夢のあと

sakuraと申します。ゲームのプレイ感想と読書感想を書いています。

「ペルソナ3フェス~アイギス編~」 エンディング~プレイ感想<3>

2009年05月04日 | 一般&アプリゲーム
クリアしました~!!(ノД`;)・゜・

エンディングの興奮も冷めやらぬままに、
勢いに任せてプレイ感想を書いております!

アイギスのレベル79、
エンディングを入れての総プレイ時間は約40時間でした。

クリアしての感想は、
・・・とにかく脱力状態です。
魂が抜け落ちたというのでしょうか。
1ヶ月以上も『P3』の世界にハマっていた所為で、
終わったことが信じられません・・・。
一抹の寂しさを感じております。

しかし『アイギス編』始終暗い雰囲気で、
最後のラストシーンのみが唯一爽やかでした。

それでは、また一つ一つの扉を振り返ってみたいと思います。

6番目の扉「業の路ジュデッカ」は、
ゆかりの過去でした。
今は亡き父親から、
10年前の手紙を受け取った日の出来事でした。
手紙の内容は本編中にも出てきましたね。

扉の過去は、一人一人がペルソナに目覚めたきっかけを表していたのでした。

そして最後の7番目の扉「王居エンピレオ」は、
アイギスの過去でした。
予想通りというか・・・。

あっ、扉の数と仲間の人数が合わないという説明は、
ストーリー中にありました。
皆の前でペルソナを覚醒させた人の扉はないとのことです。
当然、風花はないです。
・・・コロマルって皆の前で覚醒したっけ(笑)?

7番目の扉内は、アイギスの夢の出来事を映し出します。
いつも「彼」を追い掛けて、決して追い付けない夢・・・。
その夢を繰り返す内にアイギスは、
「生きる」ことに絶望を感じ始めていくのでした。
そして最後に、心を閉ざしたアイギスの影が伸び始めた所で、
夢は終わります。

この「影」って、もしかして・・・!?Σ( ̄□ ̄)

そして、ここでいよいよ「時の狭間」が生まれた原因と対峙します。
仲間全員の「彼」が死んだことを受け入れられない気持ちが、
新たなシャドウを生み出し怪物を造ったというのです。
メティスからペルソナとシャドウは同じ存在で、
呼び名が違うだけだと説明されます。
自分のシャドウを飼い慣らすことが出来る一部の人達のみ、
ペルソナ使いになれるということでした。

・・・ペルソナ使いが7人もいたら、
残滓の念を造り出すことくらい簡単なのかもしれません。

・・・と言う訳で。
「彼」の姿をしたシャドウと対決です!

「彼」はワイルドの能力もあるようで、
次から次へと戦闘メンバーと同じペルソナを召喚してきます。
しかし、メティスのペルソナだけは召喚しません。
ボスですが、そんなに強くなかったと思います。
ちなみに戦闘メンバーは、
アイギス、メティス、明彦、ゆかりでした。
倒すと「彼」の姿をしたシャドウは消えます。
そのシーンがアニメで流れるのですが・・・。
「彼」の消え方がグロくて・・・。
まず最初に、
「彼」を構成していた何かの信号が文字の姿となり、体から抜け落ちていきます。
そして人体標本を見ている様に、皮がなくなり筋肉だけになります。
そして筋肉が消え骸骨姿(脳は見えている!)になって消えていきます。

・・・恐っ!!((((;゜Д゜)))ガクガク

これ丁度、夜中にプレイしていて恐くなりました・・・orz。
何故、ここ迄やる・・・?(T_T)
スタッフの狙いが分からない・・・。
恐怖心や嫌悪感をプレイヤーに抱かせる事で、
あくまで「彼」の姿をしたシャドウは幻と認識させたかったのか・・・?

でも、仲間の心にいる本当の「彼」が最後に微笑んでくれたので、
後味は悪くなかったです。
・・・ってか、そう思い込むしかない。

諸悪の根源を倒し、一人一人が「鍵」を手にします。
メティス曰く、
その鍵が時の止まった寮から出られる唯一の手段だということです。
・・・メティスって何でも知ってるな~。

ここで重要な事実が判明します!
何と!
この鍵を使えば、いつの間にか開かなくなっていた、
「彼」の部屋の扉を開けて過去へ行けるというのです!

ラウンジへ戻って皆で話し合います。
しかし、寮内は既に崩壊が始まっており、
一刻の猶予もない状態でした。
そして、更に凄い展開が待っていました!

ここへ来て、仲間の意見が食い違いを見せ始めます。
ゆかりは、やり直せるチャンスがあるのなら、
過去へ戻って「彼」一人だけが犠牲にならない方法を見つけたいと主張します。
それに対して断固として明彦は反対します。

「やり直せる過去なんてない。全ては今に繋がっているんだ」

結局、話し合いは決裂に終わり、
力ずくで仲間の鍵を奪い合うという展開になります。

ちょっ・・・!皆さん!
プレイヤー置いてけぼりですからっ!Σ( ̄□ ̄)

ゆかりは今迄どっちかというと嫌いな部類でしたけど、
(事情を知らないくせに、すぐに攻撃的な態度を取る所とか)
今回は初めて彼女の意見に賛成でした!!

やり直せるチャンスがあるなら、やり直したいと思うでしょう!?
生きていれば、
そんなチャンスが万に一つもないことくらい分かってるからこそ、
奇跡的に与えられたチャンスを生かしたいと思う訳です!
仮に結果が同じことになったとしたら、
その時は諦めが付くかもしれない・・・。
そんな風にゆかりも思ったかも・・・。
勿論、そうならないように努力すると思いますけど。

なので、ここでプレイヤーに選択させて欲しかったです。
「彼」が生きている現実を「今」にするか、
起こった出来事を受け止めて「今」を生きていくか・・・。

それが出来たら、このゲームもっと評価が上がったかも・・・?
あっ。
しかし、そうなると『アイギス編』の意味がない?
本編で終われば、まだ「彼」の生死はハッキリしていなかったから。
難しいです・・・。

話をストーリーに戻します。

結局、アイギスとメティスで組み、
明彦・天田組、順平・コロマル組、ゆかり・美鶴組と戦います。
ラスボス前のボス戦といったところでしょうか。
一回の戦闘毎にラウンジに戻れるという親切設計です。
アイテムの補充とHP・SPが全快するので、まだ楽勝でした。
全ての鍵を手に入れると、一つの鍵に姿を変えます。
これで寮から出られる筈です。

しかし、「彼」が死んだ真実を知りたいと願う、
アイギスの意見に仲間が賛同してくれます。
その原因を探る為、本当に最後の扉、
「最後の試練」の扉を開くことに・・・。

かつてのニュクスとの戦いを目の当たりにします。
そこで、「彼」が行った真実を知ることになります。
「大いなる封印」とは、自らの命を封印に使うことでした。
自分の存在、そして全てを知ったメティスが補足してくれます。

「本来、ニュクス自体を封印する意味はない。あれは人間に敵意はない存在だから。
 封印する意味は、逆に人間の悪意がニュクスを目覚めさせるのを阻止する為」

という衝撃な内容でした。
真実を知ったゆかりは、
もう過去へ戻ってやり直そうとは思わないと告げます。
多分、何度でも「彼」は同じことをする筈・・・。

ええと・・・。
綺麗にまとめてくれましたが、
その封印は主人公にしか出来ないことだったのでしょうか?(o・ω・o)

誰の命でも良かったのか?
例えば他の仲間とか・・・。
その辺りの説明がなかったのが、ちょっとな~。

でも、まあ。
「デス」を10年近く封印出来た、
特別な力を持った主人公にしか出来ないこと・・・、
と言われれば私も納得します。
過去へ戻ってやり直そうと思わないかもです。
あの時、主人公にしか出来ないことだったら、
きっとニュクスと対峙する時に戻っても結果は同じだと思うから。
・・・哀しいですけどね。

関係ないけど、
昔プレイした『ブレスオブファイア2~使命の子』を思い出しました。
ラスボスを倒すのが主人公の使命だと思ってたけど、
倒して自らの体で封印するのが本当の使命だっという・・・。
衝撃的な最後が似てる・・・。(ノД`;)・゜・

そして全てを知った仲間達に、
人間の悪意から生まれたシャドウが襲い掛かります。
これが最後の戦いです。
正真正銘のラスボスです。

その名もエレボス。

・・・・・・。(o・ω・o)

ええと、良いですか(笑)?
エレボスだの、タナトスだの。
『ネオアンジェリーク』をプレイしている錯覚が・・・。(´д`)

エレボス戦は流石にラスボスです。
キツかったです。

「闇の抱擁」なるものを唱えてきます。
力が蓄えられる前に、ある程度HPを削ることが出来れば、
球体が拡散消滅されます。
ラスト近くでHPを削ることが出来ず、
一度攻撃を受けてしまいました・・・。
4人中2人が死に、
残り2人はHP2ケタの状態という悲惨な状態に・・・。

これ、もう次は受けたくない!((((;゜Д゜)))

次からは必死でHP削りました。
ちなみに戦闘メンバーは、
アイギス、メティス、明彦、美鶴でした。
美鶴が何度死んだことか・・・。
そして、明彦をメンバーに入れたことを軽く後悔しました。
だって何故か打撃攻撃メインで・・・orz。
敵にジオ系が効かないのかと思い、
アイギスにジオダインを使わせてみたところ・・・。
・・・普通に効いたよ?明彦さん?

何とかエレボスを倒して無事にエンディングを迎えました!(ノД`;)・゜・

メティスの正体は、やはりもう一人のアイギスでした。
と言うか、アイギスの心でした。
扉で見たアイギスの夢の最後に影が伸び始めていましたが、
やはりそれがメティスの姿を形成した訳です。
だから最初から感情表現が豊かなのね~。
そしてメティスは、アイギスと一つになります。

アイギスも、あわや「彼」の二の舞!?と思いましたが、
無事に戻ってきました。
思考系回路が焼き切れているのにアイギスが普段と変わらないのは、
ロボットから人間に近い存在になったということ?
その辺りをラボで詳しく調べて欲しい。
でも、そうなると実験対象となってラボから出られなくなりそうだし・・・。
このままで良いんですかね(笑)?

全てが終わったことで、日付も4/1に変わります。
寮を出る日です。
ラボへ行くことになっていたアイギスですが、
もう一度ゆかり達と学校へ通う決意をします。
新しい寮では、ゆかりと同室になるのでしょうか?
玄関の鍵を掛けて、アイギスは寮に背を向けます。
そして、改めてゆかりと友達になったアイギスは、
笑顔で彼女の手を取るのでした。

~fin~

おおーーーっ!
爽やかな終わり方じゃないのっ!!(ノД`;)・゜・

そしてスタッフロールが流れ、
エンディング曲「Brand New Days」が流れます。
引継がないので、セーブ画面は現れずにタイトル画面になります。

もう、本当に放心状態でした。
『アイギス編』は敵が強く、
戦略を考えないと勝てない仕様に途中投げ出しそうになったのも、
今となっては良い思い出です。
良く、終わったなと感慨深いです。

以上で『ペルソナ3フェス』プレイは終了です。
本編と合わせて、総プレイ時間は約148時間でした!
お疲れ!自分(笑)!

とりあえず、自分の中のRPG祭りは一段落しました。
このGW中に次の乙女ゲーに入りたかったので、
次は乙女ゲーをプレイ予定です!
・・・本当は録画した番組とかが山程溜まっているのですが。
新作『伯爵と妖精~魔都に誘われた新婚旅行』も、まだ読んでません。orz

新作ゲームも続々と届きました!
『Vitamin Z』
『リトルアンカー』
『カヌチ~黒き翼の章~』
『伯爵と妖精~夢と絆に想いを馳せて~』
上記の中からプレイする予定です。
乙女ゲープレイ感想をお待ちの方、お待たせ致しました!
・・・別に待ってないですか(笑)?(´д`)
プレイ感想をアップした際には、
よろしければ覗いてやって下さい。m(__)m


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2 コメント

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例えの中で (あか)
2014-08-07 12:44:22
ブレスオブファイア2使命の子のエンディングの自己犠牲を引き合いに出してましたがあれは今でいうバッドエンドですよね。あの頃のゲームなのでトゥルーエンドはあまり知られてはいませんがw

確か自身の身体で封印しようとする代わりにある人物が納得の方法で代役を買って出てくれるのが真エンドだったような。記憶が曖昧でスイマセン そんな感じのもあったような
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☆あか さま (sakura)
2014-08-07 13:50:10
こんにちは。
コメントをありがとうございます。

>ブレスオブファイア2使命の子のエンディング

トゥルーエンドが存在していたのですね…!
教えて下さり、ありがとうございました!
『Ⅱ使命の子』はエンディングの衝撃が大きすぎて、地下から地上を目指すストーリーが印象的だった『Vドラゴンクォーター』と同じくらい、自分の中では忘れられないナンバリングタイトルになっています。
主人公が犠牲にならなくても良いエンディングあった事を初めて知って、救われた気持ちになりました!
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