サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

緊急事態宣言延長

2021年02月06日 08時13分13秒 | 時事ネタ

労務行政研究所が緊急事態宣言再発出に対する企業対応を調査

 

緊急事態宣言が出ている地域にお住まい、もしくは通勤・通学等されている皆様こんつぁ

2月7日までの予定で出された緊急事態宣言ですが、1ヶ月の延期が決まりました。

そんな中でいかがお過ごしでしょうか。

 

この延期については「妥当だ」の意見と「いつまで我慢すりゃいいんだ!」って意見と賛否が分かれておりますね。

特に飲食業界の方々からの批判が多いような気がします。

本当は飲食業界のみならず、緊急事態宣言が出ている地域に関しては一般企業も例えば出社率7割だとか、テレワーク推進だとか、20時以降外出は控えるとか、いろいろ協力すべき点はあるんだよ。

でも、一般企業がそれらを守っているのかどうか外部からは確認する事は難しいから、営業してるかどうか目視だけで一発で分かる飲食業だけが目立っちゃう。

「自粛警察」なんかにやり玉に挙げられたりもするしね。

本当に真面目に政府の要請に従って時短営業に協力している飲食業の皆様には死活問題ですわな。

 

で、ここで冒頭のリンク記事。

一般財団法人労務行政研究所なるところが調査した「緊急事態宣言に際して、企業がどのように対応したのか」の結果が発表されている。

詳細は記事を読んでいただけば分かるのでここで述べるのは割愛。

で、この記事を受けてわが社ではどうなのか。

我が社の取り組みを紹介。

在宅勤務やテレワーク、時差出勤などで事務所内の社員在所率を3割以下とする。

社内会議もリモートで行う

20時までには自宅に着けるように会社を出る

公私問わず飲み会自粛

…と言ったところ。

 

おお!すんばらすぃーーーー!!!

 

…と思ったそこのあーた!

 

このブログを長いことお読みいただいている方にはすでにご承知かとは思いますが、わが社は世間体だけを気にする会社。

世間様にはすごーく良い会社に見せることだけには情熱を注ぐ会社。

でもその実態は限りなくブラックに近いグレー。

 

まずは「在宅勤務やテレワーク、時差出勤などで事務所内の社員在所率を3割以下」については、一応在宅勤務、テレワーク、時差出勤はOKになっておりますが、本当にしようもんなら「あ?何でそんな楽するの?」みたいな上からの圧がすごいんだから

もう在宅勤務なんて有給休暇取ってるみたいな目で見られるから。

でも、事務所内の社員在所率は3割に近い。

え?そんな圧があるのにどうやって3割を実現してるの!?やて?

「事務所内の在所率」ってのがミソ。

事務所の中には確かに3割くらい(実際はもう少し多く半分やや下回るくらい)しか人が居ない。

じゃあ他の人はどこにいるの?

ハイ。会議室や営業車の中で仕事しております。

要するに、事務所内の自席に座っている率という言い方をすれば3割実現やけど、みんな事務所の自席じゃない場所で仕事してるってだけ出社率で言えば100%達成!おめでとうございます!!…て感じです。

ちなみに会議室はなかなかの「密」ですよ。

 

社内会議もリモート?とんでもねー。普通に集まって会議や打ち合わせしておりますよ。

20時までに自宅に着けるように会社を出る?いえいえ。皆さん夜遅くまでサービス残業頑張っておられます。

守られてるのは飲み会自粛くらいでしょうな。

(本当に守られてるのかどうかは知らん。少なくともコロナ前は最低月1回はあった会社の飲み会ってのが皆無になったからそう言ってるだけで、プライベートでは行ってるやつもいるんだろうよ。)

 

結局、どこの会社もそういう目標は掲げているけれど、守らなくても誰も何も言わないから守って無い…てのが現状じゃね?

その証拠に緊急事態宣言再発令前と電車の人出がほとんど変わってないもの。

緊急事態宣言が再発令された直後にもブログに「電車の人が減って無い」って書いたけど、あの時は宣言直後だし企業も体制を整備中で減るのはこれからかも…なんて思ってた。

しかしあれから約3週間、これっぽっちも人出が減っておりませぬ。

いや、私立大学の受験シーズン到来で定刻に登校しない高校3年生が若干減ったか?くらいの感覚はある。

が、社会人限定で言えばまったく減っておりません。

今から思えばあの春の電車のガラガラ度合いは何だったのか。

 

春は学校が休校で学生が誰も乗って無かったってのは差し引いても、あの時あんなに電車がガラガラになるくらいにどこの会社も在宅勤務(中には休業もあったのかも)や時差出勤出来たのに、何で今回は出来ないのか!?

結局企業側に政府の要請を受ける気が無いからだわな。

我が社のように制度だけは作るけど「そういうふうに努力します」だけの絵に描いた餅の制度って会社が多い証拠でしょうよ。

真面目に政府の要請に従っている飲食業界や企業もある中で、要請に反して何も変えない会社がほとんど。

これじゃあコロナなんていつまでたっても、どんな策を打ち出しても収まりませんて。

 

オレは日本人は真面目な気質やと思ってましたわ。

でも、現状は「赤信号みんなで渡れば怖くない」になっている。

この状況では緊急事態宣言の延長なんて何の意味も無いでしょうな。

…いや、青信号にしたらもっと収集つかんようになる(宣言解除=コロナ終息!うえーい!あちこち出かけるのは自由だー!!みたいに勘違いするバカも多い)から、そういう意味では赤信号のままってのも意味があるのかもな。

 

じゃあ春みたいにどこもかしこも自粛でいいのかって言えば、これまた経済が回らなくなるので大きな問題。

経済を回しつつ感染拡大を防ぐという「どうやっても決して交わらない平行線をどうやって交わらせるか」という理論に近いことに頭を悩ませ続け、やっと出した知恵はもれなく野党やマスゴミに批判されなければならないガースー政権に同情するわ。

(同情はするけど支持するって意味では無い

コメント (3)
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