チェリーさんの保育日誌

病院内の保育園で働いている保育士チェリーさんのつぶやき保育日誌です。
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こだまでしょうか

2006-05-18 10:41:45 | 保育
子どもが学校からもって帰ったプリントに こんな文章がのっていました。

 金子みすずさんの詩と それについて書かれた誰かの文章です。

 『こだまでしょうか』

 「遊ぼう」っていうと
 「遊ぼう」っていう。

 「馬鹿」っていうと
 「馬鹿」っていう。

 「もう遊ばない」っていうと
 「遊ばない」っていう。

  そうして、あとで
  さみしくなって

 「ごめんね」っていうと
 「ごめんね」っていう。

  こだまでしょうか、
  いいえ、誰でも

 

 そして、それについて書かれてあった文章に、ひどく衝撃を受けました。
 文章は覚えていませんが、たしかこんな内容でした。

 かつて、子どもだった頃、「痛い」というと、「痛かったね」という大人(母親、父親、祖父、祖母、近所の大人)にかこまれていました。
 それが今ではどうでしょう。
「痛い」というと「痛くない」という大人。
「痛い」と否定していませんか。


 「痛くない」 言ってるわ。。。 
 こだまって大切なんですね。
 仕事では「痛かったね。頑張ったね。」が言えるのに、我が子には言えてない自分に反省です。