サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

デジタル時代のアナログ年賀状の意義

2021年12月19日 10時13分26秒 | 独り言

今年も残すところあと10日ほど。

いよいよ年末感が出てきましたな。

 

年末と言えば「これ必要?」と思えるイベントがいくつか。

一つ、忘年会。

一つ、紅白歌合戦。

一つ、年賀状。

 

忘年会に関してはこの時にも書いたように、まあ会社主催とかの行きたくないやつまで強制参加の忘年会はいらんと思う。

行きたいやつだけ、気の合うやつだけでやる忘年会だけでOKだと思う。

紅白歌合戦はオレは未だかつて見たことも無いから必要かどうかの判断は難しいけど、でもオレも今まで紅白歌合戦見ないで会話についていけなかった、なんて事無かったから別にどっちでもええんだろな。

そして最後の年賀状。

これは個人的にはもうええんじゃないかな、なんて思ってたよ。

 

年賀状の由来は年始の挨拶。

昔は家々を直接回って年始の挨拶してたみたいやけど、会えなかったりで無駄足になったりもう1回行ったりで面倒だよね…てのが世間の流れになり、そして何やかんやで年賀状になった。(←適当やな)

そして令和4年を迎えようかと言う現在。

今はネットも普及しわざわざ年賀状を出さなくてもSNSやLINEで簡単に連絡取れるし年始の挨拶も出来る。

わざわざ年賀状出す意味ある?って流れ。

まあ一言で言ってしまえば年賀状が時代の流れに合わなくなったってコトでしょうな。

 

正直オレも今年賀状出してるのは親戚、会社関係と年賀状以外連絡先の知らない人だけ。

親戚や会社関係はまあ義理みたいなもんやし、年賀状以外で連絡の取る術が無い相手には年に一度の生存確認。

いずれにせよ筆ぐるめを使ってテンプレートを印刷してるだけで、お世話になった感謝の気持ちやその人や家族の1年の健康を祈る気など正直無い

当然オレに届く年賀状もそういうものばかりだ。

そんなものが必要なのかな?と思ってる。

いや、昨日まで思ってた

でも、今はやっぱり必要かな…と思ってる。

 

そう思った理由はスマホに届いた1通のメール。

メールが届いてたのは週半ばだったんだけど、今時スマホにメールなんて、洋服の青●とか、良く分からんとこからの怪しいメールくらいしか来ないので毎週末にメールのタイトルだけ見てまとめて削除してんですよ。

で、今週も例によって削除してるとそういう宣伝メールや怪しいメールの中に1通だけそうでは無いものがあった。

差出人はオレが入社3年目のころに入社してきた女子社員。

正確にはもう15年くらい前に辞めてるので元社員やけど。

当時は例外なく同僚と言うことで義理で年賀状を出してた。

でも、辞めてからも毎年届くからオレも出し続けてた。

 

ここから余談。

これはオレの思い過ごしかも知れないけれど、多分この子は当時オレのことが好きだったんじゃないのかな、と今でも思っている。

詳しくは言えないけれど、実はオレはこの女子が入社する前からこの女子が入社することを知っていた。名前も知ってたので知らなかったのは会った事が無いから容姿だけ。

これは向こうも同じで、入社した時に「○○さんですよね?これからよろしくお願いいたします。」ってお互い挨拶したくらいやし。

なので他の新入社員とはちょっと違う出会いって感じ。

その後、その子はオレと同じ部署に配属され、一緒に仕事をするようになってからしばらくして「今度の土曜日、●●さんや△△さん、××さん(すべて同僚の女子社員)と食事会するんですけど、え~さんさんも来ませんか?」とのお誘いが。

その時は普通に食事会。

そういうのを何度か重ねるうちに●●さんが来なくなり、△△さんが急に都合が悪くなって今日は来ません…だったり、最終的にはいつも二人で会うようになっていた。

これはもしかしたら最終的に違和感無く二人で会えるようにする彼女の作戦だったのかもね。

何だったらデート(らしきもの)にも誘われて一緒に二人で遊びに行ったこともある。

オレが転勤して一人暮らしになった時も、「泊めて欲しい」と言われたこともある。(泊めなかったけど)

ちなみに彼女は早くにお母さんを亡くし、高校生のころから家事を全部やってたから料理も得意。

正直、なかなかの優良物件だったのです(笑)

 

でも。

結論から言えば告白もしてないしもちろんされても無いし、彼女は今は別な男性と結婚して良いお母さんになっています。

ここまで女子の方から前振りがあったのに男のオレから何も行動しなかったなんてクズか!ヘタレか!男して最低や!なんて思ったそこのあーた!

オレも事前情報が無ければ正直多分付き合ってたと思うよ。

当時彼氏もおらん言うてたし。

が、その事前情報(彼女のことを入社前から知ってたことに関連)ってのが良い方の情報ではなく…。

彼女本人のことでは無く、彼女のお姉さんがちと…これ以上は言えないけど。

で、当時その子と出かけるって話をする度に親から「あの子は止めとけ。お姉ちゃんがあんなのだからその妹も本当はどうだか分からん。」て言われてたんだよ。

会社で働く姿、および一緒に出掛けた時の会話内容なんかからも決してその子自身は悪い子じゃないとオレも思ってた。(あ、お姉ちゃんが犯罪者とかそういうのじゃないよ)

でも、やっぱりオレも向こうも社会人でこれから付き合ったら結婚てのも視野に入って来るだろうし、そうなるとお互いの家族の賛成も必要やしお互いの家族や親戚なんかにややこしい事があるのも問題やしね。

うちなんて田舎やから特にや。

結婚は本人同士の意思があれば自由だ!なんて言うけど、田舎はやっぱり「家と家」って考えがまだまだ色濃く残ってるしね。

で、オレの転勤期間が長引きそのうち自然と連絡を取らなくなって行き、彼女も仕事を辞めた…。

 

話が随分横道に逸れたけど、そんな彼女と年に一度の年賀状だけはずーっとやりとりしてて今日に至るワケだが、そんな彼女からメールが。

まあLINEも知らんし連絡手段は当時から変わって無いメールしかないわけで。

メールの主旨はムフフな内容…なんてものには程遠いここで書くに足りないどうでもええ内容やったんやけど、一緒に書かれていた内容にちと心が動いた。

「毎年欠かさず年賀状を送ってくれてありがとうございます。毎年毎年え~さんさんから年賀状が届くのがとても楽しみで嬉しいんです。」

…と。

こっちは筆ぐるめのテンプレート年賀状やのにそんなに思ってくれてるなんて、なんか嬉しい反面テンプレートで申し訳ない気持ちになるわ

ま、テンプレートそのままじゃなく、近況を一言書き添えるくらいはしてるんやけどね。

 

それともひとつ。

先週末に後輩ちゃん(35歳独身女子)と2番バッターさん(46歳独身巨乳女子)と会食した時(その時の記事はこちら)も、何の話の流れからだったか年賀状の話になって、後輩ちゃんが

「私、毎年いつも1番に書くのがえ~さん宛ての年賀状!」

って言ってた。

そんな後輩ちゃんから届く年賀状はいつも干支の絵が入って無い空白部分にビッシリといろいろ書いてくれている。

年賀状らしからぬ手紙みたいに毎年なっている。

しかも手書きで。

 

話が長くなったけど、こういう人が少しでも居る限り、やっぱり今の時代に合わないと思われるアナログ式年賀状も「有り」なのかなぁって。

何つーか、デジタルには無いアナログの温かみっての?

やっぱりそういうの、大事にしていかないといけないのかなぁ…と思った次第であります。

 

追伸。

そうは思いつつ、今年(来年?)の年賀状も筆ぐるめでさっさと作ってパパーっと印刷しちゃいました(←クズか)


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2 コメント

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Unknown (やえち)
2021-12-28 13:18:11
こんにちは。
なんやかんやで、今年ももう終わりですね。
で、え〜さんのブログ見てて色々書きたいこと沢山あって、頭の中で整理したら書き込むぞ〜って考えまとまらず書き込んでませんでした、スンマセン。

さて、え〜さん!
んもぉ〜モテモテじゃないですかぁ〜。
つか、見た目も素敵ですもんねぇ。
優しすぎて相手の事ばかり優先し過ぎてませんか?

確かに「家と家」は間違いでは無いけれど、お互いの気持ちがあっての事ですからね。

因みに私、終活かねて2年前に年賀状のやり取りは止めました。
昔、永六輔さんが「年賀状ってのは正月に新たな気持ちで筆を取り新年のご挨拶をしたためたもので、Xmasまでにポストに投函してくださいってのはどうかしてる」なんてことを話されていて。
テンプレ年賀状なんてさらにナンセンスの極みだなぁと(あ、いやもちろん私も一筆近況は書いてはいましたが)
でも、え〜さんは、ファンの為には書き続けるしかないですねえ(〃゚3゚〃)
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仕事納め (え~さん)
2021-12-29 06:38:48
やえちさんおはようございます。

昨日仕事納めでした。
来年にたっぷりと持ち越しましたが。。。
年明け初日にある会議の資料、なーんにもしてません。
こりゃ新年早々説教からスタートだな(汗)

モテモテ…。
そんな時代が果たしてワタクシにあったのだろうか。
気付かなかっただけ!?
まあもう手遅れですが、世の中には奇特な人もいるもんです。
もし今後チャンスが巡って来るようなら素直になりたいと思います。

やえちさんはもう終活!?
早くないですか!?
でも年賀状は正直今のご時世辞めたからって今までの関係性が絶たれるものでも無いですし、仮に関係性が絶たれるのならその程度の関係だったと言うことですしね。
ワタクシも仕事を辞めた時は年賀状を送る相手は整理するつもりです。
正直仕事関係の人たちとは仕事を辞めてまで関わりたくないと思ってますし。
ブログはサービスが続く限りファンのために(笑)死ぬまでやる予定です。
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