「サラーム」としての講演会ではないのですが、
広島・中東ネットワーク協力の講演会が下記の通り開催されますので、
お知らせいたします。
■1月25日(火)■
報告会: パレスチナ難民は今 (逐次通訳付き)
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NAKBA(ナクバ)によって、自分たちの住む地を追われたパレスチナ難民。
60年以上経った現在も、追われた人々の子ども、孫、ひ孫たちは、世代を超えて、
難民として生き続けています。
若い難民世代は、祖父母が逃げてきた地を「出身地」と答えます。
それでも、たくましく、希望を失わず生きています。
ヨルダン川西岸地区の難民キャンプで生まれ育ち、女性の収入創出のための
グループのリーダーを務める女性が、日本国際ボランティアセンター(JVC)の
招へいで来日し、彼女の希望もあって広島を訪問することになりました。
占領下のパレスチナ人として難民として女性として生きる女性のありのままの
声に耳を傾けませんか?
【日時】 2011年1月25日(火)18:30-20:30 (18:00 開場)
【会場】 アステールプラザ 大会議室A
広島市中区加古町4-17 TEL:082-244-8000
【地 図】 http://www.cf.city.hiroshima.jp/naka-cs/access/access.html
【資料代】 500円
【主 催】 日本国際ボランティアセンター(JVC)
【協 力】 広島・中東ネットワーク
(社)アムネスティ・インターナショナル日本ひろしまグループ
【お問い合わせ】 日本国際ボランティアセンター(JVC)東京事務所
TEL: 03-3834-2388 jvc-jer@ngo-jvc.net(藤屋)
・ 広島での問合先:
TEL: 082-830-1291(広島修道大学 名波)
ananami@shudo-u.ac.jp
<プロフィール>
マナール・アル=アッザ (29歳)
パレスチナ、ヨルダン川西岸地区ベツレヘムにあるベイトジブリン難民キャンプ生まれ。
祖父母が1948年、現在、イスラエル領となっているベイトジブリン村を追われ難民となった。
祖父は3年前、祖母は昨年、帰還の夢を果たすことなく亡くなった。
高校生のときには同キャンプでJVCの活動が始まり、ボランティアとして関わる。
2003年にベツレヘム大学を卒業後、アラビア語教師として働く傍ら、難民キャンプに暮らす
女性たちの収入創出を目的としたグループの立ち上げに携わる。
現在はそのリーダーとして、刺繍雑貨の製作・販売を取り仕切っている。