欧羅巴に想いを寄せて…

今日は、Ｎさん＆Ｈちゃんお二人そろって久しぶりのレッスン。
Ｈちゃんは、去年のクリスマスシーズンにイタリアへ行かれたので、まずはそのお話をわくわくしながら聞かせていただいた。そして、こんなにかわいらしいお土産…
お洒落な形のオリーブオイル…
実は、私はまだ一度もイタリアへ行ったことがありません。去年のコンサートで”ベニスの舟歌”を弾くときに、「私は、ディズニーシーのゴンドラしか乗ったことがありません～」と言ったら、お客様が妙にうけて下さったこともありましたが…

今年、かねてから計画していた方々と６月頃、ヨーロッパ方面へ旅行に行く予定だった。かなり、本決まりという感じで、去年の暮れからもう今年を待ちわびているほどに…
ところが、去年も終わり近くになって、急にコンツェルトの話が持ち上がり、どちらをとるべきかさんざん悩んだ…
予定を組んでいただいた方もいらしたので、私の都合でせっかくの夢を引き伸ばしてしまってよいものか……
ただ、チャンスはそう回ってくるものではない…どちらが私にとってのチャンスなのか…でも、それはいくら考えてもなかなか答えは出なかった。せっかく現地を案内していただけるチャンスでもあり、かたや地元の方々と演奏できるチャンスでもあり…

そして答えは…
やはり、演奏する機会をお断りしては、もう２度あるものではない…旅行は、きっと事情をお話すればわかっていただけるに違いない…そう思い、今年はコンツェルトだけに集中することにした。楽しみにしていただいた、Ｆさん、Ｋさん、本当にごめんなさい！
その代わりというわけではありませんが…また、きっと皆さまに音楽の素晴らしさを伝えられるような演奏に仕上げていきたいと思います。

曲目は、決まりました…オーケストラの団員さんからのご希望で…

「グリーグのピアノ協奏曲イ短調」です！

もう、〇〇年も前に、シューマンのピアノ協奏曲をオケとやったことがありますが、出だしは、ティンパニで始まるグリーグのほうがドキドキしそうです。

さて、欧羅巴への夢は、来年へつなげて…また、はじめの１歩…です。