って言えるよね。
ま、それはそれでいいんだけどさ。

問題は札幌市の上田市長だ。腰が重い。重すぎる。……ったく……
Ｍ火山噴火中！

本当に腹立たしい。　なんでいつまでも他人事なのよっ！　絆はどうしたのよさ？

フクシマの原発は今でも放射能を垂れ流し続けてる。
Ｍが危惧しているのは、まだ放射線量が少ないものでも
このまま放置していけば、また新たに積もるんじゃないか…って、
ここは素人だからそう思う。
で、放射線量が上がって「引き取れません」になっていくんじゃないか…と。

四の五の言ってないで、早くしようよ……

で、再稼働しようとしてる原発は
絶対にさせちゃいけない。

事故が起きた時の責任の所在はどうなってるの？
また責任者不在のまま稼働させる気なのかしらね？？

てかね、
責任者がいたところで、責任なんてとれないでしょ。

何で責任のとれないことができるの？？

ものすごく不可解。