チェリーさんの保育日誌

病院内の保育園で働いている保育士チェリーさんのつぶやき保育日誌です。
ご意見・ご感想もお待ちしてます!

医療保育学会

2005-08-29 14:08:16 | 保育
 先日、広島で行われた医療保育学会に参加してきました。

「医療保育」という耳慣れないことばですが、大学病院や子ども病院などで入院中の慢性疾患の子や、うちのように入院は必要ない程度の急性疾患の子のいわばデイサービスを行う病児保育で働く保育士が、病気の子どもさんを相手にするために、より質の高い保育をするには、医療の知識もあわせて必要だ という観点から医療保育というものが考えられてきたようです。

学会では、保育士や医師がさまざまな立場で研究発表されました。
6時間、ぶっ続けの発表を聞くのは さすがに大変でしたが、終わったあとの懇親会で和やかに話をすることができました。
保育士たちは、皆さん底抜けに明るい方が多くて、とても楽しく過ごせました。
皆さん研究熱心な方が多くて、頭がさがります。私たちも見習っていかなくては。また、横のつながりも大事にしたいな…と思いました。








壁面飾り

2005-08-25 09:25:55 | 保育
病院の中にあると、病児保育室のイメージは、「真っ白で殺風景…」と思われている方も多いのではないでしょうか?
いえいえ、決してそんなことはありません。
子どもたちが過ごす場所として、室内も楽しく暖かな雰囲気を出すように心がけています。季節に応じて壁面の装飾を変えるのも大切な仕事。
子どもたちと一緒に作ったりすることもありますし、だいたいは保育士の虎の巻の雑誌から選んで作ったりしています。

今回は保育士のNさんが、お盆休み中にせっせと作ってくれました。
あ、くれぐれも強制ではありませんから

朝晩涼しくなってきましたが、まだまだ昼間は暑いです。コスモスいっぱいで秋の訪れを心待ちにしています


キャリアスタート・ウィーク

2005-08-22 15:59:01 | weblog
ただいま、当医院に中学2年生の生徒が、職業体験に来ています。
市内全域の中学からさまざまな事業所で1週間、職場体験をするというもので、それが「キャリアスタート」なんだそうです。
以前は2日くらいだったのに、今年から夏休みを1週間も返上し、職場体験するなんて、中学生にしてみれば、それはまた大変なことでしょう。
「大人になったらこんな仕事がしたい」と夢をふくらませている生徒さんたちに、有意義な体験をしてもらいたいものです。

ところで、中学生には選挙権はないけど、ホリエモンさんが、広島6区をにぎあわせています。
亀井さんホリエモン佐藤さん 
投票率はさぞかしすることでしょうね。

竹原市はそのお隣 5区なので、投票には関係ありませんが、しっかりとした考えをもって一票を大切に使いたいと思います。
みなさん、選挙に行ってますか?


保育実習

2005-08-18 09:57:46 | 保育
 先日、さくらんぼに実習生が来てくれました。
短大生1年のYさんは、とってもかわいい女の子
義務ではなく、自発的に実習したいとほぼボランティアに近い状態で2日半ほどさくらんぼのお手伝いをしてくれました。

少子化で保育所などの就職口は狭き門となっているため、どんな保育施設があるのか知りたいと、自らインターネットで調べ、病児保育の存在を知ったようです。
Yさんの伯母さんがうちの病院の主任看護師だったことから、とんとん拍子に話がすすみ、実習に来てくれることになったのです。

Yさんは、明るくハキハキとしていて、とっても感じのいい実習生で、すぐにさくらんぼの雰囲気にもなれてくれました。
子どもたちも、自分と十分に向き合って遊んでくれるおねえちゃん先生にべったりと甘え、絵本を続けざまに5冊も読んでもらっていました。
おかげで私達スタッフも大助かり

これから保育士になりたいという夢をもっている彼女はとても輝いていました。3日間ご苦労様でした

平和の願い

2005-08-16 12:03:10 | 子育て
 吹奏楽コンクールの為広島に出かけたので、5年生の下の子をつれて平和公園と原爆資料館を見学してきました。
私たちが子どもの頃は、2.3回は社会見学や遠足で資料館に行った記憶がありますが、最近ではあまり行かないようです。
夏休みに入るとき、8月6日に平和記念式典に行きたいと言っていたので、広島県人として絶対に知っておかねばならない原爆のことを勉強するよい機会だと思い、連れて行くことにしました。

夏休みで原爆の日からそう遠くなかったせいもあり、館内は外国の方や子どもたちも多くにぎやかでした。私も大人になってからは行ってなかったので、ずいぶん展示の内容も変わっていました。

より詳しくわかるように音声ガイドの機械を借りました(1台300円)。
展示の前でそのボタンを押すと、展示内容についての説明が流れます。あの吉永さゆりさんのナレーションもいくつかありました。

なぜ原爆が落とされたのか。なぜ広島と長崎だったのか。原爆の脅威、悲惨さ、核の与える影響、その他戦後60年たっても消えない後遺症・・・・

本物を体験してない私たちにはとうてい計り知れないものであることはまちがいありませんが、広島に住んでいる者にとっては、原爆の悲惨さを知り、2度と過ちを繰り返さないという強い信念をもつことが当然の使命であると思います。

娘はただただその悲惨な現状を目の当たりにして、かなりショックを受けているようでしたが、彼女の中に平和がどんなに大切で ありがたいものであるかを少しでも感じてくれたらな。。と思いました。






吹奏楽コンクール

2005-08-11 11:40:49 | weblog
中学1年の娘が吹奏楽部に入って、初めてのコンクールに出場しました
中高ブラスバンド部だった私も、音楽は切っても切り離せない生活を送っています。お仕事のお休みをあわせ、下の子を連れて見に行きました。

なんと、我が子の演奏をきくための入場券が大人1,500円、子ども1,000円。写真・ビデオ撮影、録音も禁止で、会場で1団体1,500円でMDが売られていました。
ちょっとつらいものがありますね。

初めてのコンクールで緊張している様子でしたが、演奏もまずまずで、結果は銀賞
3年生の先輩たちは最後のコンクールとなり、泣いている子もいましたが、なかなかよいものを見せてもらいました

全国保育団体合同研究集会

2005-08-01 10:30:12 | 保育
 先月岡山での研修に参加したばかりの私でしたが、今回は広島での合研で、病児保育の分科会があるということで、またまた参加してきました。

岡山の研修の3.4日後に、岡山での発表が良かったので広島でもやって欲しいと連絡があり、かなりびっくりしましたが、せっかくのご好意なので引き受けることにしました
今回は2度目ということもあり、ちょっと余裕もでてきて、なんとか発表もできました。
しかも朝から晩まで病児保育に関わる仲間と病時保育について熱く語ることができ、とても充実した研修でした。

「井の中の蛙」 ということわざもありますが、いくら自分が頑張ってやっていると思っていても、世の中にはそれ以上に頑張っている人もいるし、それは出て行かなければわからないことなんだな…と改めて思いました。

一人で3人分頑張っていると他の先生に認めていただいたこともうれしかったですが、それを施設全体の水準に持っていくことがこれからの課題であると思っています。地道に足元から固めていきましょう。