すごいね。
値上げ、値上げ……値上げの嵐で、
国民は音を上げる。
面白いなって思ったのが、
お金持ち相手の企業は同じレベルの企業同士で仲良くして、
さらに上昇していくけれど、
庶民相手の商売をする企業は、
同じレベルの企業と敵対して泥争いをしていること。
底辺での争いが、いよいよ始まった。
これって、お金の無い人が自分より弱い人から強奪するのに似てる。
これ、放っておけばだんだん治安が悪くなるヤツ。
強奪が始まれば普通に生活することさえ難しくなって、
庶民はどんどん疲弊していく。
なんだか見えてる……から、嫌になる。
一生懸命に働いても貯金が出来ない時代。
……思ったんだけど、
もうそんなに頑張らなくてもいいんじゃないか……と。
どんなに頑張って仕事しても、
所得税、健康保険料、年金、消費税……諸々、
ほとんどが税金で持っていかれる。
10月からまた税金のシステムがかわって、
扶養控除のパートやアルバイトの税金がとられやすくなってる。
どんなに頑張って働いても最低限の生活しかできないなら、
生活保護を受けたほうが精神的にラクになると思う。
毎日の生活に疲れて精神も病むくらいなら考えたほうが良い。
一旦リセットすることも必要だと思う。
コンビニ強盗や強盗未遂で逮捕された人がみんな、
お金が無かったからという。
働いてお金が無いのか、ギャンブルですったのか、
それは分からない。
でも、真面目に生きていてもお金がないのなら、
刃物を持ってコンビニに行くんじゃなくて、
アナタの行く場所は役所です。
生活保護の申請をするべき人が沢山いるはずなのに、
みんな自助という言葉に翻弄されて、なんとか頑張ろうとする。
力を抜いて方向性を考えると、精神的に余裕ができるはず。
困っていると申し出ている人がいるのに、
自助、自助、そして共助とか言いながら、受け付けなかった時代が長く続いたけど、
「なんちゃって国葬」で使ったお金に比べたら無いみたいなお金でしょうが。
そのくらい国民にも優しい国であってほしいって切実に思う。
いつもいつもこの国は、
低所得者には手厚い保護をしますよと言ってお金をばら撒くけど、
生活が苦しくても低所得の枠に入らない限りその恩恵は受けられない。
そのかわり、
貯金がしっかりあっても収入がなければ納税もない。
そんな人にもしっかりとあたる。
納税しない=低所得者じゃないけどね。
政府は分かっていてもそれをするのは、
政権与党の支持者にお小遣いを配りたいから。
この困った世の中で絞るにいいだけ絞られて、
それでも国民は我慢して小さな幸せを見出そうとして生活している。
このギリギリの生活でも、まだ絞ろうとする政府。
この国の方向性は間違っている。
国民が耐えるから政府はどこまでも甘える。
来月から値上げといえば、爆買いする庶民がいるから、
ここでまたお上は舌なめずりするんだよね。
ほら、それだけ沢山買えるお金がちゃんとあるジャン。
これはまだまだ締め付けイケる。
って。
どんなに音を上げても雲の上の人は聞く耳を持ってくれなくて、
この国は冷たいと感じる
9月最後の日。