日本の文化と国際交流と・・・

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悩む低身長の小学生

2015-09-18 19:24:43 | 日記
東京都の小学一年生のA君(6歳)は、身長が89cm・体重13㌔。
そこである日、お母さんが悩んで、東京都内の『成長クリニック』に相談されたそうです。

A君は2090gで生まれました。早産ではないのに、身長も平均より4センチ低かったそうです。



A君は離乳食への移行期から、食に関心を示しませんでした。
2歳下の妹は、大きく育ち、あっという間に兄のA君に追いつきました。
両親とも平均以上だし、大きくなるだろうと思う反面、ひと際小さく華奢な長男が気がかりになり、「どうしてA君は小さいの?」と年下の子供から言われる度、心を悩ましていました。
更に3歳児検診で、身長が大きく標準を下回っており、このままでは大人の時の身長は1m57cm位の可能性だと言われました。



標準偏差値の指標では、-2SDを下回ると低身長とされ、100人中、低い方から2~3人に相当すると言われました。




低身長の原因は、
①ホルモンの分泌疾患
②染色体異常
③脳腫瘍などの病気
④子宮内での発育不全
⑤体質的な物 etc



但し、治療に保険がきくのは病気が原因と判明した場合で、5~10%程だそうです。



A君はホルモンや染色体等の異常は無く、『SGA低身長症』と診断されました。
出生時の母親の妊娠週数で赤ちゃんの大きさはほぼ決まっていて、通常、早産であるほど小さく産まれる。

3歳以上になっても、基準を満たせば保険で成長ホルモン治療が受けられます。
A君はすぐに自宅で両親が注射し、3か月に1回通院しています。
現在は身長1m13cm・体重は18㌔。
母親は早めに気づき対処出来て良かったとおっしゃっています。

大人になった時、1m65cm位になるのを目指しています。
A君は注射はそんなに痛くないし、慣れたから頑張って続けると言っておられます。



頑張れA君!!!

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