日本の文化と国際交流と・・・

日本の文化を守る仕事をしながら同時に外国の留学生さん達を沢山受け入れています。すばらしい日本の文化を伝えて行きたいです。

2016年2月29日(うるう年)

2016-02-29 19:11:40 | 日記
今日は不思議な日ですね。
今日だけ、4年に一回しかめぐってきません。なぜ?

季節と暦月とを調節するために、平年より余分に設けた暦日、暦月です。
地球が太陽を一周するのは、365日と5時間48分46秒なので、太陽暦ではその端数を積んで4年に一回、2月の日数を29日として調整したそうです。



では、なぜ2月なのか?
それは、古代ローマでは春が一年の始まりと考えられ、2月が年末だったので、年末で調整したようです。


また、うるう年には規則があるそうで、4で割れて、100で割れない。または100で割れて、400で割れる年と言うことだそうです。
今年は2016年なので、4で割れて100で割れないと言う事でうるう年ですね。



因みに、うるう年の誕生日の人ってどうなるんでしょうか?
平年はみなし誕生日と言って2月28日か、3月1日に誕生日を迎えるそうです。
選挙権や飲酒など法律的な所は難しいかもしれないですけど、ちゃんと年を取るようです。

てっきり4年で1歳かと思っていたので、羨ましいなぁと思っていました。
80歳で成人式って素晴らしい!



大阪梅田の事故、、、、、、

2016-02-19 23:15:36 | 日記
私はあの辺りをよく歩いています。
とてもビックリしました。
先週も阪急インターナショナルホテルで証券会社のセミナーを受けに行き、帰りにどの道を歩こうかと迷いながら阪急3番街を通り、あの現場に出て(皆、仕事してないのかなぁ...と思いながら) 大阪駅へ歩きました。
さすがは大阪一の繁華街。日本人は勿論、人種も色々です。日本人かなと思ったら中国人だったり・・・



次の日曜日も又丁度事故のあった新阪急ホテルに出掛けますが、あの交差点を渡ろうかと迷います。
これからはキョロキョロして歩いていると無事に帰って来れなくなるかも・・・。
何処を歩くにも車の通らない狭い道路がいいかも知れませんね(:_;)

何処も絶対安全とは言えません。
朝自宅を出て必ず自宅に帰れると言う保証は有りません。




あのドライバーさんは病気で気を失われたのかな?様々な憶測が飛んでいます。
ドライバーさんもお気の毒ですが、被害者の方は本当にお気の毒です。人事だとは思えません。

ジッとしていれば安心かと言うと、家の中に居ても車が飛び込んで亡くなられた事も有るし、怖い・怖い・怖い・・・




何故サミットが伊勢志摩なの?

2016-02-19 19:15:47 | 日記
バリアフリー発祥の地?
サミットの会場となる賢島(かしこじま)は風光明媚な島だから警備の面で安全かな……食事は特に海の幸が浜からすぐで新鮮です。
伊勢海老も牡蠣も美味しいので有名ですが、先日テレビで河豚(ふぐ)も有名と知りました。





でもそれ以上に驚いたのは、先日テレビで車椅子等のバリアフリー発祥の地と知った事です。



ある一組のカップルの男性が下半身不自由でデートもままならなくなってしまったそうです。
お茶や食事の時、二人並んで同じ高さの目線になるように工夫して、体の不自由な方でも外出率が高くなったそうです。
愛情から生まれたアイデアの一例。
車椅子の幅だけ下へ下ろし、車椅子を押し込んで、二人並んでテーブルでお茶を飲みながら会話しておられるのがテレビに写っていました。
「必要は発明の母」ですね。
この優しさがおもてなしの都市として知られ、今回のサミット開催地になったのではと私は思っています。




恋から地域が変わった!素敵な話ですね~♪


和三盆

2016-02-15 17:01:50 | 日記


四国の香川県・徳島県の物が有名です。
口溶けが良い粒子の細い上質の砂糖です。
昔々は中国から輸入していたので“唐三盆“と言われていました。
1716~1736年頃から日本でも造られるようになり、“和三盆“と呼ばれ今日に至ります。
『砂糖きび』から不純物を取り除く為に、圧縮して繰り返し揉み、白くし、乾燥させてから振るった物で、10年以上の経験者でないとこの研ぎの工程は不可能と言われています。





そしてこの砂糖を木型に入れ、押して『干菓子』が出来ます。




お茶会には生菓子と共に必要なものです。
この干菓子とは、生菓子に対して水分の少ない和菓子の総称です。
他に飴類も有ります。



どちらも季節感、日本古来の年中行事が感じられるもので、戴く時は、それでこそ日本人に生まれて良かったと感じる瞬間です。
又この和三盆の干菓子は舌にのせるだけで噛まずとも、音もなく溶けるものです。噛むのはマナー違反です。
私は日本の文化を勉強に来られた外国の学生さんに教え、そして茶会が催されている処へお連れして同席の人の仕草を見てもらいます。
利休さん以前から脈々と続いてる日本の文化ですから、私は大事に思っています。
また、着物を着せて行くことも有ります。
日本人は着物を着るのを嫌がりますが……外人さんは、老若共とても喜ばれました。
最近の爆買の人は知りませんが、、、、、、



そして一旦帰国して、筑波大学や東大や最近ノーベル賞受賞者をよく輩出されている京大に入学される学生さんも有ります。
外人さんから観ると日本文化は勿論の事、大学、文化、企業はレベルが高く日本のイメージはすごいですよ、誇りを持ち、裏切らない様にしないといけません。

日本で初めてコンピュータを作った企業は何処でしょうか?

2016-02-12 18:50:03 | 日記
先ず考えられるのは情報技術(IT)関連の企業かと思いますが……実はカメラやフイルムが主力の富士フイルムさんでした。



びっくりポンですね。
カメラのレンズ設計に必要な光の屈折率の算定に膨大な計算が必要で数ヶ月もかかるそうです。

それを省力化しようと1914年に考えて開発を開始しました。
同時期、東大でも国家プロジェクトとしてコンピュータ開発を進めていた中でした。
富士フイルムの岡崎氏が設計から組立迄、ほぼ独力で取り組み1956年に完成させて「FUJIC」と名付けられました。



人の平均2000倍の速さで計算可能。
その大きさは幅約4m、高さ2mの機械で約2年間レンズ設計や気象庁等のデータ処理に活躍しました。
この機械の速度はスマートフォンの数万分の一程度の速度でした。
今にして思うと非常にゆっくりですが、しかし此処から始まった日本のコンピュータの開発技術は今も世界のトップレベルに有ります。

「情報処理技術遺産」の第一弾として「FUJIC」は東京の国立科学博物館に展示されているそうです。



素晴らしい日本の技術ですねo(^-^)o
世界に誇れる日本の技術は、まだまだ沢山ありますよ!

因みに富士フイルムさんは、化粧品などの開発もしています。多才ですね。