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星空Diary

趣味として星空を楽しんでいます。掲載した画像は何度でも再処理してアップします。このため、時々、季節感がなくなります。

【りょうけん座】 カタログナンバー 不詳

2016年06月25日 20時37分02秒 | りゅう座

【撮影データ】

H28.4.8撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター

iOptron 45Pro Canon EOS 6D(新改造) PHDガイディング 

ISO2000 180sec×20 Rap2でフラット補正

フォトショップでコンポジット、レベル調整、トリミング

シルキーピックスで画像調整

 

 この日は導入が中々うまくいかず、親子銀河を探して夜空を彷徨っていました。途中、なにやら銀河らしきものを見つけて20枚も撮りましたが、かろうじて銀河らしきものが写っているだけとなってしまった対象です。

 銀河のカタログナンバーすらわかりませんが、最近はほとんど撮影できないという現状から処理してみました。

 はくちょう座も撮りやすい季節になってきているので、次の新月期は狙っているのですが。

 

 


【りょうけん座】 M63 

2016年06月19日 22時08分24秒 | りゅう座

【撮影データ】

H28.5.8撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター

iOptron 45Pro Canon EOS 6D(新改造) PHDガイディング 

ISO2000 180sec×18 Rap2でフラット補正

フォトショップでコンポジット、レベル調整、トリミング

シルキーピックスで画像調整

 

 銀河の周辺部をもう少し鮮やかに出したい! こんな感じで4月に引き続き5月にも挑んだのですが・・・・。シーイングが思ったほど良くなかったこと、ピントも甘いような、狙っていた周辺部の鮮やかさは4月撮影には遠く及ばない状態、惨敗ですね。

 それにしても6月は天文機材の出番が1回もなしとは・・・・。梅雨というわけではないのですが雨の日も多く、月の出が遅い時刻となる晴れた夜も2回ほどあったのですが、うまく都合がつかずという状態、月末の新月期には撮影したいですね。

 


【はくちょう座】 NGC6871

2016年06月11日 20時28分59秒 | はくちょう座

 

【撮影データ】

H28.5.27撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター

iOptron 45Pro Canon EOS 6D(新改造) PHDガイディング 

ISO2000 180sec×8 Rap2でフラット補正

フォトショップでコンポジット、レベル調整、フラットエイド使用

シルキーピックスで画像調整、トリミング

 

 はくちょう座の散開星団NGC6871です。画像処理していて気づいたのですが、赤い散光星雲も背後にありますね。なんとか浮かび上がらせようとやってみたのですが、荒れるばかり、8枚コンポジットでは無理があるようで雰囲気のみとなりました。

 はくちょう座γcyg付近の感じが気に入っているので、次回はNGC6871とともに散光星雲も狙ってみます。

 


【はくちょう座】 NGC6866 はくちょう座3つめの散開星団

2016年06月07日 20時35分20秒 | はくちょう座

 

【撮影データ】

H28.5.27撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター

iOptron 45Pro Canon EOS 6D(新改造) PHDガイディング 

ISO2000 180sec×8 Rap2でフラット補正

フォトショップでコンポジット、レベル調整、フラットエイド使用

シルキーピックスで画像調整、トリミング

 

 はくちょう座散開星団の NGC6866 ですが、5/27に撮ったはくちょう座散開星団4つの中で一番目立たない小振りの散開星団ですね。

 NGC6866はサドルのやや北側、天の川のど真ん中に位置しています。周辺の星の数が多いため一層目立たなくなっているような感じがしますね。

 

 


【はくちょう座】 NGC6819

2016年05月31日 19時35分36秒 | はくちょう座

【撮影データ】

H28.5.27撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター

iOptron 45Pro Canon EOS 6D(新改造) PHDガイディング 

ISO2000 180sec×12 Rap2でフラット補正

フォトショップでコンポジット、レベル調整、フラットエイド使用

シルキーピックスで画像調整、トリミング

 

 天の川の中の散開星団だけあって星の数が多いですね。そのままだと埋没してしまいそうなので、散開星団の部分だけ少し強調しています。散開星団には散光星雲のような華やかさ、M31やM33銀河のような派手さはないですが、遠近感を感じるような写り方をするところがいいですね。

 はくちょう座は、北アメリカ星雲などの散光星雲、網状星雲、まゆ星雲、散開星団多数、球状星団まであります。おもしろい領域です。

 


【はくちょう座】 NGC6811  散開星団三昧

2016年05月28日 13時32分04秒 | はくちょう座

【撮影データ】

H28.5.27撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター

iOptron 45Pro Canon EOS 6D(新改造) PHDガイディング 

ISO2000 180sec×8 Rap2でフラット補正

フォトショップでコンポジット、レベル調整、フラットエイド使用

シルキーピックスで画像調整、トリミング

 

 日の入り時間が遅くなる季節、撮影を始められるのは21:00頃、月の出が23:00過ぎですから正味2時間、ステラショットの星図を眺めて「はくちょう座」にある散開星団を駆け足で4対象撮ることにしました。はくちょう座が撮れる季節になったとはいえ、まだまだ高度が高い位置に来る時間が遅いです。低い高度で狙った今回の撮影では住宅街の明かりによるカブリが盛大に発生しました。

 最初に撮ったのはNGC6811、やや小ぶりですが星々が集まっている様子がわかります。NGC6811では、ケプラー66、67という系外惑星が発見されているそうですね。どれがケプラー66、67なのかわかりませんが、惑星を持った恒星がこの散開星団の中にあると聞くと、また、想像(妄想)が膨らんでいきます。

 

 


【ヘラクレス座】 NGC6229 小さな球状星団

2016年05月26日 20時52分46秒 | りゅう座

【撮影データ】

H28.5.1撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター

iOptron 45Pro Canon EOS 6D(新改造) PHDガイディング 

ISO2000 300sec×10 Rap2でフラット補正

ステライメージでコンポジット

フォトショップでレベル調整

シルキーピックスで画像調整、トリミング

 

 真の真ん中付近に写っているのがNGC6229です。ヘラクレス座には他にM13、M92という球状星団がありますが、これらの球状星団に比べても視直径が小さいですね。

 拡大してみてると、こんな感じで球状星団らしく見えるようになりましたが、解像度がかなり低い感じです。焦点距離760mmではちょっと厳しい対象でした。

 

 

 

 

 


【はくちょう座】 NGC7000 北アメリカ星雲

2016年05月22日 14時08分50秒 | はくちょう座

 【撮影データ】

H28.5.2撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター

iOptron 45Pro Canon EOS 6D(新改造) PHDガイディング 

ISO2000 300sec×16 Rap2でフラット補正

フォトショップでコンポジット

シルキーピックス DS Pro7で画像調整・トリミング

 

  連日、晴れの日が続いているのですが、満月期ということで星空撮影は小休止ですね。

 去年も撮影した北アメリカ星雲、今年はEOS 6D(新改造)で撮影しました。やはり、改造カメラの画像は、無理な補正をしなくても細かなディテールまで浮かび上がってきますね。去年は浮かび上がらせることができなかった北アメリカ星雲周辺の淡い部分が出てくるようになりました。もう少し枚数を重ねるとこの付近の淡い部分の描写も・・・、ということですね。

 

 


【おおくま座】 M101 再挑戦

2016年05月20日 20時09分18秒 | おおくま座

 【撮影データ】

H28.5.1撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター

iOptron 45Pro Canon EOS 6D(新改造) PHDガイディング 

ISO2000 300sec×19 Rap2でフラット補正

フォトショップでコンポジット

シルキーピックス DS Pro7で画像調整・トリミング

 

  とても淡いM101ですが、シーイングが良い条件で撮った写真を19枚も重ねると細部の構造が浮かび上がってきますね。M101の伴銀河NGC5474(写真上)も渦巻きの構造が少し見えるほどになりました。

 撮影場所は家の裏庭で周りは街灯がある住宅街、決して良い条件とは言えないのですが、なるべくカブリが少ない天頂付近を狙い撮影枚数を増やしていくと、それなりに写ってくれるもんです。

 

 


【こぎつね座】 M27 Fox eye

2016年05月14日 17時38分43秒 | こぎつね座

 【撮影データ】

H28.5.2撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター

iOptron 45Pro Canon EOS 6D(新改造) PHDガイディング 

ISO2000 100sec×7 Rap2でフラット補正、フラットエイドでカブリ補正

ステライメージ Ver7 でコンポジット

シルキーピックス DS Pro7で画像調整・トリミング

 

 亜鈴星雲と呼ばれていますが、どうしても動物の目のように見えてしまいます。

 キツネの目だと星座名とマッチするのですが、キツネの瞳孔は縦長だからちょっと違いますね。やはり、似ているのはネコの目ですね。りゅう座にキャッツアイ星雲がありますが、それよりも猫の目に似ているような気がするのですが。

***

 この星雲、けっこう明るい星雲で、ISO2000 100秒露出でしっかり細部まで写ります。途中で民家の明かりによるカブリが出てきたため7枚までしか撮影できませんでしたが、雰囲気を醸し出せる程度までは画像処理できました。

 これからも撮影機会はあると思いますので、詳細な構造まで浮かび上がらせてみたいですね。

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  EOS 6D(天体改造)を導入して、少しずつ真価が発揮できるようになってきました。まぁ、真価が発揮できていなかった理由は光軸の狂い、接眼部からの迷光、フラットの不一致などEOS 6Dとは無関係なところが理由だったのですが・・・、色々と勉強しました。

 

 


【りゅう座】 NGC5907他 銀河

2016年05月12日 20時58分46秒 | りゅう座

【撮影データ】

H28.4.27撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター

iOptron 45Pro Canon EOS 6D(新改造) PHDガイディング 

ISO2000 180sec×5 Rap2でフラット補正

ステライメージ Ver7 でコンポジット,フラットエイド使用

シルキーピックス DS Pro7で画像調整・トリミング

 

 この日は、赤道儀の自動導入の調子が悪く、撮影対象が一発で画角に入らない・・・・、本当はM101を撮ろうと思っていたのですが・・・・、探し求めて・・・探し求めて・・・、さまよい続けて・・・、何か分からないけどエッジオン銀河入ってきたからいいか、と5枚だけ撮ったものです。後で調べるとエッジオン銀河はNGC5907のようです。

 それにしても、”りゅう座”??? あまりなじみのない星座ですが、りょうけん座のとなりにあったんですね。ステラショットで見るとけっこう広いじゃないですか。

 

 


【こと座】 M57 リング星雲

2016年05月09日 20時28分50秒 | こと座

【撮影データ】

H28.5.1撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター

iOptron 45Pro Canon EOS 6D(新改造) PHDガイディング 

ISO2000 60sec×19 Rap2でフラット補正

ステライメージ Ver7 でコンポジット

シルキーピックス DS Pro7で画像調整・トリミング

 

 惑星状星雲の中には鮮やかな色彩の星雲が数多くありますが、大爆発した恒星から放出されたガスですから、恒星やその恒星の周りの惑星・衛星の最後の姿を見ていることになりますね。

 M57の恒星は何億年くらい存在していたんでしょうか。生命を宿している恒星系だったんでしょうか。スターウォーズのように”Long Long ago ....”で始まる物語があったのかも。

***

 トリミングなしフルサイズそのままの画像で見るとM57はかなり小さいですが、小さいけどけっこう明るいんですよね。最初、露出を300secでやってみたのですが色が飛んでしまいました。180sec、90secと落として最終的に60secです。

 総露出時間19分ですが、リング星雲がけっこう鮮明に写りました。中心部の白色矮星もかすかに写っていますね。もう少し撮影枚数を増やしたら背景のザラツキ感もなくなったのですが、妙なところでケチってしまいました。

 


【りょうけん座】 M94 セイファート銀河

2016年05月06日 20時23分45秒 | りょうけん座

【撮影データ】

H28.4.6撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター

iOptron 45Pro Canon EOS 6D(新改造) PHDガイディング 

ISO2000 180sec×20 Rap2でフラット補正

ステライメージ Ver7 でコンポジット、フラットエイド使用

Photoshop CCでレベル補正

シルキーピックス DS Pro7で画像調整・トリミング

 

 M94は中心部はとても明るいのですが周辺部はとても淡い、ISO2000で3分露出を20枚重ねてみましたが、周辺部の淡い部分は浮かび上がってこなかったです。中心部が明るいのはセイファート銀河(活動銀河)の特徴のようですね。

 M63にもあった不思議な紋様が中心部に見えていますが、この部分に巨大なブラックホールがあると考えられているようです。

 

 

 銀河の写真として何となく物足りないような・・・・、やっぱり周辺部をもう少し明瞭にしたいですね。

 

 


【ヘラクレス座】 M92

2016年05月04日 14時45分25秒 | ヘラクレス座

【撮影データ】

H28.4.5撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター

iOptron 45Pro Canon EOS 6D(新改造) PHDガイディング 

ISO2000 180sec×10 Rap2でフラット補正、SIでコンポジット

PSでレベル補正・トリミング SPで画像調整

 

 ヘラクレス座にある3つの球状星団がありますが、北天で一番明るい M13 がありますから M92 はNo.2になってしまいます。”ヘラクレス座球状星団”で検索しても、M92は最初の方には出てこないですね。星の集積や大きさなど立派な球状星団なんですけどね。

 No.3の球状星団(NGC6229)も最近、撮影することができましたが、こちらの方はやや小振りの球状星団でしたね。

 


【おおくま座】 M101 最高のシーイングでしたが・・・

2016年04月29日 16時58分56秒 | おおくま座

 【撮影データ】

H28.4.27撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター

iOptron 45Pro Canon EOS 6D(新改造) PHDガイディング 

ISO2000 250sec×7 Rap2でフラット補正、PSでコンポジット

SPで画像調整、トリミング

 

 日中から抜けるような青空が広がり最高の天気、翌朝までこの状態が続くという予報もあり期待しました。しかし、月の出は22時43分、早めにセッティングを終え、撮影に2時間は確保したいと目論んでいたのですが。

 19時30分からセッティングを開始し20時10分にはセッティング完了、目標はM101を20枚。M101を自動導入したのですが、撮影した写真には見当たらない。もう一度、セッティングを確認したのですが問題なし。撮っては探し、撮っては探すこと2時間、ようやく見つけました。途中、NGC5907が入ってきて20分ほど撮影しましたが、M101を導入できたのは22時10分でした。

 それから月の出により空が明るくなるまでに可能な限り写そうと思っていたのですが、22時40分頃に望遠鏡反転・・・・・、また、ガイドのセッティングと思ったのですが、ガイド画像がなぜか真っ白、そうこうしているうちに空は明るくなって・・・・撤収。

 撮影できたのは7枚でしたが、シーイングが抜群に良かったため、比較的、良く写っています。・・・・・・もったいないなぁ。最高のシーイング・・・・・。