桜桃生存日記

桜桃が気ままに書きたいことを書く日記。
日常のこと、趣味のこと、思ったこと、など。

ラストレター

2021-08-26 | 映画を観よう
2020年の邦画。ラブストーリー。
「Love Letter」公開から25年の歳月を経て発表された新作。
ロケ地は宮城県で、季節は夏。

鮎美の母親の未咲は44歳でこの世を去った。
未咲の妹裕里は、未咲宛に届いていた高校の同窓会の案内を
鮎美から受け取る。
裕里は、未咲の代わりに同窓会に出席した。
なりすます気はなかったのだが、皆裕里を未咲だと勘違いし、
言いそびれてしまったのだ。

裕里は乙坂鏡史郎に憧れていた様子。
鏡史郎は裕里が未咲だと思い込み、話しかけて連絡先を交換する。
この、グイグイくる感じ良いわあ~(/∀\*)
なんと鏡史郎は未咲に25年間恋していたのだった!

しかし鏡史郎からのメッセージが、裕里の夫にばれてしまい、
裕里のスマホが壊されてしまった。
まあこれが至極普通の反応ですわなw( ̄▽ ̄;)w

スマホで連絡が取れない代わりに、裕里は未咲になりすましたまま
鏡史郎に手紙を送り続ける。こちらの住所を書かずに一方的に。
つーかスマホ買いに行けって話よね^^;

ところが、鏡史郎が未咲の実家に手紙を送り、
鮎美が未咲になりすまして返事を送ったことから、
鏡史郎と未咲と裕里の高校時代の記憶、関係性が明らかになるのだった。
鏡史郎と裕里は生物部の先輩後輩の間柄だったのね。
で、鏡史郎は未咲の顔を見て一目惚れっていう。
これが人生を変えた初恋になるとは・・・。

裕里は鏡史郎にとある住所を教えたことにより、
鏡史郎が裕里に会いに行き、物語は動き出します。


裕里を演じるのは松たか子。
母親役、妻役、義理の娘役(嫁役)、
そして鏡史郎に憧れるひとりの女性としての姿を見せてくれます。
明るくサバサバしていて、ハマり役。
観てて暗い気持ちにならない。
こういう女性になりたいな。
松たか子は女優としても歌手としても好きです(*^-^*)

鏡史郎を演じるのは福山雅治。
私福山雅治を一時期好きだったのですが、
歳を重ねていい男度増してますね。
ただこのメガネはどうなんだろ?丸メガネはちょっと・・・^^;
あとちょび髭も、ねえ^^;

鮎美を演じる広瀬すずと、鮎美のいとこ(裕里の娘)颯香を演じる森七菜の
若さ溢れる演技もいいですね。
この2人のやりとりが、ほんまに10代の若い子同士の自然体の言動で
観ていて微笑ましかった( *´艸`)
実は広瀬すずは高校時代の未咲を、森七菜は高校時代の裕里を演じています。
気付かなかった!!Σ(゚口゚;特に高校時代の未咲は髪の毛長いし、
広瀬すずはおかっぱのイメージが強いので。

神木隆之介は高校時代の鏡史郎を演じています。
福山雅治と結構似てるし、話し方も似ていた。
高校時代の裕理と、松たか子の話し方も似ていたので、
神木隆之介も森七菜も、わざと似せるような話し方をしていたのかなあ。


「Love Letter」の流れを汲んでいる設定がいくつかありますね。
最愛の人が亡くなる。学生時代の初恋。手紙のやりとり。図書館。
個人的には「Love Letter」よりストーリーがわかりやすかったと思います。
音楽が幻想的で、自然も美しくて、岩井俊二ワールドに心が洗われました。
ピュアな気持ちになれた。
あとコメディタッチな点も、重くなりすぎなくてよかった。
「Love Letter」を観た人も、観てない人も楽しめます。

私は手紙のやりとり好きです。
手紙に関するいい思い出もあれば、悪い思い出もあるけれど。
手紙系の作品も好き。

25年想い続けるって凄いな。
私もそれくらい長く想い続けたいし、長く想い続けられたい♡

ただ、犬の件に関しては、飼うと決めたら責任持ってとは思った^へ^;
行動や発言がちょっと軽いかと・・・。ここだけ引っかかったな。

♥diarynote時代に相互だけ読めた秘話(/∀\*)
「Love Letter」に出演していた役者さんも参加しているのですが、
トヨエツって最近はダメ男の役なんだねーΣ(´Д`;)
「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」でもそうやったし。

(中略)

あと、私が女性だからなのか、
女の子の制服姿のシーンを見てしまうと、
下着がシャツ越しに透けちゃわないのかな?とか、
スカートのパンチラ見えないように気を付けて~とか、
勝手に心配してソワソワしちゃうのよね。
結構きわどいシーンあったよ(;´Д`
このギリギリの危なっかしさは、岩井俊二の趣味なんかねえ^^;