夢のあと

sakuraと申します。ゲームのプレイ感想と読書感想を書いています。

「身代わり伯爵の告白」感想

2009年10月04日 | 読書感想・雑記

シリーズ10巻目。
『シアラン編』5巻目です。

表紙のミレーユがとにかく可愛いです!(*´д`*)
そして、
『身代わり伯爵と伝説の勇者』以来のフレッドです!
二人の傍には、
剣を手にした団長ジャックが爽やかに立っています(笑)。

その中で一人、異彩を放つ人物がおります。

百合の花びらを手にした大公が不気味です・・・。
表紙の大公を見ただけで、
シアラン編が一筋縄では行かない様子が窺えます。

そして、・・・リヒャルトがいません。orz(グスン)

まずは恒例(?)の、
【表紙から深読みしてみる】でした(笑)!


それでは、ここからは本編の読後感想です。

相変わらずの一言一句ネタばれとなりますので、
未読の方はご注意下さい!m(__)m


予告にもあったようにに、まさに、
『クライマックス直前のシアラン編、衝撃の第5弾!!』
でした!

今回は、起承転結で言う「転」の展開です!

大公の真の狙いが明らかになり、
ミレーユは絶体絶命の乙女の危機です!
姫の危機に騎士は間に合うかっ!?

・・・という、手に汗握る展開で次巻に続きます。

ええーーーーーっ!!Σ( ̄□ ̄)
ちょっ、待っ・・・!!
ええっ!?

これで、これで・・・。
また次巻発売(早くて3ヶ月後?)迄、生殺し状態が続くんですかっ!?щ(゜ロ゜щ)

ただ今、冷静を装って読後感想を書いておりますが、(←え)
実は読み終わったばかりで、
大量のアドレナリンが分泌されて興奮状態です。
考えがまとまりません。
作文用紙に書いて提出出来るような、
客観的な感想が書けそうにありません・・・。orz

なので、最初から読み返しながら、
印象に残った箇所を上げていきたいと思います。

キャラクター紹介のページが、
ようやく『シアラン編』になりました(笑)。

序章は珍しく、エドゥアルト視点から始まりました。

挿絵のパパは・・・どなたですか?
というくらい、鬼の形相です(笑)。

ママは一瞬、ルーディかと思いました(笑)。
そして意外なことに、
リヒャルトの名前を間違えて覚えています。
ミヒャエル君て誰ですか(笑)。

ミレーユが中身を間違えて出した例の手紙は、
やはりというかお約束というか、
エドゥアルトの元へ届いていました(笑)。
しかも内容が、

『この前の夜は、よくもやってくれたわね。乙女の純潔を無理やり踏みにじるなんて・・・云々』

これじゃ、パパも誤解するよ・・・。(´д`)

『夜』とか『純潔』とかのキーワードに、あらぬ妄想が暴走するのも道理です。
その後、手紙を盗み見たジークも、

「一度箍(たが)が外れると、リヒャルトはもう『最終地点』まで自重できないと思いますよ」

冗談か本気か、エドゥアルトに余計なことを吹き込むし(笑)。
って、『最終地点』て・・・(笑)。

その後のエドゥアルトの考えにも笑わせて貰いました。

『一刻も早くシアランへ赴き、愛の鉄拳をくらわせた後で、付き合いたければまず清い交際からだと死ぬほど説教してやらねばなるまい』

清い交際からって・・・(笑)。
本当に『最終地点』まで到達してたら、
物凄ーく今更な感があるのですが・・・。(´∀`)


しかし、これでエドゥアルトも、
二人の交際を認めた形になった訳です。
・・・認めざるを得ません(笑)。
リヒャルトに責任取って貰わないとねっ!

パパはその後も、愉快(?)だった。

国境を死ぬ気で馬車を走らせて逃げて、
魂が抜けた状態でリヒャルト達の前に現われるのです。

苦労しているリヒャルトや自由奔放なフレッドより、
本当に生粋のお坊ちゃま育ちなのですね、パパって。
頑張ったんだね~!(ノД`;)・゜・


シアランへ向かったミレーユは団長のつてで、
無事にシアラン宮廷内に潜り込むことに成功します。
そこで、ウォルター伯爵と会うのですが・・・。

ちょっ・・・!(*゜∀゜)=3

ウォルター伯爵が挿絵に描かれるのって、初めてですよねっ!?
気だるい感じがカインに似てる?

・・・すみません。
ちょっと好みvとか思ってしまいましたっ!m(__)m
リヒャルト、ごめんっ!(ノД`;)・゜・

リヒャルトといえば・・・。

今回も熱いです!

今作はミレーユと離れたまま、
再会はありませんでした。(´д`)

しかーし!

前巻でミレーユを追い掛けると決めた彼は、
今作もミレーユ一筋です!

エルミアーナにミレーユのことを聞かれ、
相変わらずジャックの前で、

「最初で最後の恋人だから。俺はあの人しかいらない」

発言するしっ(笑)!!( ゜Д゜)・∵.ブハッ!


前巻でウォルター伯爵に拉致られたフレッドが、
色々な戦利品を持ってリヒャルトの前に現れると、

「・・・(ミレーユと)結婚したい。許してくれ」

と結婚宣言するしっ!
フレッドからすれば、寝耳に水告白です!
いつの間に、そんなことに!?
でしょう(笑)!


そして決定的なのが、
ミレーユから宝剣の鍵を託されたユーシスに向かっての、
告白の嵐っ(笑)!!

全部ミレーユに向かっての気持ちなのですが、
『死にそうなくらい狼狽している』リヒャルトは、
相手が見えてません(笑)。

去りゆく際には、部屋にいる第五師団に向かって、

「連れ戻したら何が何でも妻にするから、皆もそのつもりで頼む」

発言ですよーーーっ!!(*゜∀゜)=3

相変わらず恋愛フィルターが掛かっているので、
ミレーユのことを「か弱い女性」とか形容します(笑)。

最後はとうとう、
『ぶつっ』と何かが切れちゃいます(笑)!

もう、今回のリヒャルトには萌えすぎ・・・。(o_ _)o~†


兎に角!
今回も、どのシーンも全てがクライマックスでした!

リヒャルトが大公になったら、
複数の妃を持つ可能性もあると聞いたミレーユが、
ハーレムの中でウフフアハハのリヒャルトを妄想したり(笑)。

リヒャルトの夢を見る程、好きだと自覚したり!

アンジェリカに冷やかされて、
照れまくる乙女ミレーユを見てユーシスが一言、
「・・・誰ですか、この乙女な人は・・・」
と告げる面白シーンもあったし(笑)!

そして遂に!

第五師団にミレーユが女で、
アルテマリス公爵令嬢で、
リヒャルトの恋人(?)で、
次代の大公妃殿下になる人物だと明かされるしっ!

この時の皆の反応が楽しかった~。
一人一人の質問に、ロジオンは冷静に対応します(笑)。
・・・ってか、ロジオン。
ジャックの部屋に入ってくる際、
ミレーユの危機に慌てる余り、扉を破壊しています(笑)。

やっぱり第五師団は最高です!
シリアスな『シアラン編』も、
彼等の存在でほっと一息つけます。


全編を通しての諸々の感想でした。
勢いで書いているので、
細かく見返せばまだまだありそうですが・・・。

そして、最後になりますが、
今作中で最大の注目シーンがありました!

煩悩妄想全開の私が、
「あのこと」について触れていないのはおかしいです(笑)。

そう!

ミレーユと大公が宝剣に填める宝石の話をした時、
ミレーユが是非見たいと言うと、

「では、初夜の明けた朝に、あなたに贈ろう」

と大公が告げるシーンです!

・・・しょ、初夜キターーーーっ!( ゜Д゜)・∵.ブーッ

この後、ミレーユは部屋に戻ると、
アンジェリカに全て(←ここ重要!)を話すのです!

実は、この一連のシーンを読んだ時、
またしても妄想が発動しました!(*゜∀゜)=3

この勢いで、
ちょっと妄想創作を書いてみようと思います!
・・・相変わらず、思い付く視点が煩悩まみれですみません。(*´д`*)


次巻は、早くて来年の1月頃でしょうか?
あとがきにもありましたが、
『シアラン編』は次巻で完結だそうです。
・・・『シアラン編』が、ですよね?
『身代わりは伯爵』は、まだ続きますよね?

次の『身代わり伯爵』作品は、
10月9日(金)発売の『ビーンズエース Vol.21』マンガ版です。
そろそろ『冒険』は終わりそうな感じなのですが、
続けて『結婚』も漫画化して欲しいです!

今作は、リヒ×ミレが一緒のシーンがなかったので、
マンガ版で糖分補給をしたいです。(o・ω・o)



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2 コメント

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はじめまして (千旗)
2009-10-05 19:41:58
こんばんは、初めまして。身代わり伯爵シリーズが大好きで同志を求めて彷徨っていたところ、ここにたどり着き、コメントさせていただきました。

今回のリヒャルト、いいですね(笑)良い感じに暴走してくれていて楽しいですvユーシスとの掛け合い部分なんて何度も読み返しています。
ついでに、ミシェルが公爵令嬢と知ったときの彼らのリアクションも最高でしたね!!イゼルスの「私はそんな陰険な人間ではありません」の一言がツボで・・・!次の巻まで生殺しはキツイですよね(泣)その気持ち、よく分かります!私も妄想大爆走で、次の巻を待ちたいと思っています。

初めてのコメントながら、長々と失礼致しました。小説の更新を楽しみにしています。それでは、失礼致します。
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☆千旗 さま (sakura)
2009-10-05 23:10:11
はじめまして。sakuraです。
この度はコメントを書き込んで頂き、
ありがとうございます!m(__)m

>良い感じに暴走してくれていて
適切な表現だと思います(笑)。
リヒャルトにはミレーユのことで、
常に暴走して貰いたいです(笑)。

>イゼルスの「私はそんな陰険な人間ではありません」の一言がツボで・・・!
イゼルスもロジオン同様、冷静でしたね~。(´∀`)
そして、エルミアーナの王子様がイゼルスだったのも意外でした。

>私も妄想大爆走で、次の巻を待ちたいと思っています。
お仲間がいてくれて、嬉しいです!
ミレーユではないけど、
「ウフフアハハ」で脳内補完をしながら待ちましょう!

妄想創作の更新頻度は、それ程高くないと思いますが、
よろしければまた覗いてやって下さい。
本当にありがとうございました!
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