夢のあと

sakuraと申します。ゲームのプレイ感想と読書感想を書いています。

「伯爵と妖精~すてきな結婚式のための魔法」感想

2009年02月12日 | 読書感想・雑記
やったー!
ようやく読みました!
『伯爵と妖精』の最新刊、『すてきな結婚式のための魔法』!(*゜∀゜)=3

プロローグから見知らぬ女性に後をつけられるリディアに、
早くもストーリー展開に不穏な空気を感じ始めます(笑)。

今迄の経験上、
正体不明な人物の登場=エドガー関係者
の図式が基本ですから(笑)。
しかも、今回はリディアとそう年齢も変わらない女性とくれば・・・。(´д`)
エドガーの過去の女性遍歴に関係がありそう?
と考えるのが自然です。

結婚相手が(一応)元遊び人だと色々大変です。
エドガーがそのことで苦労するのは自業自得なのですが、
真面目なリディアのことを考えると気の毒で・・・。

冒頭のエドガーとリディアは、待ってましたのラブラブぶりです。
というか、エドガーが調子付いてます(笑)。
結婚式迄一週間と迫り、二人はエドガーの屋敷でランチタイムです。

リディア「そういえばエドガー。あなたの一番好きな料理は?」
エドガー「プラムとハチミツのシャーベット。さっきの君の唇の味」

いきなりエロガー(笑)ぶりを発揮です!
グッジョブです!(*´д`*)

そんな幸せいっぱいの最中、
相変わらずの妖精絡みの事件が勃発します。

青騎士伯爵の結婚式に招待する5人の妖精達から、
リディアは当日身に着けるドレス等に祝福を授けて貰います。
しかし、招待されなかった6人目の妖精が現れ、
結婚式を壊すと宣言されてしまいます。
しかも、祝福を授けて貰った花嫁衣裳の一つでもある青いリボンを、
以前、後をつけられた女性クレアに盗まれてしまうのです。
魔法を掛けて貰った道具が一つでも減ると、
その分結婚式当日の守りが弱くなる、とリディアは聞かされ不安になるのでした。
妖精絡みなだけにエドガーに相談することも出来ず、
リディアは一人で解決しようと奔走します。

・・・こういう考え方は頑張り屋のリディアらしいです。
結局、頑なな考えが原因で、エドガーとケンカをしてしまいます。
傍から見れば、夫婦喧嘩は犬も喰わない・・・的な痴話喧嘩ですが。
とりあえずエドガーに相談してみれば、何か解決案が浮かぶかもしれないのに・・・。
読者視点だと、読みながらそう考えてしまいます(笑)。

ニコから事の顛末を聞いたエドガーは、
当日の儀式の進行を変更するという荒業に出ます。
そして、妖精の妨害を受けることなく無事に結婚式が終わります。

・・・ようやく結婚式が終わりました。
これで、晴れてリディアはアシェンバート家の人間です。
良かったね~。(ノД`;)・゜・
特にエドガー。(o・ω・o)

あとは待ちに待った初夜の筈が・・・。

エドガーと朱い月が秘密裏に探っていることについて、
クレアが関係しているかもしれないということで、
エドガーは訪ねて来たクレアから聞き出そうとします。

しかし、そこはエドガー。

相手が女性の場合は、
色仕掛けで聞き出すのが一番確実ということを実行に移します。
しかも間の悪いことに、その場面をリディアとケルピーに目撃されてしまうのです!

・・・エ・ド・ガ・ーッ!!Σ( ̄□ ̄)

おまっ!
折角の初夜を・・・っ!
待ちに待った初夜を・・・っ!
自らの所為でブチ壊すとは、何事っ!?щ(゜ロ゜щ)
・・・楽しみにしていたのに~。(/_;)

当然、エドガーのことが信じられなくなったリディアですが、
それでもエドガーと一緒の部屋で寝ようと前向きになる為に、
妖精に「初夜に逃げ出さない魔法」を掛けて貰います。
・・・妖精の魔法って何でもあるのね~(笑)。(o・ω・o)

が、その魔法も失敗に終わり、
リディアとエドガーは別々の夜を過ごすことになります。
エドガーは一人書斎で、憮然としたまま頬杖をついていると、
ニコが現れて呆れられながら冷静に叱られます。
反省しながらエドガーは、ニコに愚痴をこぼします。

エドガー「今夜我慢しなきゃならないことが、ショックだったらしい。リディアに八つ当たりしてしまった」

・・・分かる。
分かるよ!エドガー!
何ヶ月も理性を最優先させてきて、
ようやく解禁の夜になったんだもんねっ!(ノД`;)・゜・
なのに、初夜にお預けって・・・orz。

・・・いや。
冷静に考えれば、エドガーの自業自得なんだけどね?(o・ω・o)

紆余曲折の末、
最終的にはリディアの愛すべきお人好しと、
フェアリードクターの知識で今回の事件は解決します。
リディアが妖精6人の名前を呼んで、悪魔を封印するシーンは格好良かったです!
エドガーがリディアのことを「僕の妖精」と表現しますが、
もう妖精どころか、リディアが魔法使いに見えましたよ(笑)!!(*゜∀゜)=3

途中、ユリシスもエドガーの前に姿を現し、
今回の事件がプリンスの組織も関与する一件だと分かります。
最終決着の前に、ようやくリディアとエドガーは仲直りをします。

初めての両想い、恋人との接し方、結婚と不安いっぱいのリディアと、
女性との経験は豊富だが、リディアの前では彼曰く、
「十歳位の純朴な少年になってしまう」というエドガー(笑)。

意地っ張りな二人は見ていて微笑ましいです。

そして、いよいよ。
本当に待ちに待った初夜を迎えます!(*゜∀゜)=3
・・・夜ではありませんでしたが。
当然、仲直りしたエドガーは夜迄待てません(笑)。
まあ、夜には今回の事件の首謀者との決着が待っていましたので・・・。
屋敷に着くなり、夕方前の明るい内からリディアを寝室に連れ込みます(笑)。

リディア「あの・・・。まだ夜じゃないわ」
エドガー「夜でなきゃいけない訳じゃないよ」
リディア(そ、そうなの?)

初心なリディアが愛しい・・・。(*´д`*)

『(リディアが)愛してると告げようとする間もなく、長いキスが始まった』

そんな文章で章が終わります。

ドキドキ・・・。(´∀`)

次章の始まりです。

ドキドキ・・・。(´∀`)

・・・。

・・・・・・。

・・・・・・・・・。

・・・って、いきなり事後かいっ!!(ノ`A´)ノ ⌒┫

ケルピーが、ベッドに眠っていたリディアに声を掛けるところから始まります。

ええ~~~っ!(ToT)

もう少し、途中迄の中継とかっ!щ(゜ロ゜щ)
ピロートークは無理でも、
事後のエドガーの様子とか知りたかった・・・。(/_;)
渇望していたものをようやく手に入れた、エドガーの心情とか・・・。
期待していただけに・・・orz(号泣)。

まあ、ラスト近くの首謀者との対決時のシーンで、
リディアを庇いながら、

エドガー「さっきはまだまだ愛し足りなかった。あんなものだと思われたまま死にたくない」

と言うエドガーには吹いた・・・。(´∀`)
流石、エロガー・・・。
あとは、今作でヒットだったエドガーの台詞がありました。

エドガー「子供は10人くらい欲しいね」

多すぎですっ!Σ( ̄□ ̄)
まあ、『紳士淑女のための愛好者読本』の中のエドガーのインタビューにも、
「将来の夢は(リディアとの)子沢山の家庭」と言ってましたからね~。(´∀`)

とりあえず、今回はこの台詞で満足です!m(__)m
ご馳走様でした!
きっと、初めてのリディアを気遣ってセーブしていたことでしょう。
エドガーのことだから、半分も本気を出していなかったのでは(笑)?

今回は『花嫁修業は薔薇迷宮で』の様に、番外編的な話だと思いました。
しかし、アーミンが出て来なかったのは気になる・・・。(o・ω・o)
次巻からはまた、本編のシリアス展開の予感が・・・。
でも、冒頭はラブラブでしょう!
朝一番に目を覚ますと隣にはリディアがいて、
夜寝る前に見るのはリディアの顔。
そんな幸せいっぱいのエドガーが羨ましいです~!(>_<)

・・・感想が18禁的なことばっかりで、すみません。(´д`)
不快に思われた方には、本当にすみませんでした。m(__)m
それだけ、二人の進行具合にハラハラしていたと申しましょうか・・・。
すみません!
言い訳でした!m(__)m
『伯爵と妖精』次巻も楽しみに待ちたいと思います!

次の予定は、
一ヶ月分(!)の溜まりに溜まったテレビ録画分を観てから、
新しい乙女ゲームに入りたいと思います。
また次の更新まで時間が空くかもしれませんが、
よろしければ是非ご覧下さい!m(__)m


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
エロガー? (千夏)
2009-03-01 15:27:43
まぁエロガーとしか言いようがないっすよね
途中の中継欲しかったわ~私もー
あんなにかわいらしいリディアを手に入れられてほんっとに羨ましいわ~

エロガーがニコに説教されてる姿とかも好きにょ〓

次の巻が楽しみですね
再びすいません (千夏)
2009-03-01 15:41:42
彩雲国物語 身代わり伯爵の冒険
↑これは私のおすすめよ読んだことあります?
☆千夏 さま (sakura)
2009-03-01 23:33:21
この度は、コメントありがとうございます!
途中経過が一切ないのも、逆に気になりますよね!
本当に次巻も楽しみです。
千夏さまお薦めの、
「彩雲国物語」「身代わり伯爵の冒険」ですが、
タイトルは知っておりましたが読んだことはありません。
「彩雲国物語」はアニメ化にもなっていますし、
かなり面白いんでしょうね!
機会があったら、手に取ってみたいと思います。
教えて下さり、ありがとうございました。