愛媛県今治市にある第54番札所 延命寺
昨日茶番 今日ペテン 明日の被災者どうするの?
凡そ日本での慣例は、大きな決断をする際、重要な人と腹で語り合う習慣がある。
書いてないの、言ったの言わないの、ウザイ茶番劇って、阿呆で大馬鹿じゃねぇか!
書いてなくとも、阿吽の呼吸があるはずで、菅総理の開き直りにはウンザリ。
日本文化の中に、書面より重いのは信頼しあった者同士の思いの共有であることだ。
孝明天皇から容保を心から信頼するとご辰翰二通を戴きながら、松平容保は肌身離さず、
官軍の大将・板垣退助に見せることがなかった。藩内の犠牲は甚大であったものの、
そして犠牲者400余名は触ることも埋葬することも、半年間も許されなかったのである。
婦女子は城内の入ると、藩の備蓄に迷惑を掛けるからと言って断り、大勢自害し果てた。
容保の京都派兵に反対した家老・西郷頼母の家では実に21名の自害者を出している。
初代藩主・保科正之の家訓十五か条を愚直なまで守って、会津の伝統を築いてきた。
そして嬉しいことに、今、『会津っ子宣言』として、教育現場に尚も生きている。
孝明天皇との心の遣り取りと信頼関係がすべてではなかったか。
書状より、心の通い合うことが大切なことは、何より上位のことである。
会津を攻めた長州藩の末裔である貴殿・菅直人、そのことを知ってのことか。
鳩ぽっぽと、かのお坊ちゃまを蔑んでも、貴殿より、ましで嘘がない宇宙人である。
共に二人で民主党を作った貴殿は、最も大切な友を裏切ろうとしているではないか。
本予算の可決も未だに道半ばで、特例公債法案(赤字国債発行)はどうするのか。
今執行されている予算は繋ぎでしかなく、9月からの本予算の執行をどうするんだろう。
無論野党の協力がなくては成り立たない。そんな一大事を電話一本で済ませておいて、
ねじれ国会にしたのは谷垣、あんたじゃないかと言わんばかりの、信なき総理の開き直り。
人にモノを頼む時には「三顧の礼」の喩えもあり、直接逢って、膝詰め談判が普通だろう。
三顧の礼とは目下のものに礼を尽くしてお願いする故事にあることは誰しもご存知だろう。
ウソつきで欺瞞に満ちた菅総理では駄目だ、他の方であったら野党は協力すると、
自民党も公明党も言っていたじゃないか。だったらこの局面を打開するために、
菅総理は即刻辞職すべきである。大局を理解していないばかりか、立ち居地すら知らない。
民主党で全員野球をすると宣言していたのに、党内の両議院総会も開かれていないで、
つまり一掴みの取り巻き連中で、或いは法を無視し、ご自分だけで判断するからこうなる。
野党と大連立内閣を模索し、議員全員で、逸早くこの国難を打開し乗り切るべきである。
あの避難所に一晩泊まってみたらいい。人の汗や油の匂いや灰燼やらの異様な臭気で、
どんなに一緒になって泣いたことだろう。未だに10万余の方々が苦しんでいるんだぞ。
原発収束後とかほざいているが、貴殿の頭も一緒にメルト・ダウン(炉心溶融)し、
更に最近lame duck(レームダック)と揶揄されていることを直訳すれば、
足の不自由なアヒルの意だが、最早死に体政権のことをさす政治用語なのである。
誰がレームダックした総理の元で求心力が働くのか、考えてみれば分かることだろう。
東京工業大学をご卒業なさっている御仁だからなぁ。なぁ小市民運動宰相よ!
尤も、本も読まず麻雀に熱中して忙しかったらしい。
思えば年金未加入問題で、四国のお遍路周りをされましたネ。
全部廻ればいいものを、53番札所の円明寺(愛媛県松山市)で終わっている。
又お遍路したいと言う意欲があるらしいが、次の54番札所は何とその名も延命寺。
今からでは遅いが、延命寺から始まるとしたら、その時こそしみじみと実感することだろう。
政権の座に頑迷に固執し、ハッタリを言い、パフォーマンスだけの自分だったことを。
(尚、申し上げておくが、日経で次の総理として評判の高い枝野は同罪で資格なし)