Une petite esquisse

日々の雑事の中で考えたこと、感じたことを徒然に書き綴ります。

村上春樹のルアンパバーン、ガイドツアー(5)逆説的旅行案内

2020年08月06日 | 社会学/社会批評
朝市(モーニングマーケット)

 今日の参加者は宇都宮検事クン一人か。昔はノーメル文学賞候補者として毎年カラ騒ぎを繰り返してくれたのに、
昨年は昭和天皇がなくなった時のように、しんみりしていた。新型コロナ禍の発生前なのに、誰も空騒ぎしてくれ
なかった。ノーメル文学賞候補なんて50年間ばれないウソをついたつもりだが、嘘がバレたんか?この新企画のガ
イドツアーもこんなに参加者が少ないと来年は雇い止めだ。
おまけに僕に批判的な論評を書いている人はハラグロカズオとムラカミフユキでは土俵が違う、横綱と序二段ぐら
いの違いがあると言いやがる。ろくに、僕の小説なんか読んでないくせに。宇都宮クン失礼だと思はないか。 






朝市風景

 「村上センセー、早くメコン川沿いの朝市に行きましょう」、美しい日本の諺で「時は金なり」と言うじゃありませんか、
センセーの戯言を聞いている暇はありませんヨ。Let‘goto Morning Market early. あ~、ちょっと待ってくれ、実は
朝市はメコン川沿いの通りではないのだ。スマン、スまん、およそ20mばかり内側に曲がったモーニングマーケット通り
にあるのだ。メコン川沿いと書いたほうが、飛騨高山の朝市を思い出してわかりやすいと思ったのだ。それに優秀な先生
はわざと間違いを黒板に書いて、注意喚起をしてから正解を書く、そのほうが正解を印象づけられる。
武蔵野北高校時代に教わった古典的な手法を使ったのだ。そんなことも分からないで、朝市はメコン川沿いにはない、
地理的条件が違っていると、わめく「輩」がいる。どうでもいいじゃないか?困ったものだ。
 ところで話は変わるが、「都痴事選」残念だったね。老婆心ながら言うが、取り巻きが悪すぎた。選対事務局長の何と言っ
たか、岩波の社員、狸熊谷伸一郎や選対本部長の代々木上原公子、アレでは保守陣営の権力主義、権威主義と変わらん、
代々木上原公子なんて、同じ法政の出身だけどスターリンの生まれ変わりじゃないのか。
でも落選の原因は宇都宮クン自身にある。前々回の選挙の時に、キミが「落とし前」を付けなかったから、後醍醐聡や
澤藤田統一郎など革新勢力の有識者がみんな手を引いたのだ。美しい日本の諺で「自業自得」っていうのだネ。
昔は、弁護士なのにケンジ~なんて駄洒落が受けたが、今ではキミも過去の人だネ~。


※村上春樹の旅エッセー「ラオスにいったい何があるというんですか?」をもとに、ルアンパバーンのガイドツアーを構想して書いたものです。