チェリーさんの保育日誌

病院内の保育園で働いている保育士チェリーさんのつぶやき保育日誌です。
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コンクールの魔物

2009-08-09 08:56:04 | 音楽
長女の 吹奏楽コンクールが終わりました。


朝一にでかけ、娘たちの演奏が 始まるまでは、

他の学校の素晴らしい演奏を聴くにつけ、あせるばかり。

プログラムに私の感じた評価を記入していくと 金賞がずらり。


しかし、娘たちの演奏を聴いた瞬間、 不安は払拭され、

涙さえでるほどの 感動に包まれ、素晴らしい演奏ができたと

大満足の出来だったのです。


親の欲目なので、 適正な評価ではないと わかっていますけど、

春の定期演奏会から なんども 娘たちの演奏を聴いてきました。

「今年は ヤバいかも・・・」と何度も不安に思ってました。

先週の 親子DEコンサートでも、だいぶ 仕上げてきた感は ありましたけど、

それでも 不安が残るものだったので、

他の方から 「今年も代表。」という言葉を いただくたびに

「いえいえ、こればかりは 当日になってみないと・・・」と

常に冷静に見てきたつもりです。


それが、昨日の演奏は たまらなく 素晴らしいものだったので、

演奏が終わった後の 顧問の先生の 自信に満ち溢れた笑顔を見て、

安心から 確信にかわったのです。

保護者の方も、応援に来てくださっていた 先輩方も みんな

笑顔でした。

それから 残りの学校の演奏は、焦ることもなく 聴くことができました。


しかし、結果は 無情なものでした。

金賞ではありましたが、 県代表には選ばれず・・・

残念な 結果となってしまいました。


先生も言葉を失っておられました。

生徒もみんな 涙・・・

なぜ? どうして? 

あれ以上の演奏は 他にない というほどの出来栄えだったのに・・・

娘たちにかける言葉も見つからないほどの ショック。


8年連続代表という プレッシャーとたたかい、 

先輩方に申し訳ない気持ちで いっぱいの 娘たち。


出来が悪い演奏だったら あきらめも つくのでしょうが、

演奏が素晴らしかっただけに ショックも大きい。

音楽というのは、個人の感性の問題でもありますから・・・


評価はオールA判定が 3人もいたのに、BやCをつけた審査員がいたらしく、

審議になったみたいです。

コンクールには 魔物がいると 言われますけど、

まさに そんな 状況でした。


いつもは、演奏会が終わると、娘と一緒に御飯を食べて、寮に送っていくのですが、

「ご飯いらない・・・」 という娘を そのまま 寮に送っていきました。

車の中でCDを聴きながら、「この演奏のどこが悪かったのか わからない。」

私たち親も娘も 言葉にならないのです。


なんだか 釈然としない結果ではありましたが、

他の学校と比べてどうのこうの という気持ちは全くありません。

今回 代表に選ばれた学校の演奏は ほんとにすばらしかったです。

(ちゃんと金賞だな、代表だな と思うところに チェックをつけてましたから)

私の耳も まんざらではないな・・・ と 自分に自信を持ったくらい。あは


仕事終りに結果をききに駆けつけてきた ⑦パパさんちの娘さんの学校が

代表に選ばれて、ほんとによかったですね。

前日だったので聴けなかったのですが、定演を聴かせてもらっていたので、

きっと大丈夫と思ってました。

素直におめでとうと言いたいです。


娘たちの 夏は、これからは マーチングにシフトしていきます。

くよくよしても 仕方ないですね。

今年もマーチングで全国をめざして行きましょう。


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