サラーム …「平和」

紛争地域パレスチナの女性たちが伝統手刺繍を活かし手作りした
製品を販売することで女性たちの自立を支援する市民団体です

GW報告・その3~ひろしまフラワーフェスティバル~

2016-05-08 | 活動のお知らせ・報告

5月3日~5日
~ ひろしまフラワーフェスティバル~
(広島市 平和大通り

「ひろしまフラワーフェスティバル」にも毎年出店させていただき、
「五月が丘まるごと展示会」(前ブログ参照)とともに、サラーム・バザーの
ゴールデンウィーク恒例イベントとなりました。
フラワーフェスティバル3日間の感想・報告です。


【5月3日(火)】
初日は午前中からあいにくの雨となりました。
天気予報では強風の恐れもあったため、お隣テントの若者の助けを借りたり、
ユニセフさんの頑丈なテント張りを参考にしてテントをペグで打ちしっかり固定しました。
11時からはパレードが予定通り始まり、
多くの人が傘をさして熱心にパレードを観ておられました。
パレードが終了すればサラーム商品を見に来られる方も増えるか…と待っていましたが、
パレード終了時には雨がかなり激しくなり、道行く人も、
豪雨になる前に足早に帰途に着かれたようで、午後3時ころには人通りも途絶え、
左右のお店も閉店になってしまいました。
それでも、サラームの商品を求めにわざわざ来てくださるお客さんが数名おられ感謝です!
また、雨の中一生懸命パレードされる参加者の方にも感激したり…と、
心温まるバザー初日となりました。

【5月4日(水)】
前日とは打って変わって晴天、爽やかな一日でした。
パレードもない日でしたので、沢山の人たちが食べ物や飲み物片手に
楽しまれている様子でした。
サラームの製品に初めて触れる方たちが多いのもフラワーフェスティバルの特徴です。
“パレスチナ”と聞いて、どの辺りかわからないお客様も多かったのですが、
ビール片手に説明を熱心に聞いて質問もしてくださった青年、
世界各地を回ったことがあり、
中東・イスラムが全て一括りになっていることを
憂いている若い女性が印象に残りました。
豪華トートバッグが最初に売れた商品。
ショルダーを購入し、その場で手持ちの少し小さめのショルダーをその中に入れて、
丁度いい大きさに満足してくださったり、
こういうのを探していたと購入したミニサイズのポーチに
ポケットの小銭を即入れて喜ばれた女性たちがいました。

時折強風が吹きテント全体が揺らぎましたが、何事もなく過ごすことが出来ました。







【5月5日(木)】
五月晴れの中、時折風が木立を吹き抜けて爽やかなお天気に恵まれた最終日でした。
「よさこい踊り」のパレードでは、
どのグループも和のテイストがありながらも躍動感あふれる衣裳と踊りを披露されていましたが、
若者や可愛らしいおチビさんたちに混じって、アラフォー、アラフィフ
それ以上の世代の女性たちのパワフルさにも感心しました。
沢山の人出の中には、毎年のぞいてくださるリピーターのお客様は結構おられ、
パレスチナ女性たちのひと針ひと針が繋いでくれた御縁だなとありがたく思いました。
商品は、ちっちゃな小銭入れがよく出て、三角形のリュックも好評でした。
ベージュ地の高級トートバックとマルチ柄のポーチは安定した人気商品ですね。
パレスチナの女性たちが衣裳に刺繍をする話をすると民族衣裳の人形を購入して下さった方、
立ち止まって、展示の写真を熱心に見てくださり、
紛争はいけないねと手話で話しておられた、ろうあの二人の女性が印象的でした。



~ありがとうございました~


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