サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

現代版「員数合わせ」

2008年10月04日 13時31分27秒 | 時事ネタ
年金記録改ざん 悪質事業主と結託した社保庁(読売新聞) - goo ニュース

先週の金曜日に異動の内示を受け、まあ今週は目の回るような忙しさだった。
でも、昨日で後任者への引継ぎも終わり、週明けからいよいよオレも新天地での勤務開始ですわ!

で、今週ろくにテレビも新聞も見て無かったオレ。
今朝の朝刊を見て驚いたよ。

また社保庁で年金記録改ざん発覚!?

しかも、今回はどうやら意図的な改ざんのようや。
これまでの「消えた年金」「宙に浮いた年金」の問題は職員の怠慢と単純ミス。
まあこれでも大事な年金を預かってんのやから許されるべきことでは無いんやけども、今回のはちょっと悪質違うか!?

保険料負担を減らしたい事業主。
保険料徴収率を上げたい社保庁。
両者の思惑が見事に一致した結果が今回の問題の原因。

ここで誰が一番被害を受けるのは?
もちろんサラリーマンのオレらやん。
給与から勝手に天引きされてるもん。納付してないなんて有り得ない。
なのに、いざ受け取る段階になったら「あれ?少なくない!?」
原因は社保庁が改ざんを指導してた。
こんなアホな話があるかい!

今朝の毎日新聞の余禄にいい例えが載っていた。
「員数合わせ」
旧日本陸軍では、支給された兵器や被服の数を「員数」と呼び、きちんと揃っているか厳しくチェックされたらしい。
万が一足りなければ、他の隊から盗んででも「員数を合わせる」のが常識だったという。

営内靴を片方失くしたら、もう片方を二つに裂いて並べておけば一足として通った。
靴が使い物にならなくても、他の部隊で困る人が出ても、そんなことはどうでもいい。
自分たちが形式上つじつまが合っていればそれでいい…と。

…。
まさに社保庁がこれや。
従業員が受け取る年金が減ろうが、そんなことはどうだっていい。
自分たちの徴収率が形式上上がればそれでいい。

少子高齢化で年金制度の崩壊が現実のものとなろうとしている。
そんな中で、本来年金制度を守るべき立場の社保庁が厚生年金までもグルになって…つーか、主になって「指導」してたってんだから怒りを通り越して、もう呆れてモノが言えん。

年金制度を一から見直すべき?
いいや、それではアカン。
一からでなくゼロから見直せ!

国民年金は別としても、厚生年金的なものはもう民間の保険会社にまかせたら?
そりゃね、民間企業は倒産の可能性があるから危険やけども、今は社保庁に年金を任せることの方がもっと怖いわ。

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コメント (4)
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