実態は無いけど生きてます

１００歳以上不明、全国２７９人　兵庫・大阪などに集中(朝日新聞) - goo ニュース


こんつぁ
夏休み3日目の夜です。
今日も気になるニュースから記事を書きます。

東京の、行きていれば111歳だったハズの老人が白骨化した遺体で見つかった事件。
この事件を発端に全国でも出るわ出るわ、所在不明の高齢者が何と300人に迫る勢い。
ま、今後もっと増えるやろうね。
中には死んでるのに届け出ず、年金を不正受給してた不届き者もいたみたいやけど。

悲しいのが、自分の親やのに「もう何年も連絡が取れない」「どこに行ったか分からない」ってケース。
天涯孤独ならやむを得ないけども、親やで！？
今は結婚したら親とは同居しない、ってケースは珍しく無いけどさ、せめて安否は気をつけようよ！
盆と正月くらいは会えよ！
これが長寿大国日本の現状。
…なんか、悲しいやん。

でも。
こんな状況がなぜ今まで分からなかった？
転居をしたら転居届を出す。
死んだら死亡届を出す。
それが当たり前だから、まさかこういう状況になってるとは思わなかった？

どアホウが！

それでも調べようと思えば手段はあったハズやろ。
医療保険や介護保険の記録を調べたら、少なくとも100歳になろうかという老人が、過去20年も何の利用も無いなんてまず不自然。
オレらみたいな年代でも、年に1回、少なくとも数年に1回は風邪ひいたりして病院は行く。
ましてや100歳超の老人やで！？
20年前でも80歳やで！？
病院の世話にもならず、誰の世話にもならず、一人でピンピン生きている。
…そういうケースはほぼ無いやろ？

中には長寿のお祝いに記念品贈呈に行った際、住んでいるはずの住所には居なかった、家すら無かったというケースもあったみたいやん。
少なくとも、こういうケースの時はその時点ですぐに調べるべきやったハズや！
なぜ放っておいた？

役所でもいろんな部署があって、個人情報保護の問題もあるから、職員とは言え簡単に介護記録や医療保険の記録を見ることはできないかも知れん。
そういう時は横の繋がりを密に連携して調査したらええやん！
なぜできない？

そういうのがお役所仕事だってんでしょ！？

オレもね、仕事で役所に行くことあるよ。
見てるとさ、中には忙しい部署もあるよ。
けど、ハッキリ言って「何をしてるか分からん人間」がいっぱいいる部署もあったよ。
なのに、アルバイト職員も何人か雇って座らせている。
でも、そのアルバイト職員も何してるのか分からない。
だって、暇そうに座ってるだけなんだもの。
そういう人間を使えよ！
税金で給料払ってんでしょうに！

今回のこの問題。
世の中の近所付き合いが希薄になっているという時代背景もある。
それに加えて、役所の相変わらずの縦割り行政と職員の怠慢も大きな原因の一つやと言えやしないかい？

これで法律で給料をキッチリと保証されてんだもん。
民間人から見ればホンマに羨ましい身分ですわ、お役人さんは。

…ちょっと話がそれた。
で、生きてるのか死んでるのか分からないけど、役所の書面上では生きている人々。
もし、東京の事件が明るみに出ず、この先何年も経っていたら、もしかしたら「最高齢150歳」なんて人も出てたかも知れへんね。
実態は無いけど、役所の書面上では…。

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