四国の香川県・徳島県の物が有名です。
口溶けが良い粒子の細い上質の砂糖です。
昔々は中国から輸入していたので“唐三盆“と言われていました。
1716~1736年頃から日本でも造られるようになり、“和三盆“と呼ばれ今日に至ります。
『砂糖きび』から不純物を取り除く為に、圧縮して繰り返し揉み、白くし、乾燥させてから振るった物で、10年以上の経験者でないとこの研ぎの工程は不可能と言われています。
そしてこの砂糖を木型に入れ、押して『干菓子』が出来ます。
お茶会には生菓子と共に必要なものです。
この干菓子とは、生菓子に対して水分の少ない和菓子の総称です。
他に飴類も有ります。
どちらも季節感、日本古来の年中行事が感じられるもので、戴く時は、それでこそ日本人に生まれて良かったと感じる瞬間です。
又この和三盆の干菓子は舌にのせるだけで噛まずとも、音もなく溶けるものです。噛むのはマナー違反です。
私は日本の文化を勉強に来られた外国の学生さんに教え、そして茶会が催されている処へお連れして同席の人の仕草を見てもらいます。
利休さん以前から脈々と続いてる日本の文化ですから、私は大事に思っています。
また、着物を着せて行くことも有ります。
日本人は着物を着るのを嫌がりますが……外人さんは、老若共とても喜ばれました。
最近の爆買の人は知りませんが、、、、、、
そして一旦帰国して、筑波大学や東大や最近ノーベル賞受賞者をよく輩出されている京大に入学される学生さんも有ります。
外人さんから観ると日本文化は勿論の事、大学、文化、企業はレベルが高く日本のイメージはすごいですよ、誇りを持ち、裏切らない様にしないといけません。
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