サラーム …「平和」

紛争地域パレスチナの女性たちが伝統手刺繍を活かし手作りした
製品を販売することで女性たちの自立を支援する市民団体です

パレスチナに関する本のご紹介

2011-08-24 | その他、お知らせ

☆「中東」の考え方
   講談社現代新書/酒井啓子著〔2010年出版〕
 
パレスチナ問題、イスラーム主義、インターネットなどメディアの影響……。
「中東」と呼ばれる地域のニュースは、背景が複雑で理解しにくいと言われます。
酒井啓子さん(東京外国語大学院教授)のこの本は、大学での授業や、
一般向けの講演などを通して、これらのさまざまな問題を、
国際政治と現代史の枠組みのなかで理解することをねらいとした新書として、
オススメです。

特に、第2章
を読まれると、私たちが支援しているイドナ村の方々がおかれている状況が
近く感じられるのではないかと思います。

【目次】
 第1章  石油の海に浮かぶ国々
       大英帝国の遺産「湾岸首長国」/サウディアラビアの登場/石油の国々

 第2章  パレスチナ問題とは何か
       中東の人々のアイデンティティーを考える/パレスチナ問題をふりかえる/
       アメリカはパレスチナ問題にどのように関わってきたか

 第3章  冷戦という時代があった
       アメリカとソ連の時代/北辺防衛のための国々―トルコ、イラン/
       アフガニスタン侵攻/アメリカの一極集中時代へ

 第4章 イランとイスラーム主義―イスラームを掲げる人々
       イランで実現した「イスラーム共和制」/「革命」政権の変質/
       「民主化が進むとイスラーム主義が強まる」のはなぜか?

  
第5章   メディアとアイデンティティー
                       アラビア語衛星放送「アルジャジーラ」の影響力/ネット空間/
                       イスラーム銀行とスカーフ

 


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