『北壁の七人』
カンチェンジュンガ無酸素登頂記 小西政継著
世界第三位のカンチェンジュンガ北壁に無酸素で挑戦した小西政継を隊長とした山学同志会隊の登頂記。
登攀シーンはもちろんだが、それ以前の大きな山へ挑戦するための資金集めや各人の仕事や家庭との葛藤や、スポンサーとの力関係。実際にツアーに行ってからの思いなどを赤裸々に書き記しており、そこまで書いちゃっていいの?と思うこともあったが、極限の中での生活では些細な事も不満に感じたりするが下界に降りて人間らしい生活に戻ればまた解けることもあるのだろう。だが、この山へ来るための苦労や登る大変さを理解していない人の言動には、どうだったんだろうね。
今まで読んだ登頂記とは一味違った書き口で大変面白く読ませてもらった。
このメンバーにはスペインのモンセの所で食事をご一緒させていただいた鈴木昇己さんが参加されていた。昇己さんは凄い記録の持ち主だってYnさんから聞かされていたが、不勉強でどこの山に登られていたのか知らなかったのでお名前を見たときにはビックリして更に興味深く読むことができた。
いまだしっかりと目標を持ち自己研鑽されている姿は見習わなければ!
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