サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

批判しか出来ない政党なら不要です

2020年09月12日 08時14分59秒 | 時事ネタ

合流新党代表に枝野幸男氏 党名「立憲民主」継承

与党冷ややか「寄せ集め」 野党は選挙協力に期待 合流新党代表に枝野氏

 

安倍総理辞任を受けて、自民党では新総裁選びが佳境に入っている。

…と言っても事実上ガースー現官房長官でほぼ決まりの様相。

なぜか左翼新聞は石破推しに感じるけど、オレ的にはガースーが妥当かと。

官房長官としての発言(特に対中国・韓国)を見ていてもハッキリかつ簡潔に日本の立場をビシっと言ってのけるしね。

左翼マスコミは安倍への忖度ガー!なんて一時期ワーワー言うてたけど、そんなマスコミは中国・韓国相手のことになると政府に忖度を求めるのは何でだろう。

 

まあそれはいいとして、野党でも再編の動きが。

立憲民主党と国民民主党が合併。

一言で言えば「またですか?」って感じ。

本当にくっついたり離れたり。

まあ政治理念は政治家それぞれ。

時代が変われば考えも変わるだろう。

にしてもコロコロ変わりすぎじゃね?

場合によっては「長いものには巻かれろ」みたいな感じであっち移り、こっちに移りの政治家もいるよね。

それが国民のためだ!と確固たる信念があるのならオレも否定はしない。

が、どうみても「自らの政治家生命を存続させたい」だけの人もチラホラ見え隠れ。

こういう人に多額の税金でメシ食わしてやってると思うとちょっと腹が立つよね。

 

で、だ。

その立憲民主党と国民民主党が合併して誕生したのが立憲民主党。

…て、そのまんまやないかーい!

まあ政治は政党名でするもんじゃない。

問題は中身だ。

新代表(と言っても前からもやってるから何も変わらないけど)の枝野の目指す社会像。

主だったものを挙げてみる。

「支え合う社会の構築」として…

所得税、消費税の時限的減税と定額給付金の制度化

金融資産課税などの強化で、所得再分配機能を回復

まだ減税とか言うてるの?

旧民主党政権時代に「我々が政権運営している間は絶対に消費税は上げません!」言うたのを上げざるを得なくなって政権崩壊したのを忘れたのか?

定額給付金の制度化?

これまた旧民主党政権時代に「財源はある!」と大見え切ってなんやかんやの無償化だのナントカ手当配りますだの言うて、出来んかったのをこれまた忘れたのか?

所得再分配はいいことだとは思う。

弱者が見捨てられるような社会はアカンとは思うよ。

でも、立憲民主党が言うと「お金持ちになりたくて一生懸命働いた人は頑張り以上に税金を取られ、方や真面目に働かない人でもそれなりに手当てがもらえて生きていける社会」なように聞こえてしまう。

こんなんじゃ誰も真面目に働かないよ。

オレだったらそう思うしそうするもん。

「頑張ったら負け」の社会。

こんなんで国力が上がるとは思えませんな。

それとも枝野は社会主義国家を目指しているのか?

じゃあ政党名は立憲社会党にすれば良かったのに。

つかさ、今回も財源の見通しあるの?

 

「一極集中の転換」として…

自然エネルギー中心の分散型エネルギーシステムの推進

ほほう。

2011年3月の東日本大震災で当時の菅直人総理のパフォーマンスだけのために福島原発の処理が遅れたことで結果爆発して取り返しのつかないことをしまったことを少しは反省しての発言なのかな?

そういえば菅直人と言えば、日本の領海内で中国漁船が日本の海上保安庁の船に体当たりして来た事件で、逮捕した中国船の船長が即釈放されたのは菅直人自ら釈放を命じたかららしいね。

らしいと言うのは本人は何も言ってないから。

日々安倍総理には説明責任ガー!言うとる立憲民主党の皆様、そのあたりの説明責任はどうなったんですか?

で、話を戻して自然エネルギー。

オレも自然エネルギーで日本の電力を賄えるならそれに越したことは無いと思う。

が、自然エネルギーのやっかいなところは「安定供給が出来ない」こと。

そりゃ自然相手だもの。

そんな成り行き任せのエネルギー頼りでは経済活動もままならぬ。

「今日は急に天候が悪化したので太陽光発電が予定どおり出来ないので電車が動きません」なんてことになったり、オフィスが急に停電してネットワークやシステムダウンなんて、そんなことでこれまた国力が上がるとは思えないけどね。

そんなエネルギー中心て、具体的に安定供給のめどがあるんですかね?そこんとこ詳しく聞きたいですわ。

 

「現実的な外交安全保障」として…

辺野古新基地の建設中止

日米地位協定改定に向けた粘り強い交渉

まあ一番のツッコミどころはここですな。

民主党政権の初代総理の鳩山は当時この問題に関して何て言った?

「案がある」だの「トラストミー」だの問題をより複雑にした揚げ句に「学べば学ぶほど沖縄の基地の重要性が分かった」って耳真っ赤で言って無かったか?

そして辺野古基地新設は普天間基地の危険性除去のための移転だろ。

辺野古基地建設を中止して、かつ普天間基地周辺住民の危険を除去する名案を今すぐ聞かせてもらおうか!

日米地位協定改定?

確かに日本に不利な面も多々ある協定ではある。

でもどうやって?

粘り強く交渉?

そんな交渉だけで簡単に見直しできるなら過去の政権でとっくにやってなくね?

結局はまた「学べば学ぶほど地位協定の重要性が分かった」とか言うて逃げるんですか?

 

まあ何を言おうが別に立憲民主党が政権獲ったワケじゃない。

なので枝野の目指す社会は今のところ「絵に描いた餅」。

でも万が一…いや、億が一くらいの可能性で立憲民主党が政権を獲るようなことがあれば、これらの内容を聞いてる限りでは正直不安でしかない。

でも、野党が頑張らないと与党も良くならない。

すなわち日本が良くならない。

そのためにも新・立憲民主党には「○○(新総理)が悪い!」「○○(新総理)は辞めろ!」だけじゃなく、批判と同時に国民も納得の対案が出せる政党になって欲しいとオレは思う。

コメント (2)
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